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2009.08.30

第14回さざんか寄席(09-063)

大和高田さざんかホール 14:00
 ・桂さろめ
 ・桂 文三
 ・林家染二
 中入り
 ・笑福亭松枝
 ・笑福亭三喬

P8300005
久々(かも?)嫁はんと出かける落語会は、年に一度の大和高田サザンカホールのさざんか寄席。
まずは、桂さろめさんから。
舞台に上がって、「桂あやめの一番弟子の桂さろめ、、、」って名ビラを指すと、まだ「さざんか寄席」のまま。
あわてて、自ら名ビラ返しを。
上方落語界では女性の落語家は9人とのこと、で、今から入門してもベスト10に入れる。
山形出身で、しっかりした関東弁のまま、演し物は鶴を。
どうにもこうにも、違和感ありまくり。
「すると、うしはもともと牛とは言わず、、、」は面白かった。

続いて、桂 文三さん
そば屋で見かけた夫婦のマクラから、ろくろ首。
チラシなどでは、「桂つく枝改め文三」と書かれていたので、お披露目的にもっと後の出番かと思っていたけど、浅い出番で、軽く20分程度で降りる。
ちょっと、欲求不満かも。

続いて中トリに林家染二さん
プログラムには、地獄八景亡者の戯(発端より三途河)と書かれていたので、これも短めかと思っていたがこちらは長講。
まずは、「さざんかホールで落語をするのが子供の頃からの夢でした。」から始まり、9月13日の「団体専用列車で行く林家染二の『楽』語列車」のPR。
旅つながりで、JALの機内サービスへと続き、地獄八景へ。

・「行きたいとこは行き尽くした、山中、山代、有馬、大和高田・・・」など細かく地元を入れたりはサービスか。

・三途河(しょうづか)の婆が、婆とはいうものの役職の名前で、実は十代の若さ、廃業後、アイドルとして芸能界にデビュー、歌手から女優、その後自称サーファーと結婚して・・・・・

・三途の渡しが渡し賃を取るところで、「施行舟(せんぎょうぶね)と違うぞ。」を「ボランティアと違うぞ。」と言わせたり、「いつ、民営化されるかわからん。今晩でどうなるか。」と今日の選挙を織り込んだり。

・六道の辻では、「男はつらいよ」の最新作が封切られ、何とマドンナは大原麗子、劇団四季は劇団死期やし、マイケルジャクソンのコンサートも開かれている。冥土繁昌亭では、新入りの前座が水まきしていて、それが露の五郎兵衛さん。

で、噺はここ閻魔の庁までで、「全部を聞きたい方は私のDVDをお買い下さい。」

中入りのときのロビー。ここから高座が見えるようになっている。
P8300003

中入り後、笑福亭松枝さん
マクラで落語界の襲名ラッシュについて、「クーリングオフもきかない送り付け詐欺、悪質商法」と痛快に皮肉る。
噺は短めの紀州を。
尾州公が「ラッキー」って喜ぶところは「ヤッピー」ってやった方が「若い女の子に」受ける。って兄弟子鶴光さんの娘さんに言われたことがあって、そうしていたことがあったけど、いま考えてみるとあれは酒井法子・・・・・・・容疑者が使っていた言葉やった。
もともと、若い女の子とのお客さんいてへんのに。って。

トリに登場した、笑福亭三喬さん、「本来なら、松枝先輩がトリですが、若いモンにトリを取らせてくれて。」とひと言お礼から。
演目、崇徳院をしっかりじっくりと。
「わたしも実家の大和高田に帰らせてもらう。」って地元をちょっと入れてましたね。
オチは、「割れても末に買わんとぞおもう。」やけど、ちょっと言い回しが違ってました。

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落語ライブ「らくだ」落語ライブ「らくだ」


アーティスト:林家染二

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