枝さんの朝から落語会(13-004)
10:00 天満天神繁昌亭
・桂弥太郎 たぬさい
・桂枝三郎 田能久
・桂そうば 近日息子
・桂枝三郎 味噌豆
冬の朝の繁昌亭は、まだまだあったまってなくって、コートを着たまま座席にうずくまる。
今日も、前日になって電話予約した朝席。
枝三郎さん直々に。
久しぶりの枝三郎さん、いわゆる珍品というか珍しい噺もたくさん持ってはる、非常に勉強熱心な(いえ、直接は存じ上げないので、想像ですが。)噺家さん。
お年寄りの指導とかもされてて、おっと、はじまりはじまり〜。
さて、しょっぱなは弥太郎さん、イントネーションが気になるなあ〜。
出身は…と、調べると…
続いて枝三郎さん、期待が膨らみます。
延々とマクラをふって、「何をしようかと、すでに先ほどのたぬさいより、長くしゃべってます…」で、演目は田能久。
大阪では滅多に聞ける噺ではないので、満足。
続いてそうばさん、自身の引越し話題をマクラに、演目は近日息子。
文華さんのCDは、それこそ何度も聞いてるので、最初に聞いた感動はないけど、「てんぷら食いたい。」は、吹き出してしまう。
最後に再び登場した枝三郎さん、今度は迷わず味噌豆。
こちらも上方の噺家さんでは多分聞いたことがない。
軽い噺ですが、マクラで「都会向け」、「田舎向け」のサゲの言い方など面白い話があった。
なんでも、田舎向けでは、あんまり落語など聞いたことがないお客さんなので、ことさらサゲを強調するんだとか。(米朝さんから聞いたとのこと!)
まあ、その言い方自体より、こういう言い方をされたら、田舎扱いされてるってことらしい。
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コメント
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昨日はどうもありがとうございました。
大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
貴重なお話を聞けてさらに興味が深まり、
次回の寄席が楽しみです。
それではまた!
ハッチ永井隆治
投稿: ハッチ | 2013.08.21 18時38分