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2009.03.29

東西交流落語まつり~その4~(09-028)

通天閣地下劇場STUDIO210
 ・月亭八天  替り目
 ・入船亭扇好 宮戸川
 ・桂梅團治  佐々木裁き
 中入り
 ・桂 米平  寄合酒
 ・三遊亭遊吉 阿武松

東西交流落語まつりでは、東京から三遊亭遊吉さん、入船亭扇好さんをお招きしていて、大阪らしく「使わな損」みたいなハードスケジュール。
3月28日は、三遊亭遊吉さん、入船亭扇好さんとも「交流落語まつりその1」を、午前10時から繁昌亭で、露の団六さん桂 米平さんと、その後、会場を通天閣地下劇場STUDIO210に移して、12時と14時の通天閣劇場TENGEKI、18時からは、太融寺本坊で、「その2」を桂 文我さん桂 宗助さん桂雀五郎さんと。
翌29日の扇好さんは、12時と14時の通天閣劇場TENGEKIの合間に、13時に太融寺本坊で、桂 米平さん月亭八天さん桂 団朝さん笑福亭呂竹さんと「その3」を。
遊吉さんは、TENGEKIがなく、「その3」終了後神戸の板宿寄席(山陽電鉄板宿!)で、露の団六さん桂 吉坊さん桂 雀太さんらと。
で、お二人とも、17時半には引き続き通天閣で、「その4」を桂梅團治さん桂 米平さん月亭八天さんと。30日、月曜日には、「その5」を繁昌亭で笑福亭竹林さん桂 三歩さん林家そめすけさん
桂まん我さん笑福亭生寿さんと。

で、ネットで調べてみると、三遊亭遊吉さんは落語芸術協会、入船亭扇好さんは落語協会の噺家さんとのこと。
ふ〜ん、大阪では一緒の舞台に立てるんや。

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本町からテクテク、通天閣まで。
今日は、朝、自宅から駅まで25分、難波から西長堀の中央図書館まで20分くらい、そこから本町のヴィアーレまで30分くらい、落語会が終わってからここ通天閣まで約35分歩きました。

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通天閣真下、これが通天閣地下劇場の入り口。

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隣の串カツ「だるま」、有名店ではあるがこの行列。

幕があくと、4人の噺家さんが椅子に座って登場。
左から、月亭八天さん、入船亭扇好さん、桂梅團治さん、空席があって右端に桂 米平さん。
空席は遅れている三遊亭遊吉さんで、これから公開で出番を決めようというもの。
欠席裁判の結果、八天、扇好、桂梅團治、(中入り)米平、遊吉の順。
遊吉さんは、神戸の板宿の落語会に行っていて遅れているとのこと。
少しして、遊吉さんが舞台に。道に迷わなかったかとの問いに、
「連れてきて貰いましたから。」
「誰に?」
「坊主頭の大きい人。」
「名前くらい覚えたり〜や。」どうやら笑福亭呂竹さんだったみたい。
「怪しげなところを通ってきました。」じゃんじゃん横町か。

で、
まずは月亭八天さん。
「(吉本には)内緒で出させて貰ってます・・・・」
酒の噺をマクラに、「命を削るかんなって事を申しますが、私ら、その削ったやつに醤油をかけて一杯飲みたいくち。」
演目は替り目。

続いて、入船亭扇好さん、「学校寄席が多いです。何でかって考えたら、名前がせんこう。」
男と女では、女が圧倒的に強いって話をマクラに。
男はぼけても最後まで女房の顔と声は忘れない。その点女はぼけてくると最初に忘れるのが亭主の顔って話から、宮戸川。
オチは、「お花の腿にすーっと手を伸ばす・・・(会場を見渡す)・・お時間でございます。」

続いて、桂梅團治さん、昔、オーロラ輝子が歌っていたなど通天閣地下劇場の話があって、最近の通天閣近辺の雰囲気の変化について。
最近は若い娘たちのグループがうろうろしていたり、雰囲気が変わってきた。
じゃんじゃん横町では朝から飲める店もあるが、観光地化していてお客さんも多い。
演目は、佐々木裁き。

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中入りの時に外に出てタバコを吸う。
そのときの「だるま」の様子。


中入り後は桂米平さんから。
「体重は110キロです。」というと会場からは「お〜っ」
「体重を言うと「お〜」って言われるので、楽屋では百獣の王って呼ばれてます。」
春場所の季節で、最近子供が母親に
「お母さん、あの人お相撲さんやろ。」
「そんなんいうたら失礼やろ。お相撲さんやない、ただ太ってるだけや。」
演目は寄合酒。

トリに登場三遊亭遊吉さん。
多分、米平さんの半分くらいの体重で、こちらは相撲ネタを。
阿武松。
きれいな口跡で、流れが美しい。
ワタシ、東京の落語家さんのこんなところが好きです。
演目も講釈ネタっていうか、トントントンと流れるようなネタが好き。


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8時ちょっと前の「だるま」の様子。まだ並んでいる人がいます。

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夜の通天閣。
梅團治さんもおっしゃってましたが、ちょっと前は夜にはなかなかうろうろ出来ないところでした。
今は若いカップルや女の子たちのグループもいてたりして。


後日追記します。

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コメント

半年間の落語教室お疲れ様でした。力のこもった演技指導本当にありがとうございました。そして、一緒に勉強してきたみなさんもお疲れ様。いい出逢いになりました。
昨日の発表会は客席にいるのに緊張しました。シ~ンとした客席が坊枝師匠のあいさつで一変和やかな雰囲気に。
いつでもどこでも人を笑わせることができる。すごい武器でうらやましいです。少しでも身につけたいのでこれからも落語の勉強続けていこうと思います。
それから、ブログの落語会でのマクラネタの紹介 とても面白くて楽しみにしています。
では、今後のますますのご活躍楽しみにしております。

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