第90回土曜てぃーたいむ寄席(11-05)
鶉屋倶楽部2階演芸カフェ奈良町落語館 14:00
・笑福亭純瓶 代書屋
・旭堂南青 木村長門守重成(難波戦記から)
なんと、奈良町落語館、今月3回目!
まあ、近場で気楽にこれるってのが魅力かな。
短い会なんで、単価で言うと決して安い落語会ではないんやけど。
今日は定例の会で、二席で1,400円(予約又は会員価格。当日は1,500円)、コーヒー又はジュース付き。
今日は、定例の会だからかいつもよりやや多めの18人のお客さん。
まずは笑福亭純瓶さん、この間のこの会場での「つばなれ」の話題をマクラに。
この会は、なんと今日で90回、7月には100回を数えるそう。
で、7月23日に100回記念の会を開催されるとのこと。
おまけに、R指定で大人限定とのこと。ふむふむ、楽しみかも。
噺は代書屋。
登場人物は「田中彦次郎」だったので、オリジナルの表現のはず。
ということは、(年齢や誕生日などに違いがあって、一概には言えないけど)米團治系からの習得か。
続いて旭堂南青さん、木村長門守。
「梅が香を桜の花に匂はせて柳の枝にさかせてしかな」
※ちょっと講談の内容と一般的な解釈にずれがあるようです。
講談では、伊達政宗をして、柳の姿、桜の花、梅の香りというすべてがそろった武将と評された木村長門・・・って感じのお話でした。
木村長門守といえば、くっしゃみ講釈の中で後藤一山が語る「「大坂城中千畳敷の……四天王の銘銘には、木村長門守重成・長宗我部宮内少輔秦元親・薄田隼人正紀兼相・後藤又兵衛基次、茨田七手組番頭には伊藤丹後守・速水甲斐守ら……」が有名ですよね。その木村長門です。
で、ワタシがよく昼休みを過ごす中之島は東洋陶磁美術館の横に碑が建ってます。
講談では、主君秀頼を和歌で(下の句を読めなかったのを重成が詠んで)助けたとき、帝から「そなたは官位がないのか、惜しい。朕が官位をつけてやろう。どこから来た、確か末席のほうから来たようだ、うん、末席末席、下の席、下関・・・・そうじゃ長門守を名乗れい。」
ワタシ、明日も奈良にきます。
明日は出丸さんの会で、奈良基督教会のひがしむき寄席。
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