第354回NHK上方落語の会(15-089)
18:30 NHK大阪ホール
・桂 鯛蔵 つる
・桂 三扇 シルバーウェディングベル(桂三枝 作)
・笑福亭呂鶴 植木屋娘
中入り
・笑福亭鶴二 竹の水仙
・月亭八方 胴乱の幸助
職場のY氏が当選したので、ご招待。
今日は早くに落ち合えたので、結構いろんな話を外のベンチで。
やや早いかなと思いながらも、ちゃんとした椅子にも座りたいので入場。
Y氏と、次は誰の会に行くのかとか話すが、ワタシ、iPhoneに入力した予定は明日のことも覚えていない。
で、NHKホールって携帯電波を完璧に遮断しているのか、自分の予定もわからず。
(この間にメールやらメッセージやらが届いてたのは21時まで気づかない!
最初は鯛蔵さん。
今日の座席がかなり前方の右ウイング(?)、スピーカーからの音が右から、若干遅れて左後方から反射音。
目の前の鯛蔵さんから声が聞こえず、鯛蔵さんが喋ってる感じがしなくて何かカラオケのよう。(そういえば、文鹿さんのカラクゴボックスってはなしがありましたね。)
三扇さんでもまだ違和感を感じながら。
シルバーウエディングベルは80代男性と70代女性の結婚式の話。
内容は実にブラックなんやけど、あたりの、まさにその世代の人達はこの話で笑えるという、人生の実力者ばっかり。
さて、呂鶴さんの植木屋娘。
Y氏と「あのサゲはどういう意味か?」と話題になったのでネットでいろいろ調べてみました。
あるブログから。
【以前は、と言うより、松鶴師や文枝師のサゲは、住職に掛け合いますが、伝吉の答えは「商売が植木屋でございます。根はこしらえものかと存じます」と、言うサゲでした。
米朝師は、「むかし、夜店などで質(たち)の悪い商人から買った植木に根がなくて、すぐ枯れてしまったりするのがあったそうですが、これはちょっとひどいサゲで、伝吉という人間もこれで大変悪い男になってしまうし、この一篇の落語が実にあと味のよくないものになります。」
と言う理由で変えました。】
うーん。よくわかりました。
中入り後は鶴二さんの竹の水仙。
つい最近、全く同じ(たぶん)テキストの噺を聞きました。高野山のお坊さんへの対応が少し違うくらいで、そこはアレンジの範囲。
さて、誰だったか…。
トリ、八方さんは胴乱の幸助。
また、ここで小さなことが気になってしまった。
八方さんが(ご自身練習されているせいか、)浄瑠璃の言葉が変わってるのは仕方ないとして…(とは言え、「親じゃやわいな〜。」「ちぇ!」は聞きたかった。)
前段の、酒のましたろか?のところで「相対ゲンカや、出来レースや!」
レースって!
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