第40回露の会〜納涼怪談噺特集〜
開演が、18時45分と聞いていたので、余裕があるだろうと思い、TORII寄席に立ち寄り9月2日のTORII講談席の前売り券を買いに行く。
6時半頃にワッハに到着するが、すでに行列ができている。行列の前方にいるY氏を見つけ入場券をあわせて買ってもらう。
入場してみると、例の円い椅子にしか座れない。
開口一番は、露の團姫さんで、商売根問。
2005年の3月に團四郎さんに入門したばかりで、19歳、上方落語協会最年少。
明るく、はきはきとした、自称「吉永小百合」(泉ピン子かも。)
関西出身ではなく、関西弁ではないところが気になる。かも。
商売根問は、いつも聞く、「伊丹名物こぼれ梅」から始まるのではなく、八百屋や魚屋から始まるロングバージョン。(初めて聞きました。)
また、「がたろ」と呼ばず「カッパ」。
続いて、立花家千橘さんで、小衣草子(さごろもぞうし)。
ここからは、一応怪談話シリーズ。
次に、露の団六さんで、一眼国。
マクラで「甲子園では5万人もの観客が集まります。甲子園は高校生のクラブ活動の野球、いわば、クラブ活動の発表会。クラブ活動の発表会に、5万人が何日も、、、、、、、われわれ、プロですが。」
おおあわてで、舞台をつくりかえ、床机をしつらえる。
いよいよ、露の五郎兵衛さんの登場。チラシの種類によっては演目が「迷いの駕籠」になっているものと、「雨夜の傘」になっているものとがあるとの説明。
結局、今日は雨夜の傘。
村田どうあん(道庵?)という医者が、旅の侍(実は妹の夫)を殺し、妹の娘をだまして女郎屋へ売り飛ばし、妹をも人を使って殺させる、、、、、救いのない話やなぁ。
最初に旅の侍を殺した場所が、暗峠から東へ行った室の木峠。(現在、大和郡山市です。)
中入り
ロビーに煙草を吸いに出て、受付あたりに人がいたので、10月の立花家千橘さんの独演会のチケットがあるかどうか聞いてみる。
その若い兄ちゃんは「ちょっと、聞いてきます。」といって、楽屋へ。
戻ってきた兄ちゃんは、「すぐ来ます。」(何が来るのか、チケットが来るのか。)
しばし待つと、千橘さんご本人が。
チケットの手持ちがないので、自宅へ送ってくれるとのこと。いやいや、そこまでしてもらうなら、2階上のワッハの事務局へいきますわ。
で、ワッハ事務局で前売り券ゲット。
4階へ降りてくると、もうお囃子がなっている。
トリは、露の団四郎さん、真景累ヶ淵より累草紙 〜親知らずの場〜。
堀越よえもん(?)という武士が、宿屋で女の声に惚れ、夜這い、、、、、次の朝、顔を見てみると。
話としてはシンプルだけど、衣装の早替わりや、、、ネタバレするのでここまでにしときます。
今月も、今日でおしまい。
世間の夏休みモードも終わりです。
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