笑ろう亭あさひ寄席(09-17)
旭区民センター 18:00
・笑福亭喬介 みかん屋
・林家卯三郎 ふぐ鍋
・桂 春若 禍は下
中入り
・桂 勢朝 禁酒関所
・桂 小米 猫の皿
H氏にお願いして前売り券を買っていたが、会社に忘れてきていた。
警備員さんにお願いして人気(ひとけ、です。にんきもないけど。)のない会社へ。
そうこうしている間にバスでは間に合わない時間帯に。で、お京阪で関目まで行き、そこから歩く。
久々に、Y氏、H氏と3人での落語会。
今日は職場でちょっとしたイベントがあり、H氏はそちらにも参加するのでもしかしたら欠席かも?と考えていたら、二番太鼓が鳴ってから赤服のH氏登場。
「ぎりぎりですわ〜っ」ぎりぎりアウトです!
まずは、笑福亭喬介さん。
年季明けの解放感の話題もそこそこにみかん屋を。
何度も噛んだり、とちったりしていたけど、みかん屋の雰囲気にあっていてたのしい高座。
ご本人は不本意かもしれませんが、良かったです。
つづく、林家卯三郎さん、バスツアーでの添乗では最前列の補助席に座布団を敷き、後ろ向きに座って落語をするのが、揺れて大変って話題から。
関西の「鉄砲」(たまに当たると死ぬ)から、千葉県の銚子あたりでは「トミ」(滅多にあたらん)まで、いろんな呼び方を紹介してふぐ鍋を
ふぐを食べる仕草や、一口食べてみてからの表情の変化など、いい感じ。
名ビラ返しの喬介さんが湯飲みを持ってきて、中トリ、桂 春若さんの登場。
まずは宣伝からということで、「皆さん、ご存知ないと思いますが、大阪に桂春団治という落語家がおりまして、襲名50周年の落語会をやります。まあ、春団治、ご存知ないと思いますが・・・・50周年は、考えてみれば難しいことで、昨年の桂米團治さんが50才くらいで、50周年となると100才の時。春団治は29才で襲名しているのでできること。」
今日の演目、禍は下は大阪では米朝師匠と宗助さんくらいしかやらない珍しい噺とのことで、その理由に、面白くないこと、むつかしいこと、時代に合わないことの三点をおっしゃってましたが、なかなか。
時代はともかく十分面白かったし、「川筋の魚屋」って言葉からは古い大阪の夜の風景が浮かぶよう。
中入り後、桂 勢朝さん。
小声で「あのねぇ」から始まる小ネタのオンパレード。
花粉症の上、昨夜の深酒もたたり、最悪の状況とのことで、「花粉飛んだら悲惨(飛散)ですよ。」から、繁昌亭へ自転車でかよっているって話、私も自転車で行けるんだから皆さんも来られますよ、是非楽屋へも。
さらには、米朝師匠の話題をギャグ満載で。
後期(高貴)高齢者、「そういえば、総入れ歯」、「よっこらせっと(よっコルセット)」などなど。
で、師匠はいまだに飲んでいて酒は百薬の長の見本みたいな人・・・・禁酒関所へ。(お見事)
侍と酒屋の対比や、その侍の酔いによる変化などの描き分けもすばらしく、一度じっくり聞いてみたい噺家さん。
トリ、桂 小米さん。
春若さんの「禍は下」とネタがつくため・・・とのことで、急遽演目の変更。
ウィリアムテルの弓や、牛若丸の笛、聖徳太子の「しゃく」など、骨董品についての短い噺を織り込んだあとに、猫の皿を。
時代設定が微妙で、猫の値段は1万円。
8時過ぎに終演で、例によって3人の反省会。
ワタシも花粉症のせいか、ぼぉっとしていて酔い具合がよくわからない。
おまけに家まで2時間かかる。で、家に帰ってから飲み直し。→泥酔。
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