上方落語一心寺亭(10-001)
一心寺シアター倶楽 13:00
・桂佐ん吉 子ほめ
・桂阿か枝 延陽伯
・桂小春團治 さわやか侍
中入り
・桂 三象(踊り)
・林家染丸 掛け取り
今年、初の落語会は一心寺亭から。
そういえば、去年は京都の都丸さんの会だったっけ。
一心寺さんでの初落語は2年ぶり。
今年から、前売りのシステムが変わったので、ここで行列をみる事もない。
(地下、ロビーはそんなに変わらない風景。)
今年の最初の「ナマ」落語は、桂佐ん吉さんから。
マクラも控えめに、子ほめを短いバージョンで。
う〜ん、口跡がいいというのか。練れているのか。聞いていて気持ちがいい。
オチは、「どう見ても、今晩くらいや。」
続いて、桂阿か枝さん。
「中入りの後、抽選会があり、一心寺さん特製のタミフルが当たります。」
学校寄席で生徒全員がマスクをしていた話などをマクラに、延陽伯を。
「朝ご飯が、昼ご飯になってしもた。」
さてさて、桂小春団治さん、何の話を聞けるのか・・・・・
正月お楽しみも多いところ・・・・テレビ、ただの娯楽・・・・時代劇・・・・水戸黄門・・・と、来て、大名将棋かと思ったが、さわやか侍。
「ひとーつ、人よりハゲがある。ふたーつ、不思議なハゲがある。みっーつ、見事なハゲがある。」には会場内爆笑。
中入り後、佐ん吉さんとお茶子さん(かわいさん)が登場して、前売り券からの抽選会があって、桂 三象さんの登場。
最初は高座でいろいろマクラがあって、いったん舞台を降りてから、頭に、例のアレを付けて再登場。
藤あや子さんのむらさき雨情にあわせて、踊りを。
さてさて、トリの林家染丸さん、真っ赤な着物で登場。
還暦の時の、お弟子さんたちからのプレゼントだったそうで、正月らしいと言えばそうなのかも。
マクラもたっぷりながら、演目は何と掛け取り。
う〜ん、微妙。
噺自体は、家主の狂歌、豊竹屋の浄瑠璃、酒屋の歌舞伎、魚屋の喧嘩までたっぷりで、また、それぞれが「芸」に裏打ちされたものやから、楽しくないはずはない。
けど、ワタシ、大晦日から今日までの2日の違いが気になって、気になって。
正月の寄席で「掛け取り」悩むところです。
で、3時過ぎに落語会も終わり、(全体の抽選会にもはずれ、)早く終わったので、一心寺さんから四天王寺さんの方向に向かわず、西の方向へ。
安井神社から坂を下り、合邦辻(がっぽうがつじ)。
落語天王寺詣りに出てくる下寺町から合邦辻を逆に歩いてる。
「これが逢坂は合邦辻(がっぽうがつじ)やな、西に見えるが新世界、高いのが通天閣や。
こっち来なはれ、これが一心寺さん、向かいが安井の天神さんや……。
さ、こっち出といで、早いもんやなぁ、正面にあんのが天王寺は石の鳥居や。」
日本橋のでんでんタウンを北へ、途中電機屋さんをひやかして帰りましたとさ。
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