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2010.11.10

市民寄席(10-39)

東成区民ホール 18:30
 ・桂 雀太  道具屋
 ・桂壱之輔  真田小僧
 ・笑福亭鶴二 延陽伯
 ・林家染丸  掛け取り
 中入り
 ・露の 都  てんぷら
 ・月亭八方  算段の平兵衛

 

Img_0446

 

 

Img_0448
H氏にチケットをお願いしていた落語会・・・なのに、H氏は仕事のため(?)急遽欠席。かわいそ〜に。

で、先に着いたワタシ、Y氏の席だけキープしていたが、そうそう、Y氏は三人連れって忘れてた。

 

まずは、桂 雀太さん、携帯電話の注意をマクラに、落語は「ほたら何ですかいな〜、わたいに夜店出しの道具屋を・・・」と、枝雀さんふうに。
そういえば雀太さんは枝雀、雀三郎と続く一門だってことをすっかり忘れてた。

 

続いて、桂壱之輔さん。
東成区中本出身という自己紹介で、妙な連帯感がうまれてる。
演目は真田小僧やけど、「真田」の「さ」の字も出ないところまで。
嫁さんに「話するさかい、5銭おくれ」ってさげ。
うまいし、面白い。
もっと聞きたい・・・ちょっと中途半端感が残る終わり方。

 

続いて、笑福亭鶴二さん。
鶴二さんをみると、ごまめさんを思い出す。
で、こちらは隣の生野区出身をアピール。
いいね、こう言うローカルを共有できる感じ。
今日の寄席の満員御礼の比して、自身の丸八寄席、「この間、80人の会場に20人のお客様でした・・・」
演目は、延陽伯。
「わたいら、頭よろし、勘よろし、ピーンと・・」のフレーズは大好き。
ワタシ、鶴二さんには「梅やらはんキャラ」(馬の田楽)が染みついててて、とれない。
あ、今日のしゃべり方、声といい、間といい、仁鶴さんの雰囲気がでてましたね。なんでやろ。
噺は「(こんな長い名前やと)丸焼けになってしまう。」まで。

 

中トリには林家染丸さん、そうなんや、もうこんな季節やって思うのと、さすが林家って思うのと。

 

Img_0451

 

で、中入り、前方にごまめさんの連れの方を見かけたような気がして、舞台そばまで行くがごまめさんは見あたらず。
おかしいな〜、鶴二さんのおっかけやのに。

 

さてさて、次は露の都さんから、満月乙女会(乙女たちが、満月の夜集まって、満月ポンを食べて、満月のパワーを受ける集団なそうな。)の話題、炊飯器話題からてんぷらへ。
(後の飲み会で、Oさん(長東補)が、「あの人は落語しはらへんのですか?」って(笑))
確かに、これは新作落語ですって断りをいれておかないと、ただの「大阪のおばはんのおしゃべり」と思われても仕方ないですよね。

 

さてさて、トリ、近頃めちゃくちゃ落語に力を入れてると噂の月亭八方さん。
凝ってる芝居ばなしか、それとも・・・と期待がふくらむ。
なんと、算段の平兵衛。

 

ええっと、オチは確か・・・・そんなん、こんな区役所の落語会でできるん?
こういうところでは、影清すら難しいと思ってたのに。
そこはさすが、八方さん、うまくオチ、というか噺のお終いを設定する。

 

導入部の庄屋さんのお手かけはんについても、自身の浮気がばれた話などを巧みに織り交ぜ、また、そこでも笑いを誘って。
「浮気、何でわかった?」「お天道様が教えてくれた。」(奥さん)
それ以降、天気の悪い日に・・・ってマクラでふっておいて、オチにもつなげる。

 

あー、面白かった、これで1000円ってお得ですよね。
椅子さえよければ3000円でも行きたい会。
会場を後にするとき、おおお、やっぱりいてはった、ごまめさん

 

で、今日はH氏はいないけど、Y氏、O氏、N氏(ぜ〜んぶ長東組)と飲み会。痛飲。

 

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