第295回NHK上方落語の会(010-004)
NHK大阪ホール 18:30
・桂雀五郎
・笑福亭生喬
・桂梅團治
中入り
・露乃団六
・桂 雀松
Y氏の当選したのにお供。
まずは、桂雀五郎さんの手水廻しから。
田舎の宿屋の人たちは、妙なクセがなく、女中にもへんな訛りがなくてこの方が聞きやすい。
「長頭」を回すあたりでは、見ている方の客もあわせて手を振り、情景が伝わる。
大阪の宿屋での水を飲むシーンでも、雰囲気がよく出てて、感心する。
う〜ん、雀五郎さんええ感じ。
続いて、笑福亭生喬さん、笠碁。
ここのところよく聞いてるので、あまり期待せずに軽く聞いていたが、以前より段々よくなってきてるのがわかる。
雰囲気・・・って、説明できへんけど、聞きやすくなってる。
オチも見事に作り上げて、もう、完成型かも。
もう少し、歳をとってから改めて聞きたい感じですね。
つづく、桂梅團治さん、祝いのし。
お囃子、何て曲やろう、かっこいい。
喜ーさんの「アホさ」加減は、春団治さんとは違っていて、ちょっと賢い感じ。
オチも師匠とは変えていて、「やめておくれ、ぬか喜びになる。」
中入り後、露の団六さん、派手な羽織で登場。
法被か、羽織かわからないような。
演目は近日息子、「くやみ」に行く町内の男同士の掛け合いが楽しく、天ぷら食いたい、そうそうその方だけでなく、鞄→おばん、ベランダ→オランダなど聞いたことのないギャグ満載。
トリの桂 雀松さん。
例の、ライフラインが止まったら生活できない、落語がなくなったら・・・・ってマクラから、演目は愛宕山。
お囃子をこれでもかってくらい使って、舞妓さんのびらびらも都合3回使ったり、風呂敷を背負う様はさすがに芸達者な雀松さん。
「シュッ」とした芸風で、谷底から上がってきたときの様子などほかの方では見られないような。
今日のNHK上方落語の会、当たりでした。
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