第27回みんな八天の会〔08-089〕
玉初堂ビル6階アネックスホール 18:00
・桂ちょうば 二人ぐせ
・月亭八天 皿屋敷
・笑福亭恭瓶 風呂敷
・月亭八天 最終電車
難波から、テクテク(見た目にはのっしのっし?)と森ノ宮までウォーキング。
4時20分くらいに島之内寄席が終演して、ちょうど5時30分に玉初堂へ。
開場したところで、まだお客さんはチラホラと。
お昼の部に続いて、月亭八天さんの会で、「おっかけ」状態。(そういえば、先週の十三噺のにぎわいには笑福亭恭瓶さんも出演してました。)
まずは、新婚の桂ちょうばさん。
名びらは、「みんな八天の会」のまま。
先輩から、と、いうわけでございまして。という口癖が気になるとの指摘があり、自分でもテープにとって聞いてみると確かに気になる。
「これは改めなければならない、と、いうわけでございまして。は使わないようにしようと、いうわけでございまして、落語に入ります。」
というマクラでうまく、二人ぐせへ。
続いて月亭八天さん。
子供の頃から話すことが好きで、それも大勢の前ではなく、数人の前で、特にホラー話など・・・少し前に流行ったホラーだけどオチのある話をいくつか。
笑ったのが、消えたシュウマイ。
ある男が亡くなった妻の好物だったシュウマイを買ってきて、仏壇に供えた。
次の朝、見てみると10個入りのはずが9個しか入っていない。「子供もいないし、減るわけがない。きっと店員が間違えたのだろう・・・・」
次の朝、見てみると7個に減っている。
さらに次の朝、3個に・・・・・(シュウマイがふたに付いていた。)
男は驚き死んでしまう。
男の葬式、男の弟が好きだったタバコを棺桶に入れてやろうと思っていたが、出棺間近。
葬儀屋に無理を言って棺桶を開けてもらう、と、そこに男の姿がない。(男はふたに付いていた。)
で皿屋敷に。
松つぁんが姫路に帰ってきたときの裏のおやっさんは過激で、「うせさらしけつかりまくった。」
また、お菊見物が盛んになったころ、「お菊餅」や「お菊せんべい」だけでなく、八天さんは「お菊ストラップ」や「葵の皿10枚レプリカセット」(家に置いておいて、妻の寝ている間に夫が一枚隠し、夫婦で折檻などSMプレーをする道具)を登場させるなど、描写が楽しい。
正直言って、この会場で笛に太鼓に三味線のお囃子の入った落語を聞けるとは思っていませんでした。
続いて、笑福亭恭瓶さん。
見た目と違って、もっちゃりした大阪弁でゆっくりと風呂敷を。
頼ってきた女に意見をするところで、もうちょっと何かあれば大爆笑の渦になるのに・・・・
「覆水盆に返らず」(腹水盆に帰らず)を最初にするとか。
トリの八天さん、最終電車。
電車の中での携帯電話や、化粧、酔っぱらいのことょいろいろとマクラに。
噺は大阪発京都行き最終電車での車掌と酔客との会話からなっているが、マクラと本編とが、あまりによく似た・よくある話で、一体化している。
って、どう?
みんな八天の会は年に3回、次回(第28回)は2月の予定、で、その次29回は繁昌亭でやろうかとの企画もあるとのこと。
地元駅からのバスの連絡が悪く、またまた徒歩。
今日は16,000歩オーバー。
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