雀松向上委員会〜あしたのためのその44〜
10月4日水曜日、TORIIホールで行われた「雀松向上委員会〜あしたのためのその44〜」に行ってきました。
今日の午後、次の連休(10月7日、8日、9日)の落語会についてH氏と話していて、10月9日(月・体育の日)の「RGふたり会 其の5〜雀々☆仁智〜」に行こうかと話がまとまった。
で、難波が通勤経路のワタシが前売り券を買いに行くことになって、どうせなら、今日やっている雀松向上委員会にも行こうかとなったもの。
※ H氏は、「繁昌亭夜席〜第4回桂都んぼ独演会〜」に行きました。
開場時刻の6時30分頃にTORIIホールに着くと、すでに入場がはじまっているものの、長蛇の列。
受付には、桂 紅雀さんが。(あと、もう一人寄席でよく見かける女性。)
で、番組(パンフ)の番号は48番
始めに、桂 雀松さんの「雀松時遊本舗」と題した雑談〜長いマクラのようなものがあって、繁昌亭のお話(枝雀一門は上方落語協会には所属していないが、桂 南光さんが桂 坊枝さんの独演会にゲストとして出演したところ、翌日桂 三枝会長から南光さんあてに電話が入り、「出演ありがとう。何やったら枝雀一門会でもやってや。」との旨の話があったこと。)から「繁昌亭もこれからが正念場です。てんま分け目の戦い。」、国体での高校野球(早稲田実業が優勝したこと。)、日曜日には3000人の観客が入ったことから、「3000人やったらTORIIホールで独演会が30日連続でできる。」など。
で、落語会の開幕、はじめは、桂ひろばさんで、みかん屋。
ひろばさんはまだまだ若い人で、今日のように一話をまるまる聞くというのは初めて。
女の人の演じ方がよかったですね。
続いて、桂 雀松さんで、餅屋問答。
「昔も、今と同様ニートのような人間がいたらしく、先ほどのみかん屋、、、26にもなって遊んでいる男や動物園で虎になる男、、、昔はこんな男にも仕事をさせてやろうとする、町内の甚兵衛さんみたいなひとがいてたんですね。ニート追うものは一兎も得ず、といいますが、、。」
雀松さんの、「さらっとこなす感じ」が大好きです。
修行の成果か天性のものか、こうした話し方のできる人って少ないですよぉ。
桂つく枝さんの湯屋番。
つく枝さんの噺ではいつも大笑いのワタシですが、今日は大笑いの場所が少なかったです。
噺より、マクラの「年季明けの時に体重が3倍になっていた(そんなはずはないけど)」などで、笑ってました。
ここで中入り、、、と思いきや、またまた、雀松さんで替り目。
ちょっと会場内の雰囲気がだれてきたか。
隣のアベック(古い言い方)は手をにぎりあってるし。確かに会場はちょっと寒いけど。
雀松さん登場のとき、「あたまっちゃっん」のかけ声。いいタイミングです。
雀松さんの演じる酔っぱらい、いいですね。「犬はわんわん、ねこ、にゃあにゃあ、、、、ぞう、ぱぉ〜!」って。
かわいくて、こんな酔っぱらいなら夫婦喧嘩にもならないんでしょうね。
おかみさんを「おかあさん」って呼ぶのは、子供のいる夫婦なんでしょうが、ほのぼのとした夫婦の中のよさが伝わります。
おかみさんもかわいいし。
ホントいい雰囲気で、うちの嫁さんを思い出します。(!)
4話(と半分)の落語会はたっぷり2時間、中入りもなく、突っ走った最後には、ミニ抽選会。
番号48番のワタシには、文庫本カバーが当たりました。
次は、10月7日に天満天神繁昌亭で開催される「北区民ふれあい寄席 北区にまつわる上方落語セミナー」に当たったので、愛妻と行ってきます。
(完全版)初天神を桂枝三郎さんが演るそうです。たのしみ、たのしみ。
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