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カテゴリー「林家染左」の記事

2009.12.20

林家亭12月席~染左開発計画~「一人でやるぞ!忠臣蔵」(09-103)

ワッハ上方レッスンルーム 14:00
 ・露の団姫 大序(村芝居)
 ・林家染左 三段目(質屋芝居)、四段目(淀五郎)
 中入り
 ・林家染左 五段目

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寒空のした、中之島図書館へ予約のブツをとりに行くと、今日は休館日。
仕方なく、難波に戻ってケラケラでランチとビールをとって、ビックカメラでiPod Touchをチェック。

で、ワッハ上方へ。Y氏はまだだろうと受付で、「予約してます。もう一人はまだですが。」「もう、来られてますよ。」
Y氏は昨日は田辺寄席だったらしい。

で、まずは、露の團姫さん
明るい感じはいい。まだ23才だそう、何年もみてるような気がするけど。
演目は、五郎兵衛師匠直伝の「大序」。
ほとんどやる人がいないそうで、また、やる機会もすくないそう。
団姫三くらいの若手で、前座に出てきてなかなか難しいし、本人も言っていたが「学校寄席」ではとてもとても。
素人芝居で烏帽子に蜂の巣ができていたのを気づかず・・・という噺。聞いたことがあるかも。

で、ここから林家染左さん一人舞台。
まずは、質屋芝居。
さすがに芝居話はお手の物で、振り、見栄などがしっかりしているので、「わいの裃(かみしも)どないなってまんねん!」が冴える。
続く淀五郎も同様で、芝居話が流行ったときがあるのがよくわかる。
芝居を見てきたような気になれる。
ただ、今日のお客さんなら、「その気」で来てる人が多いはずなので、いちいち説明もいらなかったかも。
まあ、そこで笑いもとれるんやけど。

中入り後、ややゆったりした感じで五段目。
大序と同様、素人の芝居ばなし。
昔はこうした光景がホンマにあったんやろうなぁ。
寒い中、でかけた甲斐があった、充実の2時間でした。

2008.12.23

林家亭12月席~染左開発計画~〔08-118〕

ワッハ上方 レッスンルーム 14:00
 ・林家染吉 つる
 ・林家染左 ふぐ鍋
 ・桂 都んぼ あくびの稽古
 ・林家染左 うんつく酒
 中入り
 ・林家染左 掛取り

ワッハにむかう前に、大阪市立中央図書館へ。
道中、20日に「供用開始」(役所言葉ですね)された、浮庭橋へ。
カタチは(見にくいでしょうけど)斬新なカタチ、橋の途中に小さな公園があるみたいな。
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ただ、今の季節、まだ芝生は根付いてないし、・・・・・立ち入り禁止って・・・
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橋に穴が開いていて、ここから阪神タイガースが優勝したときの飛び込みができる・・・てなこともなく、道頓堀の川面が見られる。(黒〜い。)
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市民公募で決定したという「浮庭橋」
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で、ワッハへ。
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まずは、林家染吉さん
染吉さんは去年の夏に入門したばかりの2年生。
ちなみに「染吉」という名は林家染二さんの前名で、「200円で譲った。」そう。
演目は、入門して最初に習ったというつる。
マクラでは、ちょっと微妙な大阪弁やったけど、噺に入ると見事な口跡。
新人さんに「もっと表情が」とか、「ちょっと堅い」とか言うのもどうかともおもうけど、あえてそんな注文をしたいほど「そつ」のない高座。
目を閉じているとどこかの名人かもと思うような口調で、こんな言い方はどうかとも思うけど「妙に」うまい。
※超※期待の新人です。(といってもちょっと年は、いってはる)

続いて、林家染左さんが高座に上がると、後方からフラッシュがたかれる。
何かいなと思っていると、産経新聞の取材とのこと。来年1月15日あたりに震災○周年の特集記事で3日間連続の記事になるそう。
ただし、阪神版だけだそうで、そのエリアにお住まいの方は是非、エリア外の方は出かけていって買ってくださいとのことでした。
で、昨日、今日あたりからめっきり冷え込んできて・・・・・寒い季節は鍋に限る・・・・とふぐ鍋へ。
さすが、豆腐を食べて「はふはふはふ」の表情。

続いて、桂都んぼさん
落語の傍ら舞台もされていて、「芝居の練習は厳しい。相手を息をあわさないとあかんから。落語の練習は、ひとり歩いていてもできる。芝居は助け合える。落語は、たとえば誰かが受けなかったりすると、袖でヤッタって。」って稽古の話をマクラにふって、あくびの稽古。
あくびの師範は恐い感じで、東京弁。もともとこうやったっけか?都んぼさんのアレンジか。
続いて、林家染左さん、今度はワインレッドの着物(着物の色をいうのにワインレッドって)。
東の旅(発端)のカチャカチャを説明して。うんつく酒を。

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中入り後の染左さん、またまた年の瀬の噺で、掛け取り。
掛け取りを追い返すための「狂歌」や「けんか」は話術が基本で、「浄瑠璃」や「歌舞伎」は話術だけでなく、他の芸事との複合芸みたいなもんやから、難しいんでしょうねぇ。
でも、さすがの力量。
レッスンルームは演者との距離も近く、こうした噺はレッスンルームか上方亭に限りますね。
今日は、客層もよく、この間の島之内寄席とは全く違って、いい〜感じでおトク感満載でした。

2008.11.03

ふたかみ寄席『おとなのための 落語高座』〔08-093〕

ふたかみ寄席「おとなのための 落語高座」ふたかみ文化センター 市民ホール
 ・桂つく枝
 ・林家染左
 ・桂阿か枝

Kouza

まずは、女性の司会者が登場して、その後館長さんのご挨拶。
この間の「たかつ笑い亭」でも館長さんが登場していたが、観客から見ると全くありがたみのない、ただ早く終わってほしいだけのモノでしかない。

で、名びらには「解説」と書かれた状態で、桂つく枝さんが登場。
見台、膝隠しの説明と、東京都大阪との違い、上下を切るって話など。
小拍子の説明では東の旅(発端)の一部をさらっと。
今回は、第一回ということで、一回があれば二回、三回と続けられるよう・・・

で、落語としては最初に登場したのが、林家染左さん
「落語は、皆さんの頭の中のスクリーンに自由に描いていただく芸、お客さんの負担が大きい芸です。
今日、おもろなかったなぁと思ったら、半分は皆さんのせい・・・」
地口オチ、考えオチなどの説明をマクラに、道具屋を。

さてさて、またまた、名びらが「解説」に変わって、つく枝さんの登場。
今度はお囃子の解説を。
また、つく枝さん以外にも、大太鼓、しめ太鼓、あたり鉦、ドラ、拍子木、能笛、篠笛を携えた桂阿か枝さん、染左さん。
なんと、今日の3人は3人とも笛が吹けるそうで、「今日、大阪でやってる落語会では笛がありません。」まあ、それくらい少ないらしい。
続いて、林家和女さんも登場して、一番太鼓、二番太鼓を。
二番太鼓では、つく枝さんが笛、太鼓は阿か枝さん。締め太鼓は染左さん。

三味線がくわわって、今度はいろんな師匠方の出囃子を。
六代目松鶴、五代目文枝、米朝、三代目春團治から仁智さんのオクラホマミキサー、小枝さんのミッキーマウスマーチまで。
つく枝さん「小枝さんも落語やらはります。」で笑い。「ワタシ、この出囃子3回しか聞いたことが亡いですが。」

あと、お約束の風の音、雨の音、雪の音、池田の猪買の一部や、皿屋敷の一部など。

で、後半は、落語会。
阿か枝さん、小学校に行った話をマクラに、時うどんを。
二日目にいったうどん屋の主が、目をぱちくりさせるところなどおもしろい。
噺自体も面白いけど、よっく受けてました。

トリ、つく枝さん。
なんと、今日、落語会に行く前にiPodで桂文枝さんの崇徳院を聞いていたところに、今日の崇徳院。
オチは、割れても末に買わんとぞ思う。

「おとなのための落語高座」といっても、別段大人向けでもなく、「初心者のための」って雰囲気の落語会でした。
お客さんは、普段あまり落語を聞いていない感じで、あちらこちらでの大爆笑は会場を盛り上げてよかったですね。Dvc00008


2008.09.20

島之内寄席~九月席~〔08-076〕

島之内寄席~九月席~  ワッハホール14:00
 ・桂 三弥 真田小僧
 ・林家染左 胴斬り
 ・桂つく枝 宿替え
 ・笑福亭仁福 一人酒盛
 ・桂枝三郎 本能寺
 ・桂ざこば 狸の化寺

H氏とは「花◎花」終演後別れ、ワタシは図書館へ、H氏は散髪屋さんへ。
ワッハホールの開場時刻に到着するが、座っているのがしんどいため、うろうろチラシを探して歩く。
「んなあほな」の最新号を買って、ロビーで時間をつぶす。

開演前にY氏を発見。
ワタシは「だらっ」と座りたいので、最後部の席へ。
でも、ここでも隣に人がやってくる。ゆっくり座りたいのに。

まずは、桂 三弥さん
新人賞候補と書いてあるが、何でこの人が新人なん?
前回の桂壱之輔さんさんは確かに「新人枠」でうまくなったなあと書いたし、内輪の「反省会」でもそういう雰囲気やったけど、三弥さんはキャリアも違って、まだ「新人」?
ちょっと格上です。
子供の雰囲気もよかったし、ちょっと間がずれるところはあったけど、むしろ新人賞は取ってほしくない方ですね。

続く、林家染左さん
月亭八光さんと同期だそう。
演目の胴斬りも難なくさらっと演じてしまう器用な感じ。

続いて、桂つく枝さん
やっぱりかなりやせてきた。
襲名ばなしをすこしして、宿替え。
宿替えはいつもの、引っ越し後の釘打ちから「我を忘れます。」まで。
よどみなく、「うまいっ」って感じ。
わかっていても笑わされるところがある。

続いて、中トリ、笑福亭仁福さん
芸歴37年というプロ・・・・・が、「さっきのつく枝さん、うまいでっしゃろ。私の前に出られたら困りまんねん。」
演目は笑福亭のお家芸、一人酒盛。

中入りの間に、次回のチケットを買う。

中入り後、桂枝三郎さん
去年は「朝から落語会」によく行ってたけど今年はほとんど行かず、久々の枝三郎さん。
「芸達者」というか器用というか、幅広いネタと技をもってる人で、特に「朝から」では楽屋話や昔のお師匠さんの話など他では聞けない(いえない?)話をしてくれる。
今日は本能寺。
寄席では初めて聞くネタです。
巧みに下座さんとの絡みを見せつつ、指先で役者の動きを表したり、、、。
島之内寄席、一回に一席くらい芝居噺をいれるようにしたらと思います。

トリ、桂ざこばさん
この間、紅梅亭では首提灯を聞かせてもらいましたが、さてさて。
で、狸の化け寺。
(天女の)踊りの場面では、「わし、こんなん嫌いでんねん。」といいつつ、全体としては仕上がってました。
途中、「草刈って臭かった」とか、「本堂(本当?)」ってだじゃれをいれたり。
ざこばさんがそんなことをするってギャップが楽しい。

終演後、Y氏は図書館へ。
H氏と情熱ホルモンへ。
あ〜、酔っぱらった。

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島之内寄席の終演は16時30分くらいでしたが、その後、桂あやめささんの会、「カンガロー寄席vol.2〜ガールズ一門〜」(出演:あやめ「船弁慶」「コンパ大作戦」さろめ「開口一番」。三味線・林家和女)があるのを忘れてました。
これに行ってたら、船弁慶の続きが聞けたのに〜、残念。

2008.04.12

第356回もとまち寄席 恋雅亭~開席30周年特別記念公演~昼の部〔08ー021〕

神戸まではちょっと遠いし、なかなか足が向かわなかった「もとまち寄席 恋雅亭」。
開席30周年特別記念公演ときいて、Y氏が「30周年やで、チケット買っとこか?買っとこか?」と仰るので、つい、お供に出かけることになった。

JR元町から商店街を西へ約5分の凬月堂ホール。
初めてやったけど、地下にあるねんや。

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地下2階のホール前受付でチケットを渡す。
と,「祝 恋雅亭開席30周年 株式会社神戸凮月堂」とかかれたプティゴーフルを記念品としていただける。

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会場の中頃左側にY氏と奥さん。
一応ご挨拶をして、とってもらっていた席に着く。

今日は、桂阿か枝さんが急遽欠場のため、林家染左さんの代演となっている。
右の席のちょっとうるさいおっさんを尻目に、例の演目当て。
Y氏が「子ほめ、転宅、野崎参り、あくび指南、手水廻し、辻占茶屋」
ワタシが「軽業、おごろもち、親子酒、茶の湯、隣の桜、猿後家」
さてさて。

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まずは、林家染左さん
米揚げ笊。ワタシの好きなフレーズ「梅田のステンショもあげなはれ。」がなくちょっと寂しい。
(右のおっさんは、最初に「そやそや〜。」ってかけ声をかけていたが、後は居眠り。)

続いて、笑福亭三喬さん
喬若の結婚の話題から、仲人の話、、、昔、桂三枝さんが結婚したときの仲人、桂文枝さんの話をマクラに。
(こ〜んにちわ〜。のモノまね付きで、「池田カトリック教会」を「池田カントリークラブ」と間違えた話など。)
「この人が出ると、泥棒の噺」って決めつけてしまっているY氏とワタシだが、演目は家見舞。
どうも、元芸妓がお店を開いた時の開店祝いの壺は「祝いの壺」で、兄貴の引っ越しの時は「家見舞」というみたい。

続いて、桂 春駒さん、持参金。
「金は天下の回りもんや。」
春駒さんは平成6年から、この「もとまち寄席恋雅亭」のプロデュースをされていて、いわば主催者。
寄席全体の流れもこの人にかかっている。(今日の演者の並びには、ごっつ、疑問あるけど。)
この頃になると、右のおっさん、半分以上起きている様子。
なんだか、ごそごそやっている。

続いて、桂 南光さん
最初にカラオケのマクラ、これで「茶の湯」はなくなった。
まだ、あくび指南にはつながらなくもない。けど、結局素人浄瑠璃。
浄瑠璃好きの玉子屋が旦さんの浄瑠璃を聞いて倒れ、胸から浄瑠璃の固まりが出てきたってところまで。

中入り。
ホールの後ろの方ではコーヒーやジュースを売りに来ていて、その横では「ご自由にお取りください。」とかかれた「上方落語家系図」

中入り後は、桂 雀々さんから。
例のマクラ、台湾の人たちの観光のバスの余興、食べる様子だけ、、、っていうのん。
もう、このマクラいやです。
ただ、聞き飽きただけでなく、台湾の人の言葉をからかっているようで、不愉快になってくる。
まだ、弟子時代の桂春団治さんの電話の話なんかのほうがおもしろい。
演目は、鶴満寺。
これも、ちょっと飽きてきたかも。
それより、トリ前(もたれ)にこういう展開はどうなん?長いし。

さてさて、爆笑はあったけど、落ち着いていない場内をどうこなしていくのか。
トリに登場した、林家染丸さん
登場前のお茶子さんがお茶を運ぶ一手間で、ちょっと落ち着く会場。

プログラムにも書かれてあった、第一回の出演者のうち、現在落語をやっているのは染丸さんお一人だそう。
他は廃業したり、亡くなったり、行方不明だったり、、、、。
で、ゆっくりと三十石へ。
お女中(だと思っていた)女の大阪の家に上がり込んで酒を飲む話や、「小倉屋の鬢付け油買うてきてな〜。」の部分はカットして、でも、隣の船の船頭(染左さん)との絡みはあって、「これからは若いモンに頑張ってもらわにゃあかん。」
最後には、しっとりと締めくくってくれ、「ああ、ええ落語会やったなぁ。」とほっとして帰途につきました。
(2時間半くらいかかったけど。)


そうそう、ゴーフルもいっぱい買って帰りました。

2007.08.26

第12回さざんか寄席〔07-080〕

嫁はんと一緒に、大和高田市さざんかホール小ホールへ。
奈良での落語会には、できるだけ嫁はんと一緒に行くようにしている。
落語が楽しいと思ってくれれば、ワタシの単独行も大目に見てもらえるから?

まずは、笑福亭松五さん
ミクシィのプロフィールには、「見た目若者、声おっさん、中身老人、笑福亭松五です。」って書かれてある。
このホールには、師匠のお手伝いで何度か来ているが、舞台は初めてとのこと。
最初、眼鏡をかけて登場したので、今日のところは「見た目もけっこう、、、。」だった。
演目は、大安売り、時間の関係かちょっと短めのバージョン。
マイクの関係か、ちょっと声が割れていた。
このホールの規模に松五さんの声量ならマイクなんかいらないんじゃないだろか。

続いて、大和高田出身という桂しん吉さん
(生まれは大和高田ではないそう。)
なんと、10年くらい前には、この落語会の客席で舞台の林家染丸さんを見ていたそう。
「10年でこんなに立派な噺家になりました。」って。
演目は、鷺取り。
「一人助かって、四人死ぬ」オチ。

中トリに登場した、笑福亭松枝さん
昨年も松枝さんが出てらしたので、実質的主任か。
上方落語協会副会長の呼び方(まともな方の副会長、賢い方の副会長、ちょっとはましな副会長)や、自身の役職のお話をマクラに。
演目は、悋気の独楽。

中入り後、林家染左さん
演目は遊山船。
「あれが舞子、板場、あれは仲居や。」
「ああ、世界陸上やってる、、、」
「それは長居や。」

トリ、林家染丸さん
演目は、寝床。
ワタシは、この話のポイントは、「怒ってしまった浄瑠璃好きの旦那さんの機嫌が直っていくところ」だとおもってますが、さすが、染丸さん、いい感じです。
ところどころ、ニヤッと笑って見せたりして。

叱られた奉公人が「私さえ浄瑠璃を聞けば丸く収まるんでしょう。私の大和高田の実家には兄がいて、私ははどうなってもいい身、、、、」って。
大和高田の人はこういう話だと思ってしまったりして。

(十七さん、今日も行ってきましたよ。)




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2007.08.05

池田で亥会〔07-073〕

太鼓が響き、「池田銀行」とかかれた緞帳があがっていく。
そこには、11人の亥年の、、、、、男ばっかり。
右から、桂阿か枝、桂 吉弥、桂三之助、桂よね吉、桂歌之助、桂まん我、笑福亭由瓶、桂 三金、桂 三弥、林家染左、桂 紅雀がそれぞれ黒紋付きで、厳かに、そう、まるで小学2年生の読書感想文のように口上を。

(1)さてさて、最初は、チケットの隅っこに小さく書かれていた、桂佐ん吉さんの登場。
「皆さん、気づかれましたか、小さい字で書かれていたのを。実は、私も亥年生まれなんです。一回り下の。」
マクラも短めに、演目は、いらち俥。
頼りない車夫が柔らかく表現されていて、好きです。こういうの。
客が後ろへ倒れてしまったり。

(2)二番手、桂阿か枝さん
演目は竹の水仙で、以前、聞いたことがあると思うけど、佐ん吉さんを除けば実質トップバッターで。こうしたしっとりした噺を聞かせてくれるのはありがたい。
会全体が引き締まるような気がする。

(3)三番手、桂 吉弥さん
ちりとてちん出演とビリーズブートキャンプのネタから、肝つぶし。
ちょっと、構成的にどう?

(4)四番手、桂三ノ助さん
「肝つぶし」をやるのは知ってたけど、ネタがかぶるとは、、で、天狗裁き。
あれはこの間と同じ「着物」か。
ちょっと、大阪弁じゃないところが気になる。う〜ん、気になると気になる。

中入り

(5)一度目の中入り後、やや雰囲気が変わったところで、桂よね吉さん
「今日のMVPは阿か枝さんですよ。みんな落語家だから何かと受けようとして、会議がえんえん長引いてしまう。ところが阿か枝さんにかかると「はい、面白いですね、それでは次に、、、、」って引き戻してしまう。」
演目は、皿屋敷。やっと夏らしくなってきた。
旅で恥をかいたところはカットして、短くまとめている。
今日は6時間あるはずやのに。
「お菊さんせんべい、10枚入り実は9枚しか入っていない。」「ポンポン、ポンポン言わんかてええやろっ。そんな男一番嫌い。」など、よね吉さん独自の言葉がいっぱいあって、楽しい。

(6)さてさて、会場の多くの女性ファンお待ちかねの桂歌之助さんの登場。
演目は、つぼ算やけど、こちらも前段の「買い物上手のコツ」みたいなところがカット。
皆さん、そんなに短くしていると、7時まで持ちませんよ。

(7)続いて、芸歴的には一番短い桂まん我さん。(多分、実力的にはベスト5には入っているが。)
「皆さんは生き証人です。むかし、亥会という落語会があって、、、というときには。そう言うときのためにもがんばらねば。今日は非常にいい天気で、外はうだるような暑さです。でも、春の噺を、、、、」って桜ノ宮を。

(8)八番手、笑福亭由瓶さん
出てくるなり、「さっきのまん我、嫌いやねん。2年後輩のくせに、うまいし、金持ってるし、、、。お金貯めて買いに行った帯屋さんで、「まん我さんが3本買って行かれましたっ。」って。俺、やっと1本買うただけやのに。」
(ここで袖からまん我さん登場し、「いい着物ですやん。」。由瓶さん「袴なんか着やがってっ。」)
演目は、はてなの茶碗。
いつも、由瓶さんの「言葉」が気になるって書いてるけど、今日は、、、、今日も。
油屋さんは丹波出身ってことに設定から変えてしもたけど、茶金さんは京都弁でしょ。

中入り

(9)二度目の中入り後、桂 三金さんの登場。
「着物がどうの、帯がどうのと言ってましたが、私はポリエステルです。まあまあ、収入はあるんです。あるんですが、つい、食費の方に回してしまって。」
マクラで面白い「デブも環境に優しい」ネタが5連発くらいあったんですが、ひとつだけばらします。
「ハアハア息苦しそうですが、寝てるときには無呼吸です。」
演目は、鯛。
なんで、こんなに何度も聞いた話(CDとかも含めて)で、こんなに笑ってしまうのか。
やっぱ、うまいなぁ。

(10)続いて、桂 三弥さん読書の時間。
最近聞いたネタ。三弥さん、押しの強さはないけど、いいいい感じです。今度は古典も聞いてみたいですね。

(11)続いて、林家染左さん
「ここまでみんな一生懸命やってきて、肩もこってるでしょうから、軽いお話を。」で、写真の仇討ち。
おまけに、舞を。(奴さん)

(12)さてさて、時刻も5時30分。
トリ登場した、桂 紅雀さん
「チラシには終演予定7時とありましたが、私は1時間半もようしゃべりません。○○さんならしゃべるでしょうが。せっかくの池田ということで、池田の猪買いを。」
と言ったところで、会場は大拍手。
山猟師の六太夫さんの子供「いの」って「いのすけ」やったって初めて知りました。

会全体で、6時間ちょうど。皆さんお疲れ様でした。

で、ここからまた、お疲れ。
同行したH氏と梅田のお好み焼き屋さんで反省会とベスト・オブ「亥会」などぐたぐた。
結局ベスト3には、まん我さん、三金さん、紅雀さん。
あと、よね吉さん、歌之助さん、阿か枝さんもよかったよなぁって、梅田の夜は更けていく。


【おまけ】
実は、せっかくの池田ということで、朝から「池田落語ミュージアム」にも足をのばしてきました。
写真を一杯撮ったので、またまた、後日、追記します。
このブログの性格上、ここに追加しますんで、よろしければ、また8月5日のところをご覧下さい。

明日は、花菱の会に行く予定ですので、写真の追加はちょっと後になります。




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2007.07.08

第14回三人寄れば何とかなる会〔07-064〕

大阪地方の梅雨はどこかへ行ってしまったかのようなお天気の高津の富亭。
高津の富亭入り口には、蚊取り線香が焚かれ、桂壱之輔さん桂阿か枝さん、それに見たことのない、着物を着た若い人が受付を。

前列から3番目あたりには、いわゆる常連さん達が、常連話題を話している。
昨日の快楽亭ブラックさんとは明らかに異なる客層。
とくに、女性比率が50パーセントを超えているのではないかと思えるほど、特に若い女性が多い。

まずは、桂三四郎さん、煮売屋。「叩き」をもって登場。
「大阪の気の合うた二人連れ、お伊勢参りでもしょうやないかと、、、」と、煮売屋。
「どぜう汁」を最初から「どじょうけ」と読むなど、いろいろなやり方があるモンですね。
「へぇぇ、(け)や無うて、汁か。初めて知る。」
いつものマクラ、もう飽きてるんで、今度は別のんをお願いします。

お茶子さんに、受付にいた青年が。
次に、桂阿か枝さん、金明竹
出演者の皆さん、「三人寄れば何とかなる会」での記録的な入場者数に驚いていた様子。
阿か枝さん「この間、桂 紅雀さんとの勉強会でも大入りで、、、」って。この間のマクラをちょっと発展させたかたちのマクラで。
阿か枝さん、「大阪の噺で」って仰ってましたが、他の方で聞いたことがありません。

続いて、桂壱之輔さんの登場。
登場いきなり、「落語ブームですねぇ。」って、人ごとのように。
これまでの「三人寄れば何とかなる会」の入場者の最少記録は7人、今日は約40人。
先ほどからお茶子をやっているのは、実は桂春之輔さんの2番弟子、桂咲之輔さんとのこと。
これで、壱之輔さん春之輔一門の「筆頭弟子」だそうです。
演目は皿屋敷。
皿屋敷といえば、大師匠、桂春團治さんの十八番。
きっと大師匠につけてもらったんでしょう。でも、「春團治さんなら、ここはもっとぞっとするのに。」とか思ってしまうので、ちょっと不利か。
でも、歩き方はよかったですねぇ。すわったままの姿勢で歩いてるように見せる、時には早足だったり、怖がりながらとぼとぼ歩きだったり。
熱演はいいんですが、あまりに汗びっしょり。

トリに登場、林家染左さん
今回は「田舎」がテーマで、皆さん故郷の話や大学時代の話をされてたんですが、染左さん、実家の話をするのに二度目の結婚であることまで、ついつい話してしまう。
演目は、猫の忠信。
話の展開がこれまで聞いたモノとちょっと違っていたのと、サゲぎりぎりまで羽織を脱がなかったり、いろいろなバージョンがあるんですね。

次回の告知はありませんでしたが、是非、もう一度行きたい会です。
とはいうものの、小さい座布団で足はしびれるし、腰は痛いし。体調を整えないとちょっとしんどい。

明日は、当選者の代理で行く「城北にぎわい亭」。
Y氏、H氏、A氏と同行の予定です。

2007.04.06

第1回染丸ワイワイ一座〜寄席囃子の魅力〜〔07-029〕

Y氏は4月6日には行けないことを覚悟で通し券を買っていたため、おこぼれに預かった「第1回染丸ワイワイ一座」。
今日は、寄席囃子の魅力の魅力と題して、はめものの入った落語や寄席囃子の講座などがある。

まずは、「染丸のおもしろ落語講座その一」
お囃子もなしに林家染丸さんの登場、舞台には大太鼓やドラなどが見える。
なるほど、舞台に道具があるのでお囃子は鳴らせないのか。

まずは、お囃子の説明から。
上方と東京との落語の成立の違いからお囃子のある・なしが決まってきていて、大道芸から発達した上方ではお囃子を使うが、東京では使わなかったとのこと。
戦後、東京でもお囃子を使うようになったのは吉本興業の東京進出のおかげなんやって。

説明が終わり実演へ。
大阪では、落語家に入門すると太鼓などはみんなが練習する。
その中で、興味を持った者は三味線なども勉強する。どうしても好きな者と嫌いな者がいる。
今日は、林家でも(お囃子の)嫌いな者は家で寝ていて、好きな者を連れてきたとのこと。

で、舞台に林家染左さん林家市楼さんが登場。

大太鼓、締太鼓、カンカラ、おけ胴、、、、、の紹介。
市楼さんがドラをたたくと、「これがほんまのドラ息子。」って。
一番太鼓や二番太鼓(着到-ちゃくとう)の演奏があり、三味線の山澤由江さん脇阪新子さんが登場したところで、石段。
(山澤さんは笑福亭仁勇さんの奥さんで、共稼ぎとのこと。)

ここから、出囃子演奏会。まずは、「石段」。
染丸さん、「前座さんが石段を上がるように出世することを願って、、、、というのは後からつけた話で、多分、三味線の方は多分そんなこと思ってまへんわ。」

続いて、「あんば」。
もともと、上方にも前座、二つ目、真打ちって制度があって、「あんば」は二つ目くらいの人の使う出囃子とのこと。

次に、カンカラをつかう「じんじろ」に続き、「おかねざらし」。
笑福亭松枝さんの出囃子「早船」、義太夫からとった桂春團治さんの「野崎」、六代目笑福亭松鶴さんの使っていた「船行き」、桂 米朝さんの「鞨鼓」、桂 文枝さんの「廓丹前」のあと、観客からのリクエスト。
リクエストでは、「○○さんの出囃子を」って声はなく、皆さん、「桂 枝雀さんのひるまま」だとか、「笑福亭仁鶴さんのだんじり」、「露の五郎兵衛さんの勧進帳」って詳しい人ばかり。
最後のリクエストが図ったように「正札付」(染丸さんの出囃子)
これは、東京の三遊亭圓生(六代目)さんが使っていた出囃子で、芸でも影響を受けているという染丸さんが、四代目を襲名したときから使っているとのこと。

続いて、効果音特集。
まずは、市楼さんの「その道中の陽気なことぉ〜」に続いて、「扇蝶(おうぎちょう)」。
続いて、「や、うんとしょいっ!」で、「櫓唄(ろうた)」
次にプログラムでは「負けない節」ってなっていたが、後半の落語「隣の桜」でよく使われるので「御所のお庭」に変更。
お寺で使われるドラの入った「禅」、七度狐で使われる「すごき」、「雪」。

ここで、林家染二さんの登場。
同じ音でも、落語によって暑さ寒さを表現するという意味で、池田の猪買いと幽霊のお菊を演じる。

で、ここからが圧巻。
今のところ、舞台には下手から市楼さん、染左さん、染丸さん、中央の座布団の上に染二さん、上手には三味線の山澤さん、脇坂さんの6人がいる。
このままで、軽業講釈を始めるとのこと。

落語なら、講釈小屋と隣の軽業小屋との話のはずが、ひとつの舞台に、それも講釈師である染二さんを囲むようにして鳴り物があるわけで、もう、オーケストラをバックにした講釈師状態。

中入り

そういえば、先ほどまで笛を担当していた染左さん、「前半は笛を吹いていて、酸欠、フラフラ。やっとここでいっぷくできます。」
演目は隣の桜。
桜のある家は「大橋さん」

トリ、染丸さん。
60近いお年で(失礼)中腰での踊り、歩き、よっぽど鍛錬してはるんでしょうねぇ。さすがの一言。

今日は染丸ワールドというか、林家の実力というか、そんなものを感じさせてもらった一日でした。
また、お客さんに女性が多くて何となく明るく、へんなタイミングで笑う人も少なくて、い〜い感じでした。

2007.04.01

〜卯月吉例 林家一門会〜〔07-028〕

昨日に引き続いてY氏と同行。

まずは、林家笑丸さんの「開口一番」は松山鏡。
「あの短いの?」と仰った方、正解です。
ワタシは、この後に何か「普通の」落語があるもんだと思って、拍手するタイミングを失いました。

続いて、林家染左さんの登場だが、見たことがない坊主頭・着物姿が座布団を返し、名ビラをめくっている。
林家一門であんな子いたかな?後で、調べよっと思ってました。

染左さん、「噺家は正味実働20分で、時間があるものですからお酒をよく飲みます。また、バクチをする人も多いようで、、」ネタは看板の一。
「おやっさん」が凄むあたりの描写がよかったですね。

次に、林家花丸さん
子供の頃、そろばんを習っていて、、、って話から、あくびの稽古へ。
「微笑流うりゃせん家」「寄席のあくび」「ガオー」って笑いどころをちりばめて。

染左さんも、花丸さんもマクラからネタにスムーズに入っていく。

中入り。
正直、曲芸なんて見たいとは思っていなかったけど。

で、豊来家一輝さん
最初、傘の曲って、あの(透けている)傘でボールや枡を回すやつ。ん〜、大阪にもこんな人いたんやってくらいの思い。
続いて、一つ鞠の曲、鞠とバチのジャグリング、「おおっすげっ」て感じ。
最後は土瓶の曲。
いっぺん見てみてください。驚き、感動モン、両手が痛いくらいの拍手。

帰ってきて調べてみると、豊来家一輝さんのお師匠さんは、豊来家幸治さんという方で、、、、、
まあそんなことより、ホームページを見てみてください。

さてさて、林家染二さんの登場。
何か薄い紙袋を持っての登場。
色紙でもプレゼントかと思っていたが、何と、先ほどの坊主頭の子(島井君)は見習い弟子で、今日4月1日でもあり、正式に弟子にするとのこと。
その場で島井君を舞台に上げ伝える。島井君は全然予想もしていなかった様子で、ぽかんとしている。
先ほどの紙袋には、名前は林家央二とするとの林家染丸さんの認可状が。
すごいサプライズで、拍手喝采。
もう、今日は手が腫れそう。
染二さん「こういう場に居合わせたと言うことは、みなさん、央二の暖かく見守っていく責任があります。」
あわせて、「4月29日には林家央二の初舞台になるので、是非、ご来場を。終了後入り口付近で売っております。」(笑)

ちょっと感動してたので、エイプリルフールでしたってなことにはせんといてね。
ネタは質屋芝居。

最後に、林家染丸さんの猿後家。
昨日の桂 雀々さんとは全くちがう、オーソドックスなもの。
やはり落ち着いて聞けました。(雀々さんとは上下もだいぶ違ってたけど、流儀?)

今日はいろいろ感動感激したいい一日でした。

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