第96回 石切亭ごくらくらくごの会(15-077)
19:00 新石切 極楽寺
・林家市楼 親子酒
・笑福亭三喬 豊竹屋
・笑福亭生喬 箒屋娘
雨が降りそうな天気の中、近鉄奈良線の各駅停車に乗って額田まで。
急な下り坂をテクテク10分足らずで極楽寺さんへ。
受付はいつもの生喬夫人。
(聞いた話ですが、田辺寄席で自転車で奥さんから生喬さんに声をかけて「ナンパ?」したという…真偽は不明。)
客席真ん中あたりの、お寺によくある小さな椅子に腰掛けると、なんと隣にはマスダさん。
噺家さんの話題やこれからの落語会の話などを。
18日の繁昌亭昼席で、またご一緒になるようです。(あちらは、輪茶々々庵(わちゃわちゃあん)から、昼席も聞いて、その後夜席までトリプルヘッダーらしい!)
さて、「トップバッター、イチロー」で、市楼さんから。
演目は親子酒。正直マクラの酔っ払いの話は飽きてきたかな〜。
(昔は悪かった…って噂を聞いたことがあるけど、)すごく真面目に取り組んでる感があって、聞きたい噺家さん何本かの指に入るんやけど、なんかタイミングが合わない。
雀のおやどの会も一度行ったきりになってる。
続いて生喬さんは、豊竹屋。
先週文楽を観に行ったところなので、大夫さんの雰囲気がよくわかる。
床本の実物(一文字ずつが大きな字)も見たし。
大夫さんは「落とし」という重りのようなものをお腹にいれるので、「私もこうして入れてます。なかなか取れへん。」
そういえばいっとき痩せてはったのになー。
トリは三喬さん、箒屋娘。
ずーっと以前、さて、誰で聞いたのかも思い出されへんけど、タイトルだけ頭に浮かんだ。
三喬さん、まだこのネタは新しいのか、こなれていない印象。
住吉さん、長い間行ってないなー。
一度、朝起きて天気が良かったら参詣してみよう。
(昔は年に一度は行っていた。5月1日に。)
終演後、ご住職のご挨拶。
「ちょうど今雨が降り出したようですが、お気をつけて。」
えええっ?
あの坂を傘をさして(来た時とは違って上り坂、おまけに真っ暗)登っていかねばならない!
で、帰りもテクテク。やっとこさ駅に着いた頃には雨もあがりかけ…。
« 古いチラシの処分(番外) | トップページ | できちゃった落語(15-078) »
>箒屋娘
という事は松喬さんが晩年にネタおろしした、桂三枝脚色、笑福亭松喬演出した、箒屋娘改作「住吉詣り」を三喬さんが継承したという事でしょうか?
投稿: 落語ファン | 2015.06.18 19時30分
さて、どういう流れなのかは知りませんが、古くからある「バレ噺」的なオチではなかったですよ。
住吉さんにお礼参りにいくと、茶店のそばにはたくさんの箒屋が出てるってオチでした。
投稿: 落語日記 | 2015.06.20 00時46分
追記
→落語ファンさん
今朝発見!市楼さんのブログには、ごくらくらくごの会の記録に、「住吉詣り」と書かれてましたよ。
投稿: 落語日記 | 2015.06.20 07時46分