笑福亭枝鶴襲名〔08ー番外編〕
今日、大阪市天王寺区の寿法寺で、五代目枝鶴のかつての弟子だった笑福亭小つるさんが六代目笑福亭枝鶴を襲名することを発表した。
小つるさんは、1975年に五代目枝鶴に入門したが、五代目が廃業したため、五代目枝鶴の師匠・父親である六代目笑福亭松鶴の門下になった。
襲名は、2010年の予定だそう。
長い間、空いていた、というのも、先代(五代目)枝鶴さんが1988年に廃業した後、誰も継げなかったため。
今日の記者会見では、記者さんたちからその点についてもいろいろ質問がなされ、小つるさんは「私は22年間ほど、うちの師匠にはあってません。」と話すと、横にいた笑福亭鶴瓶さんから、「(笑福亭)竹林は会うたらしいやん。誰か、私立探偵に探してもろうたらどや。」
会見場の後ろには、おなじみの顔がたくさん。
(白シャツカメラマンは三喬さん、右下は竹林さん。左端は猿笑さん? 三喬さん、後の写真撮影のとき、鶴瓶さんから「新聞社とちゃうやつがおるでぇ」とつっこまれてました。)
初代枝鶴は後の四代目松鶴、二代目枝鶴は後の五代目松鶴、三代目枝鶴は52才で急性アルコール中毒で死去。四代目枝鶴は後の六代目笑福亭松鶴、五代目枝鶴は廃業後行方不明。
いい名前なのかどうか、ばくちのような名前ですが、ある意味将来の笑福亭の総帥となる名前であることは確か。
小つるさん頑張ってください。
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