第41回十三寄席噺のにぎわいin繁昌亭(09-009)
天満天神繁昌亭 18:30
・笑福亭喬介 つる
・笑福亭呂竹 延陽伯
・月亭八天 茶の湯
・山崎邦正(月亭方正) 阿弥陀池
・月亭八天 小倉船
午後の部、城北市民学習センターの落語会からバスに乗って扇町まで。商店街をちょっと散歩して5時半頃に繁昌亭へ。
すでに大勢の人がいて、整理券は71番。
なんとか、1階の通路サイドの席をキープする。
まずは、笑福亭喬介さん、「年季明けの解放感、でてますか?」って例の雰囲気で、おめでたい噺をって、つるを。
続いて、「八天師匠に急遽、出てみたら?」と言われて出てきたという笑福亭呂竹さん。
「イヤです。とはいえませんので。」で、小咄二題から延陽伯を。
やっぱり一日の長あり。
さてさて、月亭八天さんは、ネタだししている茶の湯か、小倉舟。
最初は茶の湯でしょう。
「このためだけに東京からやってきてくれた山崎邦正(月亭方正)さんはなんと、大学に通っていて、それも心理学を勉強しているらしい。私はそんな彼の心理が知りたい。喬介くんの趣味は映画、呂竹くんの趣味は野球、私はおいしい食べ物とお酒、お風呂、歩くこと。なんやただのなまけもの。」ってマクラから若い頃出来なかったことに年をとってから没頭できるようになるもので、、、と、茶の湯へ。
中入り後、着物の裾を引き摺ってだらしなく登場した月亭方正さん。
去年の5月に月亭八方さんに、月亭の屋号をくださいっておねがいしたら、簡単に「ええよっ。」って。
皆さんもどこかで言うたらもらえますよ。って。
マクラで奥さんの「天然」ぶりを示す話として、家族旅行で沖縄に行ったときの話を紹介。
沖縄では、何にでも紅芋が入っていて、紅芋サブレ、紅芋クッキー、等々。帰る時に奥さんが空港のレストランで「なあなあ、べにちゃやて。紅芋のお茶や。」「それは紅茶や。」
演目は阿弥陀池、変に誰かのものまねでもなく、自分の言葉にしていて聞きやすい。
「上方落語」の範疇には入らへんかもしれへんけど、新しいジャンルかも。
トリの八天さん、たっぷり小倉舟。さっきとは全く違った、the上方落語。
落差と、幅を楽しめる落語会でした。
よかったよかった。
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