上方演芸ホール第293回NHK上方落語の会(09-094)
NHK大阪ホール 18:30
・桂 文鹿 浮世床
・桂こごろう 替り目
・笑福亭岐代松 火焔太鼓
中入り
・笑福亭仁智 スタディベースボール
。桂雀三郎 神だのみ 初恋篇
現場まわりから1時間休暇を取り、直接NHKホールへ。鶴ちゃんと合流。
今日の席からはこんな感じ。
噺家さんを斜め45度から見るくらい。
まずは、桂 文鹿さんから。
登場は「石段」ではなかったのが気になる。文鹿さんくらいになると、自らのお囃子で登場できるのか。
はたまた、放送の都合か。
演目は浮世床。たしか一度聞いている。
ちょうど15分におさめる。
つづく桂こごろうさんは、鉄板のマクラ、大阪弁の「ちゃうねん」。
後ろの席のいかにも大阪のおばちゃんたちに大受け。
おばちゃんの「言うたろか。」や「知らんけど。」はあるあるネタですね。
で、雀三郎さんの流れか、酔っ払いの小咄三話(娘の縁談を決めてきた、飲み屋の親子、月か太陽か)があって、替り目へ。
さて、笑福亭岐代松さん。
湯飲みが置かれているのはいいが、どうもお湯を飲むタイミングが悪いように思える。
マクラは鉄道マニア、歴史マニア、骨董コレクターときて、演目は、東京ネタというか、古今亭の噺、火焔太鼓を。
「ひじきをこぼしたような字」や「十三音頭」など、工夫も多く、大阪らしくしつらえてもいるけど、骨董屋に武士が買い物に来るって設定自体、大阪っぽくないように思ってしまう。
中入り後は、笑福亭仁智さんから。
オクラホマミキサーのお囃子に乗って登場し、まずは、各放送局の野球中継をパロってからスタディベースボールを。
さてさて、トリの桂雀三郎さん。
自身の学生時代の話をマクラにふんだんに盛り込み、演目は神だのみ初恋篇。
物語は学生街のアパート、主人公は「もり・たけお」って聞こえたけど、多分「森種男」で、雀三郎さんの本名か。
同じゼミの女の子に告白できず、友達から電話や手紙などをすすめられる。
友人の「菊田」って多分実在のひとなんやろうなぁ。
縁結びの神様だと思っていたのが実は「緑結び(みどりむずび)」でってところから、きれいなオチへ。
※後日談
その後の飲み会で、日本酒を5合飲んだ鶴ちゃんは、酔っぱらって違う電車で寝込んでしまい、午前3時帰宅だったそうな。
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