第283回 NHK上方落語の会(09-004)
NHK大阪ホール 18:30
・桂 吉坊 寄合酒
・笑福亭三喬 子盗人
・桂 九雀 植木屋娘
中入り
・露の都 てんぷら
・桂雀三郎 不動坊
Y氏と1時間の休暇をとってバスでNHKホールへ向かう。
(O谷さんご夫妻は、しっかり働いた後で会場へ。)
座席は、L9列。
そこから見た舞台はこんな感じ。
まずは、いつものようにふわふわっと、桂 吉坊さんの登場、自らを「お茶くみ人形」。
舞台などでは、1週間、1ヶ月と興業が続き、「お疲れ様」の意味で打ち上げがされるが、落語会は毎日が初日=千秋楽で、毎日打ち上げがあるってマクラから、寄合酒。
ちょっと、舞台まで遠く「バリボリバリッ」なんか仕草が見えないのが難点。
でも、吉坊さんの「ふわっ」っとした感じがいい。
つづいて、笑福亭三喬さんで、子盗人。
どんな噺かとおもっていたら、東京の穴どろの改作。
赤ん坊がひとりだちできたところやまっすぐ歩けたところ、つかまえた〜ってところにギャグを仕込み、新作風の味わい。さすが、泥棒ネタの三喬さん。
続いて、桂 九雀さん、保育所での落語会をマクラに、うちの子は男の子ですが女の子も一種独特のものがあるようで、と、植木屋娘。
「うちのお光はポテレンじゃ〜」が「うちのお光に子が出来た〜」に。
う〜ん、わかりやすいように?それともNHKやから?
オチは「私も植木屋、根も葉もないことは申しません。」
中入り後、露の都さん。
新作落語で、どこまでマクラで、どこからが噺かわからないくらい。
普段の都さんの生活から炊飯器の話題(多分ここまでマクラ?)から、保険屋さんの勧誘を断るのに「今、てんぷら揚げてます。」ってつかうって話をふくらませた落語。
吹き出す笑いどころ満載です。
トリ、桂雀三郎さん、不動坊。
放送時間の関係か、やや短めの不動坊。
でも、笑わせるところではきっちり笑わせてくれる。
自分でも、ここで笑うと思いながら笑っている。
NHKホールはいい椅子だし、前の席との間隔も広いので疲れない。(ただ会場が広すぎて落語には不向きだし、音響もイマイチ。)
何より、無料なんで今年はこういうのに出来るだけ応募しよう。
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