久々の紅雀と阿か枝(09-019)
ワッハホール 19:00
・旭堂南青 太閤の風流
・桂 紅雀 煮売り屋
・桂阿か枝 猫の忠信
・桂阿か枝 大安売り
・桂 紅雀 ガマの油
K氏と同行。
まずは、旭堂南青さん。
ある会社に呼ばれ「社員900人の前でたっぷり講談をして欲しい。」で、行ってみるとなんと全員がフィリピン人だったって話から、講談と落語の客層の違いをマクラ(?)に。
お題は太閤の風流で、秀吉がとんとん拍子に出世して、公家たちに歌を詠んで欲しいと言われ、「奥山に紅葉踏み分け鳴く蛍」と歌ってしまう。そのまま逃げ帰るが、翌日、妻の入れ知恵で、「武蔵野の篠を束ねて降る雨に蛍よりほか鳴く虫もなし」という古歌がある、とその場をごまかした。って噺。
続いて、桂 紅雀さん、煮売屋。
飼い猫が最初180gだったのが、いまや4kg、雄猫で去勢しなければならない事になってしまった。
で、紅雀さん、「ワタシは彼の一生を左右するしてしまう(神)なのか?」と真剣に悩んだとのこと。
友達の獣医に手術して貰うため四国を往復、かわいい子には旅をさせろ・・・から旅の噺、煮売り屋を。
続いて、桂阿か枝さん。
さっきの紅雀さんのマクラがそのまま使えるような、猫の忠信。
「私の方も猫のお話で〜」
古い大阪弁、「いんまの今」とか聞けるとうれしいですね。
続いて、阿か枝さん、去年から針を打ってもらっているとのこと。
背中でも感覚でどれくらいの長さの針が打たれているかがわかるとのこと。
中には、携帯で写真を撮るお客さんもいるとか。
演目は、大安売り。四股名は食用菊。
トリ、時間も迫っている中で、紅雀さん。
東京での物価がびっくりするほど高い、千疋屋ではふつうのみかんが一個500円もしていた。
3個で1500円、今日の落語会の入場料。
「皆さん、驚きませんね〜、今日はハイソなお客さんは雀三郎師匠の落語会に行ってるはずやのに。」
演目はガマの油。
終了後、K氏と岩崎塾へ。
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