第49回新世紀落語の会(11-54)
19:00 天満天神繁昌亭
・桂 鯛蔵 容疑者 田中隆夫
・桂かい枝 恋するオトメ
・林家染二 貧乏神
中入り
・林家花丸 お父っあんは魔法使い
・桂 文也 死に化粧
昨日は、急遽石切へ行けなくなったけど、今日は前売り券を買ってたので、何が何でも!ってやってきた新世紀落語の会。
今日は、Y氏は動楽亭の「できちゃった」に行っているはず。
※ ちょっとご注意を。
特に新作、創作落語について、古典と同様に紹介してしまいますので、どうしてもネタバレの恐れがあります。
できるだけ気をつけてはいますが、落語会の紹介という視点からは避けられないところもありますのでご容赦をお願いします。
まずは、桂 鯛蔵さん、「容疑者 田中隆夫」(7×8 作)。
マクラでは「東京を愛する仕事、始めませんか?」(警視庁の警察官募集のコピー)、「ごめんで済んだら警察いらんわ。」(大阪府警の。)
窃盗犯から銀行強盗、さらには一家四人惨殺犯にまで仕立て上げられる田中隆夫の噺。
「落としの山さん」が、谷川って名前で、あだ名もころころ変わるところなんて、素晴らしい。
つづいて、久ぶりの桂かい枝さんは、「恋するオトメ」(桂かい枝 作)。
女子高生の恋愛にあこがれる話題を創作落語に。
二枚目、インテリ、体育会系・・ありそうな設定やけど、なかった・・・ですよね。
中トリには、林家染二さん、「貧乏神」(小佐田定雄 作)。
これを創作と呼ぶのか。ってくらいのネタですよね。
貧乏神の悲哀がうまく描かれていて、かなし・たのしって感じのおはなし。
何度か聞いたせいか、オチにかけて、もう一つ盛り上がりが欲しいって思ってしまう。
中入り後は、林家花丸さんから。
演目は、「お父っあんは魔法使い」(小佐田定雄 作)。
これも二度目かな。
借金にあえぐ一家、その主の父親が実はエゲレスの魔法使いだった。
トリ、桂 文也さんは、「死に化粧」(桂文也 作)。
いやー。気分最悪。
この話で笑えません。
タイトルどおり、父親がなくなった夜、半分いたずらで死に化粧をするってもの。
らくだのシーンを見てるようで、気味が悪い。
アンケートで特定の噺や噺家さんのことを書いたことはなかったけど、今日は書きました。「死に化粧、気分悪いです。」
次回は11月29日に第50回記念公演として、八方さん、小春団治さん、そめすけさん、雀喜さん、鉄瓶さんで開催されます。
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