ビギン寄席(010-022)
京橋ビギンホール 13:00
・林家染雀 宿屋町
・露の都 阿弥陀池
・笑福亭鶴瓶 回覧板
二度目か?のビギン寄席。
今日は、久々にY氏と同行。
Y氏とは、3月30日の露の五郎兵衛の1周忌(キリスト今日では周忌とは言わないらしいが。)以来、1ヶ月以上ぶり。
おまけに、この間、落語会以外で初対面をした「ごまめ」さんも来てはるそう。
ごまめさんとは、開演前に会えました。
入場時にもらったチケットには、笑福亭鶴瓶、露の都、笑福亭瓶成と書かれていたが、ポスターには、林家染雀さん。
事前申込、予約制で、100人の会場には、申し込みもせずにやってきたおばちゃん連もいて、何とか、彼女たちを最後列に座らせるキャパもあったりして。
まずまずの運営。
(ワタシ、最後列に座ってたんで、後ろで立たれて、延々喋られるとつらい。)
まずは、林家染雀さん、宿屋町。
米朝さんの型、ちょっと「かみかみ」なのはあんまり高座にかけてないからか。
「いかな裁判官もこの(けつ)にだけは判決に困った」ってくだり、誰か新しいのを作らへんかなぁ。
いつも染雀さんの技量、巧みさに感心するワタシとしては、それがなかった分残念。
つづいて、露の都さん、例のマクラとも雑談ともつかない話の中から、突然、落語の世界へ。
マクラ?では、東大阪での「都の古典百選」の話題や、70回記念のビギンに鶴瓶さんを呼んだのに、伝わってなかったことなど。
演目は、露の一門お家芸の阿弥陀池。
「堀江の盆踊り」とか「過ぐる大戦」って言い回しが違うのが楽しい。
さてさて、ここまでのお二人は短めだったので、変に期待を持たしてしまった感のある笑福亭鶴瓶さん。
マクラではマネージャー話題や奥さん話題など、どうもその奥さん話題から離れられずに回覧板へ。
この噺は「現代劇」なので、話題はその時々にあわせて、いくらでも差し替えはできるはずで、(逆に触れてはいけなくなった話題もあるかも)新作落語ならぬ、夫婦の関係がある間はいつでも「最新作」落語になる噺。(これが落語かという議論はあるでしょうが。)
会場のお客さんはほぼ鶴瓶・都ファンの方達なので、完璧ホームでのプレイですから出来が悪いわけがなく、落語会としては盛り上がった感満点でした。
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