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カテゴリー「笑福亭枝鶴」の記事

2020.07.19

御招待落語(20-032)

10:30 天満天神繁昌亭

ご挨拶   太平ガロ、林家そめすけ、笑福亭枝鶴、笑福亭風喬
・笑福亭鶴太 大安売り  舞茸の海
・笑福亭風喬  首の仕替え
・笑福亭枝鶴  左甚五郎〜竹の水仙
中入り
・太平ガロ

・林家そめすけ  通天閣 小芋の煮っ転がし
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市松模様に座れる席が決まっていて、
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最前列さんは2列目(1列目は全て閉まっているので実質最前列)に。

2014.07.05

第35回文学碑記念の集い(14-084)

14:00 太平寺
  第1部=講演
   「大阪の坂道と文学碑」 玄月
  第2部=落語
   桂まん我  替り目・皿屋敷

  司会 笑福亭枝鶴








2014.05.29

第73回西成寄席(14-064)

18:15 西成区民センター
・露の 紫   花色木綿
・桂 吉坊   くっしゃみ講釈
・桂 春若   野崎詣り
中入り
・桂 団朝   近日息子
・笑福亭枝鶴 天神山

今日は吉坊さん目当てで西成寄席へ。

まずは露の紫さん、なかなかべっぴんさんで、勉強会などもがんばってはる。
(今度6月14日、紫雲の会、予約してます・・・・。)

さてお目当ての吉坊さん、落語と、覗きカラクリと、講談の三つが楽しめるお得な落語。
というか、きっと難しいんでしょうね〜。さすが、芸達者の吉坊さん。

春若さん、けんかを吹っかける台詞がやや詰まり、「ここは、難しいねん、春団治みたいにはいかへんねん・・・・。」

中入り後、団朝さんのマクラが楽しかった。

若旦那とか、二代目とかやることがスカタンな人が多い。
私も個人的な知り合いで、いわゆる若旦那って呼ばれる人がいる。(ここで会場、微妙な笑い。)
その知り合いの若旦那は、やることもいうことも、スカタンで、リップクリームと間違え、スティック糊をつけたり、携帯電話と間違えて自宅のリモコンを持ち歩いたり、ムースと間違えてシェービングクリームを頭につけたり。
(会場のお客さん、みんな誰かがわかって笑い。)
あげくに、自分のことをモーツァルトの生まれ変わりなどと言い出す。
それを聞くたびに「お前は米朝の長男じゃ。」といいたくなる。(会場、爆笑。)

トリの枝鶴さん、天神山。
天神山、ワタシの大好きな噺です。
特にラストの締め方?というかが人によって違っているのが興味深いですね。
手元の音源を聞き比べると、枝雀さん、吉朝さん、松喬さん、文珍さんは「芝居でやります蘆屋道満大内鑑・葛の葉の子別れ。ある春の日のお話でございます。」

五代目文枝さんは、狐だとばれるあたりを、あらすじっぽく話すのではなく、芝居がかって(お囃子も入って)たっぷりと語り、「芝居でやりますと蘆屋道満大内鑑・葛の葉の子別れという、ほんまエー芝居ですが、落語の方はそうは参りません。「貸家道楽大裏長屋、愚図の嬶の子〜放ったらかし」でございます。」
(五代目桂文枝上方噺集成に収録の天神山は、狐だとばれたおツネさんが天神山へ帰った後、安兵衛がおツネを探しにおいかける。長屋の連中はその安兵衛を探しに上町のおっさんのところへ・・・・って、非常に長い話です。)

今日は六代目松鶴さんと同じ終わり方で、五代目文枝さんのパターンから「ばれる」あたりを簡単にして、サゲ自体は同じ形のもの。

西成寄席は開会時間がやや早い(18:15)ものの、たっぷり21時近くまであるので、満腹満腹。

2013.12.28

繁昌亭昼席〜歳末「芝浜」特集〜(13-119)

13:00 天満天神繁昌亭
・露の 雅    鉄砲勇助
・林家卯三郎  子ほめ
・笑福亭枝鶴  本膳
・かみじょうたけし(ものまね漫談) 
・桂わかば   いらち俥
・桂 米左   芝浜 

中入り
・藤本健太郎(津軽三味線) 
・露の新治   ちりとてちん
・笑福亭瓶吾  看板の一
・桂米団治   不動坊         

2012.01.28

田辺寄席in寺西家 睦月席(12-10)

14:00 寺西家
・笑福亭呂竹 延陽伯
・桂 文太  兵庫船
・笑福亭枝鶴 くっしゃみ講釈
・桂 文太  明烏


2011.12.19

動楽亭昼席~12月席~(11-96)

14:00 動楽亭
 ・桂 鯛蔵  ろくろ首
 ・林家市楼  青空散髪
 ・桂歌之助  噺家入門
 ・笑福亭枝鶴 禁酒関所
 ・月亭八天  鬼の面
 ・桂 文也  稽古屋

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昨日、日曜日は仕事で、午後の落語会にも行けなかったので、午後から休暇を取って動楽亭へ。
辛抱できんヤツ。夜には繁昌亭に行くというのに。
昼ご飯、たっぷり食べたので、うつらうつら。

お客さんは10人くらい。
桂鯛蔵さん、最初の携帯電話の注意の時、「この数なら、誰が鳴らしたかすぐに分かりますから。」と。
ワタシ意外のお客さんも、「ちょっと落語でも」って感じの人が多いようで、「今日は枝鶴を聞きに来た!」とか、「文也さんに会いに来たよ。」って人は居てはったんやろうか?
考えてみると、すごく贅沢な話で、10人の客で6人の噺家さん!
鯛蔵さんは、なるほどトップバッターの元気さでぐいぐい攻めてくるが、どよーんとした会場、笑うところは笑ってはいるが、なんとなく頼りない。男ばっかしやったかな?
演目は、ろくろ首。

続く、林家市楼さん、今日が記念すべき10周年とのこと。(このマクラが後を引く。)
「将来、テレビで売れっ子になっている(はずの)市楼に「オレは昔、動楽亭で奢ってやった。」と言いたい人は今のうちに!」
演目は、青空散髪。ワタシ、初めてでした、多分。うん、素直に嬉しい。

さて、ここいらから中堅どころっていうのか。ちょっと客あしらいもうまい。
桂歌之助さん、マクラで、全然中途半端な「入門14年と2??日。」。
演目は例によって「噺中噺」的、噺家入門を。
これはけっこう大きな笑い声ありました。

おっと、いきなりベテラン。笑福亭枝鶴さん。
こちらも「36年と・・・日」
皆さん、客の少ないのを気にしてるのか、枝鶴さんは通天閣の新花月の高座の思い出ばなしなどをマクラに。演目は禁酒関所。

中入り後、月亭八天さん。
久しぶりに聞く、鬼の面。
オチは「来年の話、したさかいやろ。」
う〜ん、そういう意味では年末にいい話なんかな。うん、寒い感じやし。いい季節感。なるほど。

トリ、桂 文也さん、「先ほど八天が入門○○年って言うのを忘れてました。後できつく叱っておきます。」。その文也さん、39年と107日だそう。
演目は稽古屋、残念ながら「指南の他でおますがな。」まで。

さて、これから繁昌亭に向かいます。

 
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2011.07.24

第137回須磨寺落語会(11-28)

14:00 須磨寺青葉殿
 ・桂 福丸  桃太郎
 ・林家花丸  あくびの稽古
 ・笑福亭鶴二 船弁慶
 中入り
 ・桂梅團治  おごろもち盗人
 ・笑福亭枝鶴 千両みかん

朝から何か変わった落語会はないかと、ねたのたねをあさる。
で、変わってはないけど、行ったことのない須磨寺落語会を発見。
「事務局」とかかれていたところに電話して、予約なしで入れるかどうか、駐車場の有無は?などを聞く。
で、携帯を切ると通信先は「花菱の会事務局」と表示された。
ということは・・・今まで話していたのは梅団治さん!
失礼しました、いえ、失礼はしてないけど。

ネットでも無料駐車場があるらしいのがわかったので、とりあえず車で出かけることに。
高速代と、ガソリン代を使って、昼前に須磨寺に到着。
まだまだ時間はある。どうして時間をつぶそうかと考えていたが、さすが須磨寺。
十三仏や七福神めぐり、色々な句碑、歌碑、動く猿の石像・・・。
なかなか、2時間程度では回りきれない。

境内を歩き疲れ、汗だくになったところで、落語会。

まずは、桂 福丸さんから。
余裕の水戸黄門のマクラで、たっぷり和ませてから、桃太郎。

続く林家花丸さんも、何かのびのびしてる感じがする。
演目は、あくびの稽古を。
なかトリには、笑福亭鶴二さん。
この会には熱心なファンがいて、なんと、開演2時間前にはやってくるそうな。
そのおかげで、鶴二さんと梅団治さんが出かけるのがだんだん早くなってきたとのこと。
演目は船弁慶。
ここ何回か聞いてるのとはちょっと違う感じ。

中入り後は、桂梅團治さん。
この会の始まりの頃のエピソードや、彦八祭り、自身の独演会の話をPR(?)してから、賽銭ドロをマクラに、おごろもち盗人。
さて、トリは笑福亭枝鶴さん(昨日も聞いたけど…)。
夏らしいネタということで、千両みかん。
オチへの流れもスムーズやし、番頭の想いもよく伝わってるし、いい感じ。
演者がみなさん一様に言ってたように、場の雰囲気がいいんでしょうね~。
一体感のある、枝鶴さんだけじゃなくみなさんが、客席との、なんか、つながりみたいなのを感じた高座でした。

後日、写真を載せて、内容も追記します。

 
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2011.07.23

第27回谷六寄席〜笑福亭枝鶴落語会〜(11-27)

13:30 ほっとすてんしょん
 ・笑福亭枝鶴 動物園
 ・笑福亭飛梅 大安売り
 ・笑福亭枝鶴 遊山船

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いや~、ずっと知ってたんですよ、谷六で落語会があるってこと。
別の会があったりとか、谷九から谷六への一駅が電車に乗るほどでもなかったりとか、いっとき、ほんの近くまで来てたこともあるくらい、ほんま、なんとなく来られへんかった会に、初めて来てみました。
開演間際で、十数人の入り。
まもなく、始まりはじまり~。


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最初に席亭さんのご挨拶、枝鶴さんの後援会などのお話。
あと、終演後には交流会も予定されているとか。
ふむふむ、参加してみるのも楽しいかも。

最初に笑福亭飛梅さんが出てくるのかと思いきや、なんと、枝鶴さん。
見台なしで、見台について色々楽しいエピソードを。
なんでも、六代目はどんな噺でも「大阪の噺家やから。」という理由で、必ず見台をつかっていた。
対照的なのが三代目春団治師匠。
見台を使うネタはないそうな。別に仲が悪い訳でもなく、春団治師匠は、その方が美しいって考えらしい。

で、あるとき、お茶子さんが春団治さんの高座にも関わらず見台を出していて、春団治さんも、高座にあがるまで気づかなかった。

どよめいていたのは客席、「見台を使う新しいネタか?」

で、始まった落語は代書。
また、春団治さんは、自身の「寸法」が腹に入っているのでそれが見台と合うかどうか。

結局、見台の外に硯があるような形で落語を終えたらしい。
で、舞台を降りて一言、「これからは、置かないようにしてください。」って丁寧な口調で。

丁寧な口調で話すほど、真剣に怒ってるのは六代目も同じで、「あほ、ボケ、カス!」は、まだ許してもらえたそう。
丁寧に「辞めとくなはれ。」っていわれたらおしまいやったそう。

て、枝鶴さん、以前にこの落語をやったとき、見台が邪魔になって仕方がなかった・・・っていう動物園。
確かに、虎の歩く様には邪魔ですね~。
そうそう、動物園の園長は竹内さん。

続いて、笑福亭飛梅さん、すごく若いと思ってたけど、羽織を着て登場。
こちらも予定していたネタが、これまでこの寄席でかかっていたので、ひさしぶりのネタをと、大安売りを。

さて、トリの枝鶴さん、子供の頃の大阪の福島区の夏の風景、風情をマクラに、遊山船を。
まさか、1日に二度も遊山船を聞くとは。
ものを知らないようにしか演じられてない喜六がちょっとずるがしこくなっていて、清八が「おまえ、ほんまに知らんのか?なぶってるんか?」と、何度も問いかけるのが面白い。
また、喜六も「さあ、どっちやと思う?」って。

このころ、会場の寒さがピークでTシャツ1枚のワタシ、汗をかいたときの着替え用のポロシャツを腕に巻いて、寒さをしのぐ。

終演後、お席亭から「交流会に参加される方は・・・」ってお話がありましたが、辛抱たまらず外へでてしまいましたとさ。

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2008.07.12

笑福亭枝鶴襲名〔08ー番外編〕

今日、大阪市天王寺区の寿法寺で、五代目枝鶴のかつての弟子だった笑福亭小つるさんが六代目笑福亭枝鶴を襲名することを発表した。

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小つるさんは、1975年に五代目枝鶴に入門したが、五代目が廃業したため、五代目枝鶴の師匠・父親である六代目笑福亭松鶴の門下になった。
襲名は、2010年の予定だそう。
長い間、空いていた、というのも、先代(五代目)枝鶴さんが1988年に廃業した後、誰も継げなかったため。
今日の記者会見では、記者さんたちからその点についてもいろいろ質問がなされ、小つるさんは「私は22年間ほど、うちの師匠にはあってません。」と話すと、横にいた笑福亭鶴瓶さんから、「(笑福亭)竹林は会うたらしいやん。誰か、私立探偵に探してもろうたらどや。」

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会見場の後ろには、おなじみの顔がたくさん。
(白シャツカメラマンは三喬さん、右下は竹林さん。左端は猿笑さん? 三喬さん、後の写真撮影のとき、鶴瓶さんから「新聞社とちゃうやつがおるでぇ」とつっこまれてました。)
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初代枝鶴は後の四代目松鶴、二代目枝鶴は後の五代目松鶴、三代目枝鶴は52才で急性アルコール中毒で死去。四代目枝鶴は後の六代目笑福亭松鶴、五代目枝鶴は廃業後行方不明。
いい名前なのかどうか、ばくちのような名前ですが、ある意味将来の笑福亭の総帥となる名前であることは確か。
小つるさん頑張ってください。

三代目松鶴以降の墓があります。
ネットのニュースによると、今日、墓前に報告したと伝えられています。
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一番左端にあったのが七代目松鶴。
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お寺の山門によくかかれてあるお言葉。
今日の言葉はとても意味深い感じがします。
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