林家そめすけ大阪人情落語24区 第二回~中央区・平野区~(11-75)
19:00 天満天神繁昌亭
ごあいさつ 林家そめすけ
・林家染太 堪忍袋
・林家そめすけ 中央区「相合傘」
・桂 三風 振込め!
・林家そめすけ 平野区「だんじり三代」
さて、もう何区の噺ができてるんやろう?
今日の平野区は広大なのでともかく、中央区って今の大阪の状況をみると、いつか、なくなってしまう区なのかもしれない。まあ、そこは市民を信頼しよう。
てなことは関係なく開場。
もうすぐはじまり~。
おろ? 定刻前に緞帳が上がると、スクリーンが。
そめすけさんのDVDの宣伝用予告編。
まずは、そめすけさんのご挨拶から。
今日は(今日も)人情噺の会ということで、ゲストには楽しい明るい落語を、ということで、染太さん、三風さんにお願いしてるとのこと。
まずは、明るいピンクの着物をきて染太さんの登場。
自身の仮定での出来事を織り交ぜ(実話の方が多いかも)堪忍袋を。
「何やねん、その髪型!」
「ピンクの派手な着物着やがって。」
「乗馬ダイエット〜? 確かに緑地公園で乗馬して7kg痩せたな〜・・・・馬が!」
そめすけさんの中央区版人情落語、相合傘。
あーなるほど、うどんをネタに持ってくるか。
あるうどん屋さんに、40年前、よくやってきた女性客。店主と一度だけ雨の日に散歩をしたことがある。
その女性、相合橋をさけて歩いていた。
で、その女性、千日デパート火災で亡くなってしまったが、いまだに幽霊がやってくる。
誰にも見えないがバイトの店員だけには見える・・・
店主は、彼女はうどんが好きだっただけというが、バイト君、「相合橋を二人で歩くと別れる」というジンクスがある。相合橋を避けるということは惚れてた証拠やと。
大阪のうどんは「出汁(だし)が命」・・・・うどんをだしに会いにきてるんや。
桂三風さん、「振込め!」
振り込みサギのマニュアルを手にした三人組が結局「黙って欲しかったらここへ50万円振り込め。」と引っかかってしまう。
「軒付け」にも似たバタバタ騒ぎが創作の中でパワーアップしてるので、爆笑。
そうそう、マクラにも触れておかないと。
○ ワタシくらいの落語家になったら市内を移動するときは車ですね。まあ、大型車で運転手をつけて・・・市バスですが。大阪の市バスはいいですね〜。コミュニケーションがある。おじいさんおばあさんが、どちらまで?・・・○○病院行きまんね。・・・そら、よろしいなあ。今、70才以上の方はタダでバスに乗れますから。平松市長から変わったらわからへんけど・・・。
さて、そめすけさん、今度は平野の噺。
だんじり三代。
杭全神社のだんじり祭りをモチーフに、噺の中で亡くなってしまうおじいさん、子(けんいち)、孫(けいすけ)の噺。
新作なのにところどころ古典落語にありそうな笑いのツボがあり、(これは作者の力量なのか、演者の技術なのか・・・)笑いどころたっぷり。
何とかだんじりに乗れるようになった孫のもとへ祖父の遺影を届ける・・・・
「そんなに揺らしたら、またこっちへ戻ってきよるがな。」
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