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カテゴリー「林家市楼」の記事

2009.12.18

第3回繁昌亭deハナシをノベル!(09-101)

天満天神繁昌亭 18:00
 ・林家市楼 看板の一
 ・月亭八天 やっぱりエコが好き(我孫子武丸作)
 ・桂 三扇 転失気
 ・月亭八天 うばすて村(田中啓文作)
 中入り
 ・田中啓文さん、我孫子武丸さん、牧野修さん、田中哲弥さん、北野勇作さんトーク
 ・月亭八天 がしんじょ長屋(牧野修作)

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いやあ、101回です。
まずは、林家市楼さん
「お楽しみの多いところ、落語会へと・・・・昔から、さんだらぼんのう(→三道楽煩悩→飲む・打つ・買う)と言いまして、博打は一番の・・・」と看板の一へ。
最近の市楼さん、話し方に強弱というか押し引きというかがあって、非常に聞きやすい。
以前はもっと一本調子で、どちらかというと押しつけがましい感があったけど。

続いて、月亭八天さんで、やっぱりエコが好き。
う〜ん。面白くなかった。
マクラのあたりはよかったんやけど。

続いて、桂 三扇さん、転失気。
女性には、子供の出てくる話、あいますよね。

月亭八天さん、うばすて村。
ある地方で、65才になると老人は山に捨てられてしまうことになっていて、為五郎が捨てられてしまう。
不憫に思った息子、吾作が一年後掟を破って山に忍び込むと・・・
(お山ブランドの小麦、パン、葡萄、ワイン。チーズ、シチュー、陽明門→凱旋門、五重の塔→エッフェル塔、トレビの泉、しゃちほこ→マーライオン)

中入り後には、ハナノベの作者さんたちのトーク。
左から、我孫子武丸さん、牧野修さん、田中哲弥さん、北野勇作さん、司会者的に田中啓文さんが座布団に座り、その右側には座布団だけが2枚。
「3年半、ハナノベをやってきていえることは、小佐田定雄は偉いな。」
ラスト間際、空いていた座布団には、三扇さん、市楼さんが着席。
市楼さんは、明日、12月19日が入門記念日だそう。

トリ、月亭八天さん、がしんじょ長屋。
聞いたことがあるネタだったけど、導入部分のマクラで「想像の芸」であることを扇子一本の箸(うどんから餅)、みたらし団子、筆、釣り竿、手鏡、徳利の七変化(キセルもあったっけ?)で魅せ、「演者も客も見たことのないものを表現する」という「がしんじょ長屋」を。
着物を徐々に脱いで、最後は襦袢だけで、毛氈にくるまれて「でんでろでろでろ」。
う〜む。どう感想を言うべきか・・・・・。
まあ、一度聞いて(見て)みてください。

2009.04.18

第三回繁昌亭大賞受賞者の会(09-035)

ワッハ上方 14:00
 ・開口一番 林家市楼 看板のピン
 ・桂 吉坊 宿屋町(輝き賞/新人賞候補)
 ・桂 三金 デブのお肉に恋してる(創作賞)
 ・笑福亭銀瓶 寝床(奨励賞)
 中入り
 ・桂 文華 閑所板(爆笑賞)
 ・桂 吉弥 親子茶屋(大賞)

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まずは、林家市楼さん、「トップバッター、イチロウです。あちらは年間200本以上のヒット、こちらの市楼は年間200日以上の休日。」
博打話をマクラに、看板のピンを。
林家の流れか、「東京のおやっさん」、ワタシはどうも好きになれないけど。
さすがの体格で、いい声がでてますねぇ。

続いて、今日のお目当てその1、桂 吉坊さん
輝き賞って微妙で、きらめき賞?とか、新人賞みたいな?とか。
演目は宿屋町で、女子衆の「けつ」のあたりでは、「ここらは師匠に習うたとおり」。確か、吉朝さんもそういってたので、「師匠のならった師匠のとおり」か。
「こうしたおなごでも色気があって」には、ホンマか!とつっこみつつ、「師匠に習ったとおりに」って。
足を洗ってもらっていて、「泣くな〜!」って。吹き出しますね。
「はもが、骨で骨で・・・」のあたりまでで、「宿屋町の半ばでございます。」
ちょっと欲求不満かも。

続いて、今日のお目当て、その2の桂 三金さん
天満宮で妊婦さんが娘を連れてお参りに来ていて、私もお参りしようとしてたらその女の子が指を指している・・・・・妊婦と間違えられて・・・
飛行機では重さの配分から席を変わらされたり、テーブルがおなかにつかえて出ないこともあるって、膝隠しをテーブルに見立てて見たりの「デブねたマクラ」を連発。
飛行機の話題では、「Chicken or beef?」「Both」には笑った。
どこまでがマクラでどこからがネタかというような中身で、デブのお肉に恋してるを。

続いて、今日のお目当て、その3、笑福亭銀瓶さん
嫌われる上司のカラオケは、熱唱型ということやけど、どこがあかんねん。と、「稽古不足を幕は待〜たない、恋はいつでも初舞台。」とか、谷村新司の群青とか、さわりを「熱唱」。
昔でいうなら、浄瑠璃で、、、と寝床を。
ご料さん「朝からカラスが家の周りに飛んでるけど、何か。」
時間配分を勘案しつつ、コンパクトにラストまで。

中入り後、今日のお目当てその4、桂 文華さん
いろいろな方言をマクラに、というかマクラの方が長いくらい。
演目は閑所板、なるほど。
「さすが、大阪じゃ、閑所板にコマがついとる。」

さてさて、大賞の桂 吉弥さん、米朝さんが「だんだん」で寝たきり老人の役をやったのが体調を崩した原因やった、から、米朝話題をいくつか。
で、米朝、米団治親子を想像しつつ聞いてください、と親子茶屋を。
「高津の黒焼き屋にも売れん」のくだりで、1月前ほどのテレビで吉弥さんが住吉大社や高津宮にいったことがないって言ってたのを思いだす。
狐釣りの手の動きも親子の差がないし、声色だけで差をつけている感じ。
オチは、原型は「必ず博打はならんぞ。」で最近は「必ず」を「決して」に変えている人が多いみたい。
吉弥さんは「博打だけはせんように。」
このあたり、ワタシ、すっごい違和感が残る。

歯医者に行くというY氏と別れ、3階で本を立ち読み。
なんと、『桂吉坊がきく藝』が既に発売されている。
4月28日の『桂吉坊がきく藝』発売記念落語会でついてくる本なので、今買うわけにはいかないが、立川談志さんのところだけ立ち読み。

2008.09.25

天神寄席〔08-080〕

天満天神繁昌亭 18:30
 ・林家市楼  つる
 ・林家染弥  河豚鍋
 ・露の団六  片棒
 ・月亭八方  軒付け
 中入り
 ・桂 米平  立体紙芝居
 ・桂春團治  祝いのし


一度、職場のMさんを落語に連れて行こうという企画での今日の落語会。
あいにく、Mさんが行けなくなり、H氏も行けなくなるなど「前売り券はどうなるのか?」って話になりつつも、結局、ワタシ、Y氏、F氏、(別の)M氏の4人で行く。

まずは、林家市楼さんで、つる。
前座で出てくるには落ち着きたっぷり。
一回、長い話も聞いてみたいモンだと思わせてくれる。
ちょっと若さがなくなって来てるってこと?

続く林家染弥さん、グルメブームって話から河豚鍋。
(いま、グルメブームなん?)
染弥さん、うめだ花月の舞台より、繁昌亭の舞台の方が「映える」。
また、最前列に熱狂的なファンがいてはって、拍手の的に必死になってて、、、。そんなに叩かいでもって思いますね。
「(河豚は)一流の料理屋から届いたから絶対大丈夫。」
「どこですか。」
「船場吉兆」

続いて、露の団六さん、軽〜い語りで、片棒を。
ぼそっとしたしゃべりが楽しかった。
金持ちの名前は、「やみのかねきち」

中トリに登場した、月亭八方さん、さてさて何を?と思っていたら、軒付けを。
浄瑠璃は結構練習しているのか。
別にプロの浄瑠璃語りではない、ちまたで流行っている浄瑠璃のマニアってくらいの感じがよく出てて、いい感じです。

中入り後、桂 米平さん、立体紙芝居。
思ってたより、おもしろかった。

トリ、桂春團治さん
演目は、祝いのし。
時間の関係か、先に20円借金していて、尾頭を買いに行くところから。
「のし」のいろいろ、わらびのし(貝のむきかけ)、、、、もなく、短いバージョン。

で、予定通り、さくら水産。
行けなかったH氏も合流して5人での飲み会。
お疲れ様でした。

2008.08.07

第34回つくしんぼ落語会〔08ー060〕

第34回つくしんぼ落語会 19:00 ワッハ上方4階上方亭
 ・林家市楼 道具屋
 ・桂つく枝 ろくろっ首
 ・林家染弥 (癪の合薬→)茗荷宿
 ・桂つく枝 青菜

昨日に続いて、Y氏のご相伴。
というのも、前回のつくしんぼでY氏が招待券を2枚ゲットしていたため。

席取りに6時頃から並ぶが、結構な行列。
何とか、遅れてくるH氏の分も席をゲット。

まずは、林家市楼さん
演目は道具屋。
何か落ち着いてきた?
でも、それが新鮮さをなくすことにならないようにって思います。
(市楼さん新鮮じゃないってことじゃありません。)
道具屋、それこそ今まで何十回も聞いてる噺ですが、「しょんべん」の説明は今日初めて。
ちょっと、目線が高いような気がしますが、笛を手に取った様子がすごくよかった。
指の抜けなくなった笛が見えるよう。

続いて、桂つく枝さん
照れくさくて、襲名の話は今まで舞台ではしたことがなかった・・・・・との前置きをして襲名話題。
一門のウルトラ3兄弟(三枝、きん枝、文珍)に勧められ、来年文三を襲名することになった。

ダイエットは、順調に進み、長い時間座っていてもしびれが切れなくなった。
(これまで、足のしびれから、意味もなく立ち上がる様をすることがあった。)

今日は、夏の噺で、みなさんいやと言うほどきいてはると思いますが、自身なかなかやる機会がないのでつきあってくださいってことで、演目は、ろくろっ首と青菜。
まずは、ろくろっ首。
やっぱり、声、高い。
オチは「蚊帳つってると、首の出入りに蚊が入ってしょうががおまへん。」

続いて、林家染弥さん
つく枝さん、3年先輩で、師匠染丸と仲がいい。
稽古をつけてもらいに来て、カレーライスをうまいうまいと食べる。
「こんなうまいカレー、初めてですわ。」ってバーモントカレーを。

この落語会はネタ帳がなくこれまで誰が何をやってきたのかわからないので、演目に困る。
で、ちょっと珍しい噺を・・・
で、癪の合薬を掛けかけたが、供の持っている弁当を「やかん」と言ってしまったものだから大変。
この言い間違いはオチに響くと考えたのか、演目の変更。
(冷静に考えると、ああ、今日は忘れたんかいな。で済みそうやけど。)
でも同じく珍しい、茗荷宿に。

トリに登場した桂つく枝さん。青菜を。
女将さんは、「このアンケラソー」「腸チビス」「九官鳥」
この三点セットがあってうれしい。
そういえば昨日の小米朝さんのにはなかったなぁ。

終了後、3人で王将。(→2人でもう一軒)

ブログを書くのが結構じゃまくさくなってきたけど、今日で今年60回目の落語会やったんやって思い出すのが楽しい。

2008.06.15

どぜう寄席〔08ー042〕

天満天神繁昌亭

・林家市楼 江戸荒物
・桂歌之助 七段目
 中入り
・桂 米輔 悋気の独楽
・旭堂南海 山内一豊の妻
・桂 米二 茶の湯

川柳の会が主体になっている落語会で、日曜の朝だというのにほぼ満席か。
繁昌亭のアナウンスが、「こてこて大阪弁」から「あっさり現代風大阪弁」に変わっていた。

最初に登場した、林家市楼さん
江戸荒物。
よく聞く、「桂」の系統とは違うのか。
「ザルでもって天秤棒でもって、一貫二貫三貫・・・・・」って言うのは「のり」を買いに来た時に答える言い方らしい。
鶴瓶縄を買いに来たのは、横町の長谷川さんの女子衆。

つづいて登場した、桂歌之助さん、あれっ、ちょっとやせたみたい。
演目は、七段目。
「女声」は桂歌之助さんらしい声。

中トリ、桂 米輔さん
涼しげな羽織で、かわいい子供の声もなかなかで、悋気の独楽を。
「女の鼻声は値千金、男の鼻声は、、、、梅毒」

中入り後、登場した旭堂南海さん
山内一豊の妻(という演題でいいのかどうか。)
ええ声です。
江州長浜、今で言うなら黒壁スクウェアのバス停の横、固焼きせんべい屋のレジの横あたり、、、。
一豊「ああっ、馬さえあれば、、、、最初で最後の望み、、、」
妻「一生に一度? ファイナルアンサー?」

トリの桂 米二さん、「例の」オークションに出ていたサイン色紙の話題をマクラに、茶の湯。
先輩、米輔さんをたてるような紹介の仕方など、ちょっと気を遣っていたのか?
でも、余裕のトリ。

混んでいる落語会では、聞いているだけでも結構、ハードで、午後、予定していたたまのフレンドリー寄席は欠席しました。

2007.05.19

同級生〔07-044〕

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最初に、名ビラは露の団姫となった舞台に、平成13年同期入門の4人の「同級生」登場。

前座の團姫さんを除いて、4人の出番を決めるジャンケンから。
最初に桂ちょうばさんが負け、残り3人で勝手に決まっていく。
あいさつでは、「我々は平成13年、西暦2001年の入門で、我々の先輩は200年、20世紀の落語家です。我々は21世紀最初の落語家です。」

團姫さんの後は、林家市楼さん桂佐ん吉さん笑福亭鉄瓶さんと順番が決定。

先ずは、團姫さん、商売根問。
いつものようなはきはきとした語りで、うまく暖めていく。

続いて、市楼さん、祖父である3代目林家染語楼作の市民税。
サラブレッドだが、ラバって話。

次に佐ん吉さん、おごろもち盗人。
うまく時間内にまとめてます。
ここで、4人のトーク。

同級生っていうか、同期での落語会のアイディアは数年前からあったものの、落語家になるのを反対していた鉄瓶さんのお父さんの死去、ちょうばさんの兄弟子である喜丸さんの死去、市楼さんの師匠でありお父さんである四代目林家染語楼さんの死去、さらには、佐ん吉さんの師匠吉朝さんの死去など、発案から実現まで3年くらいかかっているとのこと。

中入り後、鉄瓶さん、テープレコーダー。
う〜ん、会場では大受けですが、一度聞いた話で、家族を笑う話って、どうも引きます。

トリを引かされたちょうばさん、何と、青菜。
細かいところも手を抜かずに、歌之助さんとはちょっと違う設定の、よく泣く植木屋さん。

今日はダブルヘッダーでしたが、いやいや、楽しい一日でした。

2007.04.06

第1回染丸ワイワイ一座〜寄席囃子の魅力〜〔07-029〕

Y氏は4月6日には行けないことを覚悟で通し券を買っていたため、おこぼれに預かった「第1回染丸ワイワイ一座」。
今日は、寄席囃子の魅力の魅力と題して、はめものの入った落語や寄席囃子の講座などがある。

まずは、「染丸のおもしろ落語講座その一」
お囃子もなしに林家染丸さんの登場、舞台には大太鼓やドラなどが見える。
なるほど、舞台に道具があるのでお囃子は鳴らせないのか。

まずは、お囃子の説明から。
上方と東京との落語の成立の違いからお囃子のある・なしが決まってきていて、大道芸から発達した上方ではお囃子を使うが、東京では使わなかったとのこと。
戦後、東京でもお囃子を使うようになったのは吉本興業の東京進出のおかげなんやって。

説明が終わり実演へ。
大阪では、落語家に入門すると太鼓などはみんなが練習する。
その中で、興味を持った者は三味線なども勉強する。どうしても好きな者と嫌いな者がいる。
今日は、林家でも(お囃子の)嫌いな者は家で寝ていて、好きな者を連れてきたとのこと。

で、舞台に林家染左さん林家市楼さんが登場。

大太鼓、締太鼓、カンカラ、おけ胴、、、、、の紹介。
市楼さんがドラをたたくと、「これがほんまのドラ息子。」って。
一番太鼓や二番太鼓(着到-ちゃくとう)の演奏があり、三味線の山澤由江さん脇阪新子さんが登場したところで、石段。
(山澤さんは笑福亭仁勇さんの奥さんで、共稼ぎとのこと。)

ここから、出囃子演奏会。まずは、「石段」。
染丸さん、「前座さんが石段を上がるように出世することを願って、、、、というのは後からつけた話で、多分、三味線の方は多分そんなこと思ってまへんわ。」

続いて、「あんば」。
もともと、上方にも前座、二つ目、真打ちって制度があって、「あんば」は二つ目くらいの人の使う出囃子とのこと。

次に、カンカラをつかう「じんじろ」に続き、「おかねざらし」。
笑福亭松枝さんの出囃子「早船」、義太夫からとった桂春團治さんの「野崎」、六代目笑福亭松鶴さんの使っていた「船行き」、桂 米朝さんの「鞨鼓」、桂 文枝さんの「廓丹前」のあと、観客からのリクエスト。
リクエストでは、「○○さんの出囃子を」って声はなく、皆さん、「桂 枝雀さんのひるまま」だとか、「笑福亭仁鶴さんのだんじり」、「露の五郎兵衛さんの勧進帳」って詳しい人ばかり。
最後のリクエストが図ったように「正札付」(染丸さんの出囃子)
これは、東京の三遊亭圓生(六代目)さんが使っていた出囃子で、芸でも影響を受けているという染丸さんが、四代目を襲名したときから使っているとのこと。

続いて、効果音特集。
まずは、市楼さんの「その道中の陽気なことぉ〜」に続いて、「扇蝶(おうぎちょう)」。
続いて、「や、うんとしょいっ!」で、「櫓唄(ろうた)」
次にプログラムでは「負けない節」ってなっていたが、後半の落語「隣の桜」でよく使われるので「御所のお庭」に変更。
お寺で使われるドラの入った「禅」、七度狐で使われる「すごき」、「雪」。

ここで、林家染二さんの登場。
同じ音でも、落語によって暑さ寒さを表現するという意味で、池田の猪買いと幽霊のお菊を演じる。

で、ここからが圧巻。
今のところ、舞台には下手から市楼さん、染左さん、染丸さん、中央の座布団の上に染二さん、上手には三味線の山澤さん、脇坂さんの6人がいる。
このままで、軽業講釈を始めるとのこと。

落語なら、講釈小屋と隣の軽業小屋との話のはずが、ひとつの舞台に、それも講釈師である染二さんを囲むようにして鳴り物があるわけで、もう、オーケストラをバックにした講釈師状態。

中入り

そういえば、先ほどまで笛を担当していた染左さん、「前半は笛を吹いていて、酸欠、フラフラ。やっとここでいっぷくできます。」
演目は隣の桜。
桜のある家は「大橋さん」

トリ、染丸さん。
60近いお年で(失礼)中腰での踊り、歩き、よっぽど鍛錬してはるんでしょうねぇ。さすがの一言。

今日は染丸ワールドというか、林家の実力というか、そんなものを感じさせてもらった一日でした。
また、お客さんに女性が多くて何となく明るく、へんなタイミングで笑う人も少なくて、い〜い感じでした。

2007.03.24

島之内寄席〜三月席〜〔07-025〕

月例島之内寄席、今日は、土曜日の夜だというのに、Y氏、H氏とご一緒。
あいにくのお天気で、客足が遠のいたのか、いつもより人手が少ない。

まずは、林家市楼さんで、つる。
甚兵衛さんが、何故つると言うようになったかを問われたときの顔、よかったですね。
目をぱちくりさせて。

続いて、笑福亭風喬さん
島之内では、前座でない出番が初めてだったよう。
その割に、ネタは、大安売りと比較的軽めか。
まあ、大阪場所も明日千秋楽というこの時期、相撲ネタは誰かがやらないとってところかも。

続いて、桂つく枝さんは入門16年で、桂 文枝師匠の3回忌法要を終えたところから、師匠の思い出から、夫婦の話題などをマクラに。
今でも、奥さんに「あんたが小学生のころ、私は高校生やってんからっ。」って怒られる話や、「犬くさい」話など。
ネタは、自分自身が言われていることや、思っている(だろう)ことをおりまぜて、堪忍袋。

笑福亭松枝さんは、例の、自分自身の住所、電話番号を公開するマクラから、寝床へ。
借家人・店子のいいわけをカットしたバージョンで、旦那の怒りが解けてくるあたりも演じず。
店の者が全部病気と聞き、「うちは総合病院か!」は面白かったです。

中入り後、NHKの連ドラ、芋たこなんきんに出演中の桂あやめさん
役者さんは、場面場面で急にその役になりきれる不思議な人種だと思ってて、共演の藤山直美さんにそのことを聞こうとしたら、逆に「落語家さんって一人でいろんな役をする不思議な人ですね。」って言われたそうな。
大奥が好きだという話から、ルンルン大奥絵巻へ。

トリ、桂 都丸さん、もうすぐ大阪も桜の季節になるので、桜の宮を。
「桂都丸の落語を聞く会その一」に収録されているので、何度か聞いていたが、やはりナマはいいですね。
時間の制約か、マクラもなくネタへ。

終了後、Y氏、H氏と恒例の王将での反省会。
H氏とはその後も、、、結局11時過ぎまで飲んで二日酔いパターンでした。

反省会に反省。

2006.08.23

SOMEZA 5days〜二日目〜

昨日に引き続き、林家染左 10周年記念落語会、SOMEZA 5days二日目。
昨日より多くのお客さんがいるのは林家染二さん目あてなのか。

今日も、染左さんのあいさつ、リクエストから始まる。

最初に、林家市楼さんで、つる。
市楼さんや、ゲストの人たちも、リクエストで染左さんの演目が決まってから、それぞれの演し物を考えるため、ある意味、染左さんより大変だ。

次に、林家染左さん、軽業講釈。
やたら、盛り上がる隣の軽業(お囃子)に怒った講釈師がセンスを投げつけたり、大盛り上がり。
お囃子のドラは次に控える染二さん。

続いて、その林家染二さん、ドラをたたきすぎて手がしびれているとのこと。演目はお血脈。

世紀末亭でもお血脈は林家染二さんが演じたものが載せられているが、上方では演じる人は少ないのか。
以前聞いたのは春風亭小朝さんのだった。
小朝さんは確か、善光寺ができたいわれのようなものから紹介して、お血脈の説明をしていたように覚えている。
特に、大阪でやるのだから、善光寺がもともと大阪(阿弥陀池)と関係が深いことを紹介すると、もっと噺に引き込まれるのではないだろうか。

トリ。鮮やかな青い着物であらわれた林家染左さんの応挙の幽霊。

幽霊の女性の描き方、現れたときの様子、お酒を飲んで乱れてくる様、よかったと思います。

実は、今日、第4回桂 米二さんの音太小屋寄席というのが近くであったんですが、先にチケットを買っていた5daysにきてしまいました。

う〜ん。行きたい落語会が全くない日もあるのに。


で、Y氏と王将で反省会。
ちなみに落語会後の反省会はこれまで、難波、千日前、鶴橋、関目、東梅田、西成、上六の王将でやりました。

2006.08.21

SOMEZA 5days〜初日〜

林家染左さんの10周年記念落語会、SOMEZA 5daysが開催された。
会場のECCアーティストカレッジ梅田校には、受付周辺に桂阿か枝さんがいて(お囃子の太鼓)、ビデオカメラのセッティングで桂ちょうばさんもいた。

ちょうばさんが私のすぐ後ろでビデオカメラをセットしていたので、「俺の頭を写さんといてやぁ。(ちょっと薄いねんから。頭をなでながら。)」と言うと、「いえいえ、全然大丈夫です。入ってません。でも、最前列の方(2名の頭の薄い方)はどうしても入ってしまいますねぇ。」

最初に染左さんが出てきてご挨拶とリクエストの集約。
何を隠そう、今日はアンケートで演目が決まる。
アンケート用紙を自ら集めながら、だらだらとした雰囲気の中で始まっていく。

結局一席目は、阿弥陀池、二席目は猫の忠信と決まった。

さて、寄席の開会、しっょぱなは、林家市楼さんで、犬の目。
この間のイチロウの交流戦以来だが、なにか力んでいるように思える。
噺はスムーズに流れるのに、何か乗り切れない雰囲気がある。
(こう思ってしまう噺家さんは結構いる。生喬さんとか。)

次に、林家染左さんの阿弥陀池。

阿弥陀池はごく最近聞いたところだが、染左さんは上下はともかく、こうした噺でメリハリがつかないように思う。
まぁ、はじめてなんで、次の猫の忠信に期待か。

噺の筋としては、「女の坊主が尼やったら、男は西宮か。」で終わらず、「おかまは宝塚で、」と続けるところや、和光寺に盗みに入った泥棒が「大橋上等兵」やったり、東の辻の米屋の大将が泥棒を縄で縛る前に、ろうそくで明かりを点けたりするところに工夫が見られた。

次に、林家うさぎさんで、鰻屋。

演目「鰻屋」のときには「林家うなぎ」に間違えられたりする話や、落語会のアリアスの話、桂 文珍さんについての全国めぐりの話など、マクラだけで十分に笑わせてもらった。
特に、今日の主役染左さんや、ゲストの市楼さんの失敗談はおもしろかった。
声の具合がもう一つだったのか、話し方につらそうなところが見られたのが残念。
声の調子の良いときにもう一度聞きたい、きっと良い声だと思うし、全体になんとなく「華」がある。
また、鰻屋のなかでも、「ぬか箱や金槌」の設定や、「光秀うなぎ」など随所に笑いのタネが仕込まれている。

トリに、染左さんで、猫の忠信。
今日の寄席の会場、ECCからカルチャースクールに話が変わり、「昔もいろいろ稽古屋がはやったもので、、、、」とつなぐあたりは、なかなか練られている。(リクエストがなかっても猫の忠信を演るつもりだったのでは?と思ってしまう。)
メリハリや登場人物の描き分けも十分だったが、「常はん」というところを「二郎はん」と言ったのはいたい。
同一人物の落語とは思えないほど、「阿弥陀池」との差が感じられる。

さてさて、あしたは何が聞けるでしょうか。
(今日のリクエストでは私の希望は数が少なく、全然入りませんでした。)

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