第278回NHK上方落語の会 〜桂春團治一門会〜〔08ー055〕
第278回NHK上方落語の会 桂春團治一門会 NHK大阪ホール
・桂 春菜 御先祖様
・桂小春團治 アルカトラズ病院
・桂福團治 ねずみ穴
中入り
・桂 春若 京の茶漬
・桂春團治 いかけ屋
何人かで応募して、今回は大量(4枚)の当選。
職場のみんなでいってきました。
落語会デビューのNさん(女性)、2回目のO氏(先月デビュー)、隣の課のIさん(むか〜し、いったことがあるらしい。)、落研出身のマニアなN氏、いつものY氏、ワタシ(1枚は夫婦で行くって人にプレゼント)
副題に、桂春團治一門会と銘打った、上方落語の会、今日はいつにもまして豪華な感じがする。
まずは、桂 春菜さん、新作落語の御先祖様を。
家族の話題から、亡父桂春蝶の墓参りの話と続き、来年(8/30、9/27)の襲名の話題。
親父が春蝶やというだけで、襲名させていただくこととなりました、、って話から、演目御先祖様に。
死んだ男、納骨の日に、その墓の御先祖様に挨拶回りをするという話で、先祖には天智天皇を名乗る男や、光源氏、加藤清正、ジョン万次郎等々オーバーにいう「先輩」達が。
続いて、桂小春団治さん。
ルパン三世のアルカトラズコネクションでも有名な、アルカトラズ島(刑務所)。
困った患者がいっぱいで管理が厳しく、そのため、アルカトラズ病院と呼ばれている病院。
そこに、たまたま救急車で運び込まれた男と、彼を取り巻く、糖尿病患者、肝硬変間近のアル中患者達の入院風景。
さてさて、桂福團治さん、東京落語の移植版の何作目か、ねずみ穴。
タケたちの実家は大和。
関西(の中では全体的に)は方言があまり強くないので、田舎の表現が東京落語のようにはいかず、なかなか難しいところがありますね。
オチはつけず、「兄弟、力を合わせて立派な商人になったというねずみ穴というばかばかしいお噺でございます。」
中入り後、桂 春若さん。
時間給の話で笑いをとって、落語の興業で米朝さん、春團治さん、ざこばさんらと高松に行った話で「熱燗で」を入れる。(実話のように。)
いよいよトリ、桂春團治さん。
桃太郎のさわりをマクラに軽くふって、いかけ屋。
「親の圧政」や「賛成」、「人に尋ねられたらどう答弁する」など、昔のギャグを入れているのが楽しい。(わからん人が多いやろうけど。)
終了後、みんなで反省会。
楽しかったです。
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