第2回 質屋寄席〔08-114〕
第2回質屋寄席 大質ビル5階 15:00
・露の団姫 子ほめ
・桂こごろう へっつい盗人
・桂 福車 一眼国(?)
中入り
・笑福亭遊喬 堪忍袋
・桂 坊枝 火焔太鼓
会場に到着すると、エレベーターで桂 坊枝さんとご一緒に。
「今日は何をされるんですか?」と聞くと、「ネタだししてないので、みんなが何をするか、、、」
主催者の方と話しているところを見ても、腰の低い感じ。
最初に、桂 福車さんが登場してご挨拶。(シャツにジーンズ、ピンクのベルト姿)
この会は第1回は「しちや」にちなんで、780円だったが今回から「皆さんお気づきのように、」1500円となったこと、値段は倍になったがそんなに、とりたてて言うほどメンバー(クラス)は変わっていないこと。
まずは露の團姫さん、子ほめ。
(ワタシ的には、食傷気味)
続いて、桂こごろうさん、いろんなお商売の「同業者団体」の主催の落語会があり、今日の質屋寄席は質屋とそのお客さんの会かとも思っていたが、質屋通いをしているお客さんはそんなに落語会には来ないだろうし、、、、と思っていたとのこと。
不景気・・・・間抜けな泥棒のマクラ・・・・からへっつい盗人へ。
こごろうさんらしい、ダイナミックな落語で、オチは「ブー」。
続く桂 福車さん、登場するなり、「あそこで終わるとは、、」。
見せ物小屋、昔、造幣局の通り抜けであった、をマクラに。
見せ物興行師が、訪ねてきた六部に聞いて珍しいものを探しにいく一眼国。
中入り後、笑福亭遊喬さん。
「坊枝さんは昨日(宵酔)と同じ着物だと思ったら、なんと、私服も同じ。家に帰っているのか心配します。」
演目は堪忍袋。
梅料理の天才の奥さん、「梅干しの酢の物」まで作るとは・・・
堪忍袋に言いたいことを言う場面では、「ジーンズにピンクのベルトはおかしいやろ〜っ」とか「お金に困ったら質屋へ行け〜っ」
トリの桂 坊枝さん、これまで登場している人たちは不真面目、会主をしくじっているって話題から。
前座の団姫は、草履を忘れてきている。
「皆さん、子供の頃、遠足の前だとか何度も何度も持って行くものを確認しましたよね。持ってくるものを忘れるとは、この仕事を何と心得てるか。」
こごろうは質屋に行くことは恥ずかしいことだと思っている。「質屋のこうしたイメージをなくそうと皆さん頑張っておられ、こうした会も催されている。こっぴどくしかりつけておきました。」
遊喬はワタシの前なのに笑わせすぎ。もっと控えめにしないと。
福車は「兄さん電車賃です。」って持ってきたギャラはなんと540円。
さてさて、こうしてマクラをふってネタを考えているのか。
で、なんと、火焔太鼓。
ここで火焔太鼓を聞けるとは思ってもいなかったので、びっくりするし、またまた噺もうまく大阪になってたし。
最高でした。
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