連続講談 千鳥亭〜講談7日間続き読みと落語を聴く会(7/7)(19-116)
18:00 此花千鳥亭
・旭堂南龍 一休禅師
・桂 春蝶 看板の一(公卿版)
中入り
・旭堂小南陵 妲妃のお百
一週間を振り返って(1日休んだけど)、特に妲己のお百について。
小南陵さん、女性だけでも十代の頃のお百から、廻船問屋の(生まれつきのお嬢様育ちの)おかみさん、江戸に移ってからは火消しのカミさんや、盲目の峯吉、その娘・・・etcの描写が素晴らしい。
それに加えて、大阪弁と江戸言葉の違いも。(話の筋からいうと、本来は東北弁も出てくるのかも。)
おまけに、男の登場人物も、大店の(やや、気の弱いお坊ちゃん育ちの)主人、下働きの店員、お百の兄の魚屋から盗人の親方ほか一味、捕り方の役人や親の仇を追う侍まで、それぞれになりきり素晴らしかった。
気の弱い盗人が人殺しを命じられたり、峯吉を殺したことからそれを気に病み、女房子供を手にかけてしまったりと、残酷なところも見事に演じてました。(演じた数だけいうと、海坊主もカウントに入れないといけないのかも。)
老若男女、大阪・江戸、年齢層、いい人か悪い人か、侍・役人・町人・商人・遊女・小間使いのおばあさん、もう数え切れないキャラクターが登場する。
女性の素晴らしい描き分けは、男性の講談師では(名人と言われる人でも)ここまでは無理だとおもう。ほんまに素晴らしかった。
一週間の出席簿。
スキャナーで読み込むと、こんな色になってますが、3日目と7日目は金色です。
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