第4回八天・聖天・八聖亭(10-33)
福島八聖亭 14:00
・月亭天使 鷺とり
・月亭八天 兵庫船
・笑福亭生喬 鰻谷の由来
・月亭八天 高津の富
中入り
・月亭八天 茶屋迎い
鶴橋から環状線で、福島へ。
昔、1年だけこの駅で乗り換えて通勤してたことがあって、いまだになんとなく懐かしい。
たった1年(正確には11ヶ月)やし、自分の記憶より、この界隈に「人を懐かしがらせる何か」があるのかも。
環状線は、車内の放送によると、朝、阪和線で信号故障があったらしく何か遅れてる。
おまけに乗っていた電車で、誰かが非常ボタンを押したらしく、臨時停車。
しばらくして、運転士さんが先頭から後方へはしりすぎ、ややあって車内放送。
「間もなく発車いたします。ハァハァ。ハァハァ。」
1階はイタリア料理店
で、落語会。
まずは、月亭天使さん。
今年、八天さんに弟子入りしたばかりの35才。
雀を取る話やったんで、ははあ、商売根問かなと思ってたら、鷺とりをたっぷり20分以上。
なかなか、しっかりした感じで、かわいいし、これからが楽しみですね。
今日はお囃子のレベルが非常に高く、落語会の見本のような。
わかりませんが、八天さんの笛かな。生喬さんも芸達者やし。
続いて、師匠、月亭八天さん。
一昨日の田辺寄席と同じマクラ(アホほど暑い、くそ暑い)から、兵庫船を。
今日はずっと入れるし、違和感なく楽しめる。
ここでもお囃子の魅力が遺憾なく。
さてさて、この間の違和感、何やったんやろ。
続く笑福亭生喬さん、豪華客船での落語会の仕事の話をマクラに、鰻谷の由来を。
一度聞いたことがあるネタで、(多分、ずうっと)その時より練られている。
まとまりもいいし、ほぼ完成か。
続いて月亭八天さん、高津の富を。
で、「皆さんにインフォメーションを。」で、11月23日の独演会のお話を。
「腐るほど」チケットが売れ残ってて、中入りの間に天使が受付で売りますので是非よろしくとのこと。
今日は、八天さん(=米朝系)の流れで言うと、高津の富を聞けるとは思わなかった。
一文無しで宿屋に泊まった男は、さてさて、何者かというところで、昔々、六代目松鶴さんは仲間の勉強会で「読みを外した(一文無しになった)堂島の相場師」やったんちゃうかとの説。
その「読みを外した堂島の相場師」風の今日の八天さんの「田舎の金持ち」。
ワタシにはピントぴったりで、ちょうどフィット。
で、中入り。
チケットを買って、(11月23日、ワタシそんな先まで予定ないので、とりあえず最前列の席をゲット。)タバコを吸って、トリに向かう。
11月の独演会では、なんと、桂雀三郎さん直伝の地獄八景をかけるそうです。
何ともお楽しみ。
旅ネタが二つ続いてさてさて、次は、酔っ払いネタか泥棒ネタかと思いきや、まあ、酔っ払いネタには近いんですが、なんと、茶屋迎い。
こんなん、今、染丸さんしかしはらへんやん!
って、非常にお得な落語会でした。
一昨日の違和感もなく、腹から笑えて。
またまた、この会、お得なんで来ようかなって感じです。
で、この時点で16時30分。たっぷり2時間半。
福島駅に向かう。
焼き鳥屋さんとかがいっぱいあって、、、でも、みんな準備中。
危ない危ない。
落語会が17時終わりやったら、まっすぐ帰られへんとこやった。
三笠は、奈良に決まってるやん。
天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山にい出し月かも
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