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2011年5月

2011.05.22

安養寺寄席(11-09)

安養寺(大和小泉) 15:00
 ・笑福亭たま 京の茶漬け
        船弁慶
 (中入り)
        茶屋迎い

さてさて、ここ安養寺寄席も何回目になるんやろうか。
ずっと前にはゲスト、というか、もう「ひと方」と二人やったりしてたけど、最近は、たまさんお一人が定着している。
と思ってたら、今日はなんと、林家和女さんの三味線つき。
たまさん曰く、「なんぼ使っても、お代は一緒なんで。今日は全部三味線入りの落語を。」

最初は、いろいろ講談師さんや他の噺家さんの失敗談をマクラに。
旭堂南左衛門さんが幼稚園に講談をしに行ったが、普通の歴史モノはむつかしすぎるので、西遊記をやろうと考えた。
で、始めると、まず、孫悟空から説明がいる…その説明にも、「猿」にもまた、説明がいったりして、沙悟浄や猪八戒をそれぞれカッパだの、豚だのを説明すると、もう所定の時間。
あと、桂米団治さん、「たち切れ」をやっていて、登場人物の「小糸」が、何時の間にか「三枚起請」の登場人物「小照」になってしまった。間違いに気づいて次には修正するが、何度も小糸~小照~小糸~小照ってなってしまい最後にはなんと、「こてと」?
最初の演目は京の茶漬け。
例によって、ややエキセントリックな大阪人を演じる。

二席目は、文楽劇場で、遅れてきたお客さんが自身の指定席がわからず、なんと、太夫さん(舞台の端っこの別の舞台に、三味線の人と座ってる。)に、「わたい、どこでっか?あんた、ここの人でしょ。」

八天さんが文楽劇場で実際に見かけたそうです。

続いて、三味線の使われ方を愛宕山(芸者、太鼓持ちが歩く春の情景)や皿屋敷(幽霊の出)を例にして説明。
で、本来の宴会の風景を表現する三味線の例として、船弁慶を。
「夏の遊びは 難波橋、対の浴衣に 鼓桶、簾下ろして 忍び小間、笹が取り持つ 縁かいな」(縁かいな)
う〜ん、かなりのショートカット版。
オチもちょっと違っていて、お松さんが船のへりに向こうずねを打って、「弁慶!」
これなら、喜六が赤いふんどしをはいてる意味がないようにも思うし。

休憩後、今度は茶屋迎い。
今度の端唄は「よりを戻して会う気はないか 未練でいうのじゃなけれども 鳥も枯れ木に 二度止まる~  チト 会いたいね」(よりを戻して)。
親旦那さんに、しつこいほど「親不孝モン」ってしゃべらせておいてのオチ。すっきりしてます。


今日は、三味線ありということで盛り沢山に。
でも、一つ一つの噺はかなり短くカットされていて、なんというか、風情みたいなものがなくなってますね。
例えば船弁慶で、「3円あったら、塩なめて3年過ごせる。」とか、通い船の祝儀で揉めるエピソードとか、好きな部分なので、カットされるとちっょと寂しい。
一席目で多摩さんが仰ってたように、今日の演目を初めて聞いた人は、「この噺はこういうハナシ」って刷り込みがされるので、あんまり(こんな田舎の会で)ショートカットするのはどうかな?
(ただ、お年寄りにはそんなに細やかにやっても、あらすじと、面白いかどうかしか残らないかも・・・・)

2011.05.15

第4回近江夕照亭市場寄席(11-08)

大津市公設地方卸売市場4階大会議室 14:10
 ・桂吉の丞 犬の目
 ・桂歌之助 悋気の独楽
 ・桂 米二 青菜
 (中入り)
 ・桂 米二 宿屋仇

さてさて、天気もいいし昨日は洗車したし、久しぶりの遠出。
昨日から計画していて、実は300円の差額のために予約もしていた会。

あんまり日曜日の落語会は(聞きに行った後で飲むことが多いので)次の日に差し障るんで控えめにしてるんやけど、大津の公設市場の落語会ということでウチからなら車で行くことになるし・・・で、飲んで帰るはずもないので日曜日の落語会。

入場料は(前売り)1,500円やしタマには琵琶あたりのドライブも楽しかろう。もしかすると抽選会で何か景品が当たるかもわからへんし。

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カーナビの言うとおり…まあ、一般道優先にはしたけど、約1時間半のドライブ。
たどり着いた公設市場は当然おやすみなわけで、駐車場もがらーんとしてどこにでも勝手におけって状態。
出入り口に近いところは…と、今日もワタシと同じ車種を発見。
で、隣に止める。

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エレベーターで4階に上がり、受付を済まし、会場の写真を撮ってもまだ1時半。
3階に降りて自販機でお茶を買って、一服。
吉之丞さんも一服してた〜。

さてさて、落語会。
まずは、先ほどの吉の丞さん、数年前の米朝師匠の骨折話題(国宝にヒビ)なんかの話題から「手遅れ医者」「寿命医者」のなど話をして演目は犬の目へ。
助手は前田。

続いて歌之助さん、大阪のおばちゃん話題はよく聞くけど、こうして大阪を離れたところで「大津にはいてはりますか?大阪にはいるんですよ。」って言われるとなんか納得。
演目は悋気の独楽。
独楽の模様が「花菱」とか「桔梗」だったので、何かくすぐりが入るかともおもったけど、それはなし。

続いて米二さんが舞台に上がったところで、場内放送が高らかに。
「守衛所です。鍵を落とされた方がいます。守衛所までお越し下さい。」
よくある落語会での携帯電話や、酔っ払いの話をマクラに。

どうも、ワタシの少し後ろのおっさんが(酔っぱらってはいないようやけど)米二さんの話に出てくる「何にでも相づちをうつ」タイプの人。
この人への注意でもしてるんかな?と思ってたけど、このおっさんは、自分のことだとは全く思ってもいない様子で、その話にも一人相づち打ってる!

演目は青菜。
うん、昨日とは違う青菜ですね。

中入り後、米二さん。
旅の噺をということで、今では飛行機とか・・・の怖かった話をマクラに。
「昔の旅はといいますと、」で、宿屋仇を。
(ちょっとうしろのおっさん、まだ相づち打ってる。)
どうも、今日のお客さんはそんなにたくさんの落語を聞いてる風でもなく、仲入りの間の話題では「さっきの噺、何ていうねん。」「柳陰や。」とか。
宿屋仇の噺の展開も、初めて聞くと(まー、となりのおばさんなんですが。)非常に新鮮みたいで、乗り出して聞いていて大爆笑してはる。
そういえば古典落語では大爆笑はしなくなったなー、と、ちょっと寂しい。

さてさてお楽しみ、抽選会。
いつもの番号札じゃなく、住所氏名を書いた半券をあらかじめ抽選箱にいれておくって方式。
いきなり、名前を呼ばれるのも楽しいかも。(呼ばれれば、やけど。)
景品は、珍味の詰め合わせ、焼さば、うなぎ、柳陰、ちりめん、マンゴーと、大津市公設市場と丸留果物店との強力タイアップ。

さてさて、ワタシ。
こんなのが当たりました。
今日は日本酒〜っと。


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2011.05.14

第91回土曜てぃーたいむ寄席(11-07)

奈良町落語館 14:30
 ・笑福亭鉄瓶 青菜
 ・桂 文鹿  初天神 

なんか、最近はまってる奈良町落語館。
長講一席ってわけでも、落語三昧ってわけでもない。
ただ、「ちょっと落語」でもって感じで気楽にこれるのがいいのかも。
メンバーズカードを持ってると、前売り料金(当日 1,500円、前売り1,400円。100円の差やけど。)になるのもうれしい。

土曜日は、晴れたら朝から洗濯や掃除などの家事があるんで、なんか、予約してまでって感じやし。
で、最近は車で出かけることが多い。
駐車場は、ちょっと入ったところにある30分100円のところ。てぃーたいむ寄席は2席なので、少し奈良町を散策しても2時間、400円、ちなみにウチから奈良までの電車賃200×2=400円。

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この駐車場は赤い車優先か?と思うほど。

で、今日は笑福亭鉄瓶さんと、桂 文鹿さんの会。

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まずは館長さん・・・今日は前には登場せず、後ろの方から「携帯電話はお切りください。」と「写真撮影はマクラの間だけしてもらって結構です。」との声。
ええっ、写真撮ってもいいのん?

で、鉄瓶さん、わざわざポーズを取ってくれたのがこの写真。

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「もし、ネタは何やったか聞かれたら、そこのところはごにょごにょとごまかしておいてください。」

季節は春やけど夏の噺を、と、断りをいれつつ、青菜を。

続いて、桂 文鹿さん。

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マクラでは、色々な言い間違いや、ネタが出なくなったときのごまかし方などの話。(まさか、このときには自身が間違えるとは考えてなかったでしょうね〜。)
あと、落語でも出だしが同じ噺は間違えやすい・・・
「おい、今、向こうからこっち歩いて来る親っさん誰や知ってるか?」→胴乱の幸助
「お前、向こうから来る男、誰や知ってるか?」→天神山
「お前、向こう行く女の人、誰か知ってるか?」→猿後家
って話から。
「鉄瓶くんは春やのに夏の噺をと言ってましたが、それがいいんです。一歩先取りしないと。私は、平成24年の春の話を。」と、天神山を。

全段の「墓見」で現れた小糸の幽霊のセリフ、「互いに変わるな変わらじと言い交わした仲なれど。親方には急き急かれ、どうせこの世で添えねばあの世でと、無分別にも一心寺にて心中。男はわたしの死に姿を見て逃げ去りし。おのれ、やれとは思いながら、お天道さまのお照らしを恐れて・・・・」(桂 文珍さんの天神山から)
このあたりで、セリフが一瞬(二瞬?)とまってしまいました。
まあ、セリフはともかく、やっぱりお囃子が欲しいですよね。そこが残念。

さてさて、明日はちょっと遠征予定。今日は予約してまで・・・と書きましたが、明日の落語会、予約してます。

奈良市立史料保存館(番外)

奈良町落語館へ行く前に、奈良町の散策。
前は通ったことは何度もあるけど、・・・どうせ面白くないやろう・・・入ったことのない施設が目についたので時間もあるし、入ってみる。

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中はこんな感じで、
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いろんな史料が展示されていて、
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今は(ずうっと同じ展示なのか、時期によっていろいろ変えているのかは分かりません。)奈良町奉行に関係する資料が多い。
奈良奉行所は現在の奈良地方裁判所あたりだと思っていましたが、奈良女子大のあたりだったそうです。
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これは奉行所の機構
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歴代の奈良町奉行の名前が、
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42名、延々と
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書かれています。
ところで、落語鹿政談には、根岸肥前守、曲淵甲斐守、松野河内守の三人のバージョンがあるようですが、(以前にも書いたことがありますが、桂米朝落語全集の最近版と以前の版では奉行の名前が違います。)
で、この中に、左から5番目、38人目に根岸肥前守の名前が見えます。他の曲淵甲斐守、松野河内守の名前は確認できませんでした。

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あと、近世の奈良町や
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近代の奈良町についての説明書きがありました。
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ちなみに、奉行は、国内の(いろんな意味での)要所におかれ、京都町奉行、大坂町奉行、駿府町奉行の各町奉行と伏見奉行、佐渡奉行、長崎奉行、堺奉行、山田奉行(伊勢市です)、奈良奉行、日光奉行、浦賀奉行、下田奉行、新潟奉行、箱館奉行、神奈川奉行、兵庫奉行があったそうですが、それぞれ格は違うようですね。
上の写真(名簿)でも、転出先が書かれてあって、現在のサラリーマンと同じようなモノでしょうか?

さてさて、軽く通り過ぎるつもりが、思ってたより時間が過ぎました。
これから奈良町落語館へ向かいます。

2011.05.08

ひがしむき寄席(11-06)

奈良基督教会 15:00
 ・桂まん我  寝床
 ・桂 出丸  花筏
 ・桂 勢朝  子は鎹

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まいど、おきまりの商店街から、階段と提灯の写真
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ひとこと書かれている言葉を味わう。
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会場ではおきまりのアンケートがあって、

これまで来た回数 ・初めて  ・(    )回

を記入する欄がある。
で、iPhoneがあるのでこのページを出して、左のカテゴリー「桂 出丸」で検索するとなんと、10回目のひがしむき寄席。

例によって提灯の写真をとって、Dsc00632

舞台の真ん前から、舞台の後方を望む。
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会場風景
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パイプオルガン
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(付録)
奈良の駅前での風景。
なかなか楽しくって、開場時間を過ぎても聞いてました。
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おっと、落語の記事がないですね。

まずは、まん我さん。
最近、落語教室なるものがあって、果たして素人が落語を習ってどこで使うのか・・・
案の定、会社の飲み会などで披露する人がいるようですね。
おもしろい訳がないのに・・・・聞かされる側の・・・で、寝床へ。
どうも、旦那さんが店の者に「切れる」ところが「短縮バージョン」なのか、「店だて」とかがなく、ちょっと寂しい。

続いて出丸さん。
あれっ、今日はデジカメ撮影なしに噺に入っていく。
忘れたのか?(いやいや、そんなことはないでしょう。多分、センスを忘れてもデジカメは・・・)
大相撲話題で「技量審査場所」なるものが始まって、もしそんな落語会があったら・・・
演目は花筏で、「今なら携帯とか、こんなデジカメみたいなものがあって、大関の顔なんかはみんなが知っていますが、昔のこと、おお、すみませんがこれで一枚撮ってもらえますか?」には爆笑。
花筏と千鳥が浜が互いに泣きながら「なんまいだぶつ」と言うところで、「この会場(基督教会の礼拝堂)やとアーメンといいたいところ・・・」みたいな小ネタが楽しい。

今日は、勢朝さんが秀逸。
まずは、礼拝堂では声が響く・・・・歌が歌いたくなる・・で、一曲。
声はいいし、最高ですね。
で、肝心の落語、ワタシ、勢朝さんの古典、聞いたことがなかったような気がします。
子は鎹の「カメちゃん」の背丈や遠近感、カメちゃんの友達との物理的な距離感、もあって、なんていうか、舞台・・・噺・・の臨場感、広がりがあるように感じました。

2011.05.07

第90回土曜てぃーたいむ寄席(11-05)

鶉屋倶楽部2階演芸カフェ奈良町落語館 14:00
 ・笑福亭純瓶 代書屋
 ・旭堂南青  木村長門守重成(難波戦記から)


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なんと、奈良町落語館、今月3回目!
まあ、近場で気楽にこれるってのが魅力かな。
短い会なんで、単価で言うと決して安い落語会ではないんやけど。
今日は定例の会で、二席で1,400円(予約又は会員価格。当日は1,500円)、コーヒー又はジュース付き。
今日は、定例の会だからかいつもよりやや多めの18人のお客さん。

まずは笑福亭純瓶さん、この間のこの会場での「つばなれ」の話題をマクラに。
この会は、なんと今日で90回、7月には100回を数えるそう。
で、7月23日に100回記念の会を開催されるとのこと。
おまけに、R指定で大人限定とのこと。ふむふむ、楽しみかも。
噺は代書屋。
登場人物は「田中彦次郎」だったので、オリジナルの表現のはず。
ということは、(年齢や誕生日などに違いがあって、一概には言えないけど)米團治系からの習得か。

続いて旭堂南青さん、木村長門守。
「梅が香を桜の花に匂はせて柳の枝にさかせてしかな」
※ちょっと講談の内容と一般的な解釈にずれがあるようです。
講談では、伊達政宗をして、柳の姿、桜の花、梅の香りというすべてがそろった武将と評された木村長門・・・って感じのお話でした。

木村長門守といえば、くっしゃみ講釈の中で後藤一山が語る「「大坂城中千畳敷の……四天王の銘銘には、木村長門守重成・長宗我部宮内少輔秦元親・薄田隼人正紀兼相・後藤又兵衛基次、茨田七手組番頭には伊藤丹後守・速水甲斐守ら……」が有名ですよね。その木村長門です。
で、ワタシがよく昼休みを過ごす中之島は東洋陶磁美術館の横に碑が建ってます。

講談では、主君秀頼を和歌で(下の句を読めなかったのを重成が詠んで)助けたとき、帝から「そなたは官位がないのか、惜しい。朕が官位をつけてやろう。どこから来た、確か末席のほうから来たようだ、うん、末席末席、下の席、下関・・・・そうじゃ長門守を名乗れい。」

ワタシ、明日も奈良にきます。
明日は出丸さんの会で、奈良基督教会のひがしむき寄席。

2011.05.06

卒哭忌(番外)

今日、卒哭忌でした。

 

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庭に咲いた牡丹。写真は撮ってませんがモッコウバラも一つ二つ花をつけ始めた。
あと、ブルーベリーもきれいに咲いてる。

 

ここ半年、誰も手入れしてないのに。

 

 

 

2011.05.05

ゴールデンウイーク緊急企画寄席!~情熱ひとり舞台・笑福亭純瓶編~(11-04)

鶉屋倶楽部2階演芸カフェ奈良町落語館 14:00

 

 ・笑福亭純瓶 住吉駕籠

 

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さて、今日はおとついの鉄瓶さんの兄弟子、純瓶さん。

 

昨日の桂ぽんぽ娘さんの時はお客さんが12人、一昨日の鉄瓶さんの時も12日、さてさて今日は?と見てみるとなんと、9人。
「つばなれ」できませんな〜でも、私10人こえると緊張してしゃべられへんようになるから、と、そこに新しいお客さんの登場。
やっと、10人。
観客から拍手が。(何の拍手や・・・・)

 

純瓶さん、もともと大師匠松鶴さんから、「ほうか、鶴瓶の弟子なら、四瓶(しびん)はどうや?」と、直々に命名されていたそう。
ところがその松鶴さんが入院したときに、ホンマモンの尿瓶と間違えられて・・・・
まあ、このあたりはおもしろおかしく作ってるんでしょうね〜。

 

鶴瓶さんの13人の弟子のうち3番目の純瓶さん、キリストの13人の弟子の3番目ユダはキリストを裏切った・・・そのせいか、師匠が冷たい・・・?
13人と言えるようになったのも、一人破門されていた瓶成さんが復帰を許されたかららしい。

 

新しい名前は、「笑福亭べ瓶」(しょうふくてい・べべ)。
事件を起こした事への反省から、「おまえは、べべじゃ。」(大阪弁で最後の意、「どべ」「どんべ」ともいう。)という意味らしい。

 

長々とマクラがあったので、今日は一席だけかなと思いつつ、落語に入る。
昔の移動手段は・・・・と、住吉駕籠へ。

 

終演は午後3時、たっぷりの住吉駕籠でした。

 

 

さてさて、五月晴れってこういう天気なんやって見本のようなお天気。
このまま帰るのもなんやし、せっかくの奈良町(一昨日も来たけど・・・)。
ちょっと散策。

 

で、春鹿のきき酒に。

 

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この品書きの順番に飲ませてくれるんですが、その後、しそ酒とか○○酒とか。

 

この、○○酒は、たまたま隣に座った女性(推定年齢30代)が、「今日は○○の試飲はできませんか?」とか聞いていて、たまたま、隣でいてたため同行だと思われたのか、ワタシにもついでくれた。

 

 

落語「鹿政談」に出てくる奈良の名物として、「大仏に、鹿の巻き筆、あられ酒、春日灯篭、町の早起き」、また一説では、あられ酒ではなく「奈良晒(ざらし)」といいます。
そのあられ酒の看板。
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お酒を飲めない方は、お隣の今西家書院(国宝)で、コーヒーとかお抹茶はいかが?
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2011.05.04

天王寺詣りを聞きながら、四天王寺さんを歩く(番外)

5月4日 四天王寺さんにいってきました。
落語「天王寺詣り」に出てくる建物や門、そのほかを見にいこうといつからか考えてて、落語にあわせて歩いてきました。

が、ちょっと写真が多いのと、落語との組み合わせが難しくって、このブログのカタチではちょっと難しいかなと考えてます。あ、落語のテキストも桂文枝さんのを聞きながら行ったので、あわせてテープ起こし(?)みたいな作業もあったりして。

えっと、途中経過です。


ほんで、あんたは今日は参りまへんか?

わしは今日は参らん、わしの参んのは中日や

「中日」言いますと?

今日が三日目、あしたが四日目で中日。あした参る。

「あした参る」てあんたそんなこと言うてて、今晩のあいだにゴロッと死んでしもたら参られしまへんで。

そんな人の気の悪なるようなこといいなはんな。

そうでんがな、小野小町は女やけどええこと言いましたで。「人間は風前の灯火です」と、風前の灯火とは風の前の火「明日をも知れぬ身の終わりかな。」。一休さんが、「小野小町は女で気が長い。風前の灯火なら明日をもどころやない、今をも知れぬ身の終わりかな。」。御開山(ごかいさん)が何とおっしゃった。「明日あると思う心のあだ桜、夜半に嵐の吹かぬものかは、ただ南無阿弥~」

そんなとこで法談をすな、あほやな。そんな人の気の悪なるようなことば~っかり言うねや、こいつは。もうしゃ~ないわ、こうなったら「牛に引かれて善光寺参り」やわ。

ヘヘッ、わてらは「犬に引かれて天王寺参り」でんなあ。

かけあいでしゃべってんねやな。こいつは。

ずっと、「ごかいさん」の意味や漢字を知りませんでした。
最近、西本願寺に行ったり、親鸞の本を読んだりして「ご開山」やということがやっと分かりました。
宗派、宗教の祖という意味なんですね。ここでは、親鸞聖人のこと。

さあ、こっち出といで。これが逢坂は合邦が辻やな、西に見えるが新世界、高いのが通天閣や。
こっちきなはれ、これが一心寺さん、向かいが安井の天神さんや、これをまっすぐずっときたところにある、正面にあるのが、これ天王寺は石の鳥居やないか。

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まあ~っ。

どっから声出すねや、おい。

立派なもんでんなあ。

立派なもんやろ。これを「日本の三鳥居」とこう言うねんで。

「日本の三鳥居」いいますと?

大和吉野にあるのが唐金の鳥居、安芸の宮島にあるのが楠の鳥居、天王寺は石の鳥居。と、これを「日本の三鳥居」とこう言うねやがな。

ああさよか。みな同類でんな。

同類って、盗人みたいに言うてんのやあらへんがな。


あらあ~、またえらいとこにチリトリが上がったあんねやなあ。

「チリトリ?」チリトリと言うやつがあるかい、あら扁額(がく)ちゅうねや。あの中に字が書いたあるけど読めるか?

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そんなん、あんた読めまんがな。四つずつ四つでんがな、シシの十六字でんな。

字数やないねん「何と書いたあるか分かったあるか?」っちゅうねや。

そらあんた、分かったないわっちゅうねん!

何を言うとんねん。あほ。「釈迦如来、転法輪処、当極楽土、東門中心」じゃ。

ははっ、何にも分からん猫の糞じゃ。

そんなあほなこといいないな。

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誰が書いたんですか?

弘法の支え書きと言うなあ。

へえ~、ドジョ~汁の中へ入れたらうまいやっちゃがな。

そらおまえ、「ゴンボのささがき」やないか。まこと小野道風の自筆やとも言うなあ。

へぇ~、古いもんでんねんな~あ。

扁額の1326年に作られたものは四天王寺の中の宝物館でみる事ができます。
そこでは、目の高さあたりに展示されてるので、文字をしっかり確認することができます。(写真撮影は禁止)
縦165cm、横110cm、重さ225kgの鋳銅製だそうです。


おまえ、それ、古いちゅうことが分かるか?

わかるかって、あんた、片っぽの縁欠けて、取れてまんがな。

取れたあんのやない。あら、扁額と言い条、箕(み)のカタチにしてあんねや。
「不意死したものは箕で身を救うてやろう」。柱の根元を見てみなはれ、蛙が彫ったあるやろ、上が箕で下が蛙「上から下へ、箕蛙」とこういうねや。

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ははっ、さよか。ほな、わたいがここでひっくり返るっと・・・・。

そんなとこでひっくり返りすな。あほう。あたま砂だらけやないかい。

いらんことせなんだよかった。ひっくり返った拍子に前の立石(たていし)で頭がつーんっと打ってえらい痛いわ。

立石ってそんなもんがどこにあるねん。

鳥居の横に立ってまんがな。

これを立石と言うやつがあるか、こら「ポンポン石(せき)」と言うんや。

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「ポンポン石」て何だんねん?

この石に四角い穴が開いたあるやろ、そこへ別の石を持っていって叩くとな「ポ~ン、ポ~ン」ちゅうて、唐金のような音がするんねん。耳を当てると、我が身寄りの者があの世で言うてることが聞こえるっちゅうねや。

さよか、えらいまたオモロイもんがおまんねんな。いっぺんやってこましたろこれで叩きまんのん、これで叩いたらよろしおまんねんな。へぇ~ッ、なるほどねぇ(トントントン)へぇ、なるほど、あ、ほんに、はッはッはッはッ……、やりよったなあ、ちょこざいな~。

おい、お前何を言うてんねん?

うちのおばはんね、死んであの世行て閻魔はん取り込んで、手広う商売してますわ。

そんなことが分かんのかい?

「分かんのか」て、言うてまんがな、耳当てて聞ぃてみなはれよう聞こえまんがな。「ただいま景色のええところが開いておます。おでんの熱々、休んでお帰り。」

そら隣りの茶店じゃ、あほう。

茶店でっか?

こういう慌てもんやで、難儀なやっちゃなあほんまに・・・・、こっち出といで。


これが納骨堂。乳母さん、乳の出ん方はここへお参りするなあ、布袋さんがお祀りしてあんねや。

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これが天王寺の西門やないかい。

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へぇ~ッ、えらいまた敷居が高こうなってまんなあ?

天竺をかたどって敷居が高こうしてあるわけやな。

はあ、なるほどね~。こんなとこ車がおまんなー?

車と言うやつがあるかい、こら「輪宝」ちゅうねや。

「輪宝」て何だんねん?

天王寺は天竺をかたどって手洗い水がない、水という字を崩して車にしてある。三べん回すと手を洗ろうたも同然やちゅうにゃ。

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へぇ~ッ、えらいもんがこんなとこ吊ってまんねやな。これ、廻しまんのか。(カラ、カラッ)
あんたなんやかんやで、よう嘘つきなはんな~。

何が嘘や。

そうでっしゃないかい。「手を洗うたも同然や」て、わて、今さっきお尻掻いたんでっせ、臭いしたらやっぱり臭い。

アホなこと、バチが当たるで。

こちらが手洗水。四天王寺さんにも手洗水、実はあるんですね。
説明書き(西大門(極楽門)縁起)によると、「当門の柱に「転法輪」が設置されているのは、当時の境内が釈迦如来の法輪を転ずる処であることを示している。」

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五重の塔ちゅうのはどれです?

五重の塔言うのはこれがそうや。

これなんで五重の塔言いまんねやろうな。

なんでて、五つあるさかい五重の塔や。

一つ、二つ、三つ、四つ・・・・、四つしかおまへんがな。

何を言うてんねん。もひとつ一番上にあるやないかい。

「もひとつ上に」て、ああ、あの蓋も一緒でっか?

「蓋」ちゅうて、重箱みたいに言うてるのやあらへんがな。こっち出といでや。
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これが南門、仁王さんのあんのがここや。


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西に見えるが紙衣(かみこ)さん。虎の門。太子引導鐘。猫の門、左甚五郎の作やな、大晦日の晩にはこの木彫りの猫が鳴くという。用明殿。指月庵に、お太子さん十六歳のお姿や。亀井水と言うて亀の口から水が流れてるなあ、経木流しに来んのがここや。西に見えるが牛さんで、前が瓢箪の池。東に見えるが東門で、内らへ入ると釘無堂に本坊に釈迦堂や・・・・、こっち回り。

これが大釣鐘に、足形の石に、鏡の池に、伶人の舞の台やないかい。


へぇ~ッ……。ほなちょっと尋んねますけどもね「天王寺の蓮池に、亀が甲干す、ハゼ食べる。引導鐘ごんとつきゃ、ホホラのホイッ」ちゅうのはどれです?

そんなおかしな尋んねよぉすなアホ、そらここの池やがな。

2011.05.03

ゴールデンウイーク緊急企画寄席!~情熱ひとり舞台・笑福亭鉄瓶編(11-03)

鶉屋倶楽部2階演芸カフェ奈良町落語館 14:00

 ・笑福亭鉄瓶 阿弥陀池
 ・笑福亭鉄瓶 竹の水仙

今日は、笑福亭鉄瓶さんの会。

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今日のお客さんが12人やったってことから、昨日の「鶴瓶噺」との対比などで、軽~くさぐってから、マクラでは、師匠鶴瓶さんの話題「チンチン出すおっさん」で、笑いを誘う。

「師匠っていうのは、神みたいなのもで。」(ちんちん出すおっさんでも。)

この会のネタ帳をみて、2席やりますって宣言。
で、まずは、阿弥陀池。

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二席目は、客の声を聞きながら、竹の水仙を。
実は用意してきたのは、「竹の水仙」と「火焔太鼓」だったそう。

古今亭のお家芸を、笑福亭で聞きたいとも思わないので、ワタシ、竹の水仙をリクエスト。
まー、笑らいどころは乏しいけど、好きな噺やし。
で、一日トータルでも十分満足してきましたよ。

二席やし、800円やし。

明日のぼんぼ娘さんが二席確定なら行くのになー。

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