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2008年5月

2008.05.29

第二回船場今橋大美落語会〔08ー038〕

2回目の大美落語会にY氏と。
開場前の行列にならんで、6時に入場。
まずは、笑福亭たまさんのときうどん。
「ときうどん」の「とき」は、「時」と書くか、それとも「刻」と書くかって話があって、桂 米朝さんは「刻」やったら、きざみうどんやろって仰ったそうで、、、、、今日のプログラムには「刻うどん」ってなってた。

続いて、桂 宗助さん、師匠桂 米朝さんのサイン色紙の話題をマクラに、大美落語会の鴻池はんが出てくる噺ということで、はてなの茶碗。
ご存知のとおり、鴻池はんの登場は茶碗を無理矢理買い取る1シーンのみ。

続いて、♪白ヤギさんからお手紙ついた〜♪の出囃子で笑福亭竹林さんの登場。いくつかの【業務連絡】のあと、町で見かけた「バカカップル」の話題をマクラに、「あんな奴ら、ようもって2年や」って話から堪忍袋へ。
堪忍袋へ散々叫んだあとのすっきり顔の落差が楽しい。
中入り後、今度は芸者ワルツの出囃子で桂三象さんの登場。
三象さん、なんと52才。
年は違うが、誕生日、ワタシと一緒で、、、、、全然うれしくはないけど。
本名は、梶原一弘さんというそうです。
漫談のあと、三象踊りと称した踊り。
登場したときの奇抜なスタイルの笑いはそんなに続かない。
ワタシはこのあとの、桂 文太さんのたちぎれがどうなるのかが心配になってきた。

いよいよ、桂 文太さんの登場。
一度は聞いたことのあった立ち切れ。
昔、米朝師匠に、お茶屋に連れて行ってもらった話、結構お年を召した「姉さん」たち、昔は線香で時間をはかったって話をマクラに。
若旦那が小糸に会いに行ったとき、「蔵から出てきたとこだすにゃ。」の「にゃ」に違和感があったけど、しっとり、じっくり聞かせていただきました。
(アンケートにも書いたけど、会場の外、受付あたりでのスタッフの雑談が気になる。

「小糸はもう三味線弾かしまへん」でなく、「弾けしまへん。」でした。

会場が大規模すぎることや、お客さんに対する扱い(とっておきの席を記者席にするなど)など問題点が多々ある会ですが、ワタシはもうしばらく通ってみようと思います。


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2008.05.18

しすてむきっちん寄席〔08ー037〕

しすてむきっちん寄席 14時30分~ (株)アーキネット・ショールームすまいの資料館

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月亭八天 饅頭恐い
月亭八天 佐々木裁き

最近ちょっとはまっている月亭八天さんのミニ落語会。


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奈良の(株)アーキネット・ショールームすまいの資料館というところで、今日で3回目の八天さんの会。
社長の向井さんとおっしゃる方の挨拶から。
会場は普段ショールームになっている場所らしく、細長い会場で、システムキッチンの配置の関係からか、横長の配置になっている。
横に10席くらいを3列の配置。


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今日は、1000円で抹茶とお菓子付き。
着物姿の女性が何人かおられ、一瞬、「お茶会?」風。
お菓子はそのまま和紙にくるんで持って帰ったけど、久々の抹茶はおいしかったです。

で、月亭八天さんの登場。
「私が座っているこの場所は、ちょうどシステムキッチンの流し、シンクのあたりです。シンクの上に深紅の毛氈を敷き、キッチンと座ってます。おもしろくないと流されるかも。モデルハウスで大変頑丈に作られてますので、サイクロンや地震がやってきてもここは大丈夫です。よね。」

八天さん、「皆さんはこうして、こちら向いてますけど、私は外の方を向いてます。気になるのは、向井の信号で止まる車の運転手さん。」

で、信号待ちの車から見るとこんな感じ。

P5180154

演目はまんじゅう怖い。
(好きなモン言い)では、甘いモン好きの男が「ワシ、ぜんざいが好きや、ぜんざいに蜂蜜かけたん。」
「おいおい、何かけてもええけど、蜂蜜だけはやめてくれ。蜂蜜(八光)嫌いやねん。」
(部分受け)
怖いモン知らずのおやっさんは、浴衣がこわいと言って、「怖さ(小朝)が違うがな。」「春風亭?」「泰葉は関係ないねん。」
などなど、笑いどころ満載。ちょっとマニアックで今日の客層にはどうかと思うほど。(今日は、もっと「べた」な話の方が受けたんでは?)
いろいろな饅頭が出てきて、鹿せんべいや551の蓬莱まで。

中入りで、八天さんの手拭いを買い、またまた、熱いお茶(と、一口チョコ)をいただく。

15分程度の休憩を挟み、八天さん、今度は黒紋付き。
一昨日の桜宮寄席と反対のパターンか。
大阪の地形の説明から、船場と島之内(船場の説明で、「このあたりに吉兆」のひと言も忘れない。)、東横堀がどのあたりかを丁寧に。
(ついでに、この間の「くにおとおる」の話も忘れずに。)
四郎吉が奉行に父母のどちらが好きかを問われ、饅頭を二つに割って話すところで、つい、「さっきも饅頭食べたなぁ。こんなところで話がつくとは。」

次回は11月16日に開催されるとのこと、是非また行きたいと思ってます。
(株)アーキネットの皆さん、どうもありがとうございました。


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2008.05.17

島之内寄席~五月席~〔08ー036〕

島之内寄席~五月席~  14時00分~ ワッハ上方ワッハホール

笑福亭由瓶 強情灸
林家花丸 厩火事
月亭遊方 クレーマー・クレーマー
笑福亭呂鶴 代脈
笑福亭仁昇 延陽伯
桂福團治 百年目

ここ2〜3回の島之内寄席は結構混んでたけど、今日はやや少なめのお客さん。
1時40分くらいに入場するとすでにY氏がいる。

まずは、笑福亭由瓶さん、先週の「ひがしむき寄席」と同じ趣旨のマクラで、同じ強情灸。
(たしか、先週のマクラではメインの桂出丸さんのことを落語界の8番バッターって言うてたんや。)
熱演。

続いて、登場した林家花丸さん
「こうして、出てきた落語家が最初に何をするかというと、、、、、(さっきの熱演、由瓶さんの)汗を拭く、、、、。」
突如、昨年の「まっくらくご」の話をされ、どう繋がるのかと思っていたら、浜村淳さんの話術に、で、結婚式の司会の話題から、「縁」という話で、見事、厩火事に。
「船場のとある旦さんが、、、」
「船場、いうたら、吉兆のあるとこ?」
「この話は使い回しせえへん。」

島之内は、すいていても混んでいても、マナーが悪い。
老夫婦で、二人とも爆睡(夫はいびき)とか、携帯を鳴らしながら会場を出て行くおばあさん。
ビニール袋をがさがさ、がさがさ、おやつを出しているひと。

続いて月亭遊方さん。クレーマークレーマー。
モリタカキャラメルを食べ、歯のつめものがとれたことに気づかず、クレームをつけた男の話。
ありそなネタやけど、よくぞここまでふくらませて落語に仕上げている。
ののしる言葉もいろいろあるけど、「あほ!、ボケ!、カス!、イタチ!、バッタ!、トンボ!」って。
トンボって言われても、、、別に、、、それが、、?

さてさて、雰囲気をかえて静かな口調で話し出す笑福亭呂鶴さん
代脈はこの間、桂 春雨さんで聞いたところ。
やっぱり落語は演者で全く違うって見本みたいな二人。
でも呂鶴さんはどう見ても大先生で、見習い医者には見えません。

中入り
Y氏と7月分の前売り券を買いに行く。
なんで7月分かっていうと、多分、売り切れが予想されるから。
なんで売り切れるかっていうと、出演者がこんな人だから。

七月席・・・2008年7月12日(土)午後2時開演/1時30分開場

桂阿か枝 「千早ふる」
林家そめすけ「仏師屋盗人」
露の吉次 「初天神」
笑福亭仁嬌 「天狗裁き」
~仲入~
桂三歩 「松山鏡」
笑福亭鶴瓶 「私落語 回覧板」

べつに、そんなに「私落語」を聞きたいわけでもないけど、ワタシ、島之内寄席は今回で23回目。
KICOKAカードも来月でスタンプ完了、7月席は多分新たなKICOKAカードになっているころやし。

中入り後、笑福亭仁昇さん
鉄道唱歌のお囃子で登場。
「わらわ今朝高津が社に参詣なし、前なる白酒売茶店にてやすろふ。遥か西方を眺めると、六つの甲の頂きより、土風激しうして小砂、眼入す」
ふつう、「日本人ですか?」とか、「何人でんねん。」とか言うところ、「ばてれんか?」
途中、サラリーマン川柳を軽く挟むなど余裕の高座。
さげも「・・・・〜長屋を巻き込む大騒動でございます。」

トリ、桂福團治さん
百年目。
つい先日、京須偕充さんの「幇間は死なず―落語に学ぶ仕事術」という本を読んだところ。
特にこの本の中の「3 大根多『百年目』が語る企業と人情」というところは、非常に興味深く読んだ。
(京須さんは残念ながら、東京の方。大阪なら、というか上方落語をよく聞いておられたら、「番頭」のことを語るのに「たちぎれ」は欠かせないと思うんですが。)
この本を読んだおかげで、番頭や旦那のひと言ひと言が「ああ、こういうニュアンスなんやぁ。」って入ってくる。


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2008.05.16

第26回桜宮寄席〔08ー035〕

第26回桜宮寄席 14時00分~ 都島区民センター
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桂三四郎 二人ぐせ
月亭八天 三十石


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昼ご飯を京橋で食べて、一番眠たい時間帯に、桂三四郎さんの登場。
ネタだしされていて二人癖、今日、たまたまここに来る前に(iPodで)聞いていたのが桂米朝さんの二人癖。
米朝さんは、噺家の物まねが内輪でやられるが、自分の事はよくわからない。人のことはわかるし、笑える。って話、
昔の五代目松鶴や、二代目春團治の舞台での癖や、二代目桂文我の酒癖の悪さをマクラにしている。
で、今日の三四郎さん。
桂さん都さんの「ほんますんません。」をネタに。
話は、口癖をいうと1000円払う、と米朝さんの1円の1000倍。
というか、現代の話にしようとしているのか。現代の話で、湯飲みを割って合図にするとか、「かかぁ、羽織出せ。」とか、中身は古典やん。

続いて、月亭八天さん、黒い紋付きの着物で登場。
ちょっと改まった風?

マクラでは、大阪くにおとおる(平松邦夫大阪市長と橋下徹大阪府知事、酒井(堺)くにお、とおるだと思ったら大阪くにおとおるだった。)

三十石の解説から。
一石は約140kgだから、三十石は4.2トン、まあまあそんなに大きな船でもなく、ダンプくらいの容量。
話は三条大橋のたもとから始まる(京名所)で、伏見人形、福禄寿(「福禄寿は百七十のところ、百六十」のところで、最近のR1のギャグ「ややこしや〜っ、ややこしや。」が入っていたり。)を丁寧に。
続いて、(船宿風景)で、普通、落語家の名前を並べるところでは大黒屋市兵衛から渋谷藤兵衛、堅木屋佐兵衛、和泉屋与兵衛、天王寺屋藤吉、(吉野屋)常吉などなど、これも知ってる人しか笑えないマニアックな話。
出しまっそ〜。で、前半終了して中入り。

中入り後、着物を軽い感じに着替えて八天さんの登場。
後半の聞き所は船頭歌やけど、三四郎さんにはちょっと、どうなん?
普通に聞けましたが、誰かの紹介はなく、さてさて、誰がやったんでしょう。
後から乗ってきた「お女中」と、八軒屋の浜でおりる男が「お女中」だけを車に乗せるって設定だったんで、「相乗り幌かけほっぺたひっつけ、てけれっつのパッ」はありません。
枚方で泥棒も捕まえるフルバージョンで1時間半ほど。
今日は会社の休暇を取ってまでいった値打ちがありました。(おまけに500円やし。)


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桂米二MINAMI出張所〔08ー034〕

第16回桂米二MINAMI出張所  19時 00分 ~  ワッハ上方4階・上方亭

 ・桂雀五郎 みかん屋
 ・桂 米二 青菜
 ・桂歌之助 野崎詣り
 ・桂 米二 宿屋仇

Y氏だけでなく、新たに職場のO氏の落語会デビューを果たしたMINAMI出張所。
80人くらい入ったのか、満員の上方亭。
桂 二乗さん、桂とま都さんが丸椅子を出したりのお手伝い。

まずは桂雀五郎さん、みかん屋。
二度目にやってきた長屋で、「鼻も動かさんと」出て行こうとして「呼び止めて〜!」

続く、桂 米二さんの青菜では、最初に「また、うちの国宝が入院しました。」
同じ病院の同じ部屋、開けて待ってたんちゃうかと思うほど。
我々でも心配してませんから、皆さん方も心配はなさらず、どうぞ笑ってやってください。
さて、来年はどこを骨折するか、、、、、。って。
またまた、酒が飲めんのはかわいそうで、、この季節になると冷やしたお酒も、、、、と青菜に。
ああ、もう青菜が聞ける季節なんや。

続いて、楽屋の多くの噺家としゃべり疲れ、今日の容量は超えたという桂歌之助さん
演目は、野崎詣り。
鯛のひらひらや、「ぞよぞんぞよぞん」は入ってるけど、竹の皮の小便はなし。

トリの桂 米二さん、宿屋仇。
あれっ、ごく最近聞いたような気が。
伊八の名で「冬に出すやつか。」とか、源兵衛が「いただきますれば、、、、が、受けた。」など、ちょっと雰囲気を変えている。

今日は会場もよく乗っていて(乗りすぎていて?)、ちょっと違うやろってところで笑いが起きたり。
なんか、違和感のある会場でした。

さてさて、お楽しみの抽選会。
Y氏は29番、O氏は30番、ワタシは二人の番号をあわせた59番。
過去のパターンでいくとY氏とワタシほぼ一緒に当たり、一緒にはずれている。
今日は、、、、蜜柑、メロン、マンゴーと抽選はすすみ、、ワタシだけマンゴー当たりました。
本来ならここに写真を載せるべきやったけど、、、、食べちゃいました。
ほんまもんのマンゴー、それも単品で(ヨーグルトとかにちょっと入っているんじゃないの)は初物。
75日長生きできそうやなぁ。


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2008.05.12

第67回上方らくごカルテット〔08ー033〕

あああああ〜。
今日で5連チャン。
繁昌亭での第67回上方らくごカルテット。
(今日は、昨日の笑福亭由瓶さんの「新カラビンカ寄席」の日。桂阿か枝さんも出てるんで、そっちでもいいかと思いつつ。)

笑福亭松五 手水廻し
桂 春雨 代脈
桂 福車 テレスコ
桂 文昇 祝のし 
桂 坊枝 胴乱の幸助

これからカルテットに1年間(4回)出演することになった笑福亭松五さん
たぶん、カルテットでは現金がもらえるので楽しみにしている。
ある公立の学校では、「交通費程度ですみません。」って封筒を渡され、かえって開けてみるとスルッとKANSAIのカードだったことがある。
松五さんの手水廻しは何度も聞いたネタやけど、いろいろ工夫がある。
大阪の宿屋に「手水」を調べに行った主と喜助の掛け合いなど、タイミングもよく、内容もふくらんでいて楽しい。

続いて、桂 春雨さん
縞の着物で、代脈。
春雨さん、か細い感じで医者というよりむしろ・・・・。

続いて登場したのは、春雨さんの後ではますます豪快に見える桂 福車さん
クリームイエローの着物に、エンジと紫の間のような色(?)の袴姿。
(謝恩会の女子大生みたいな。)
裾が乱れる噺だけでなく、上方では珍しい武士や奉行が登場する噺には袴もいいですね。
主人公の長崎奉行 遠山景晋(とおやまかげくに)は実在の人物で、遠山の金さんの父親でって解説から、テレスコ。
あと、「格別の憐憫をもって、死罪にいたす。」って言葉がなぜ正しいのか。
「格別の憐憫」があるなら命を助けたれよと思うところ、実はもっと酷い「火あぶり」や「のこぎり引き」、「石子詰」などもあるのでとのこと。
死罪は普通に(?)殺されはするけど、葬式をあげる事もできるし、磔(はりつけ)られたままでもなく、まして「さらし首」にもならない。

中入り、今日もお茶子さんに「んな〜あほな」の売り子に大活躍の坊枝さんのお嬢さん。
「んな〜あほな」今日は売り切れるほどの売れ行き。

中入り後、桂 文昇さん、祝のし。
今日は忙しくって、、、、朝から映画の試写を2本も見てきたという。
いつもは、流してしまう言葉やけど、「おため」や「湯立て飯」ってなくなってしまうかもしれない言葉ですよね。
「おため」は「地域により 『おうつり』、『夫婦紙』 などと呼ばれるおためは、お祝いを頂いた時にお返しするお礼の品です。お祝いを頂いて、お返しをしないのは失礼とのことでご用意されます。気持ちのお返しですから 中身は簡単なものです。懐紙や半紙などが一般的でしたが最近ではお砂糖や、箸など実用的な物が増えています。また、京阪地方では お足代の意味合いとして、お祝いにいただいた金額の一割、もしくは気持ちばかりのお金を、おために包んでお返しします。 」結納屋さん.com

「湯立て飯」は「へっつい)さんで御湯を沸かして、煮立ったところに洗った米を入れ一気に炊き上げる飯」のことだそうです。今の炊飯器ではとうてい無理。

トリに登場、桂 坊枝さん、胴乱の幸助。
浄瑠璃を習ってはるのか、ええ声を聞かせてもらう。
後半の説明(おはんちょう)はぼろぼろ。ここはもっとおもしろくなるやろ。
桂 枝雀さんがやっていたようにも「ほたらこいつは悪ものやな。」ってお客さんにもわかりやすいし。
でも、ナマはやっぱりいいですね。立体感があるし。

2008.05.11

ひがしむき寄席〔08ー032〕

今日で、4連チャン。

年に2回の奈良のお散歩。
奈良県内に暮らしているものの、奈良市というか、興福寺や東大寺のある「奈良」にはなかなか足が向かない。

今回は、時間的な余裕もあって落語会の前に三作の墓を見に行ってきた。
落語ファンならよくご存じの「鹿政談」の前振りに、昔、奈良では鹿は春日さん(春日大社)のお使いとして非常に大事にされていたというエピソードを表すのに必ず使われる「石子詰」の話。

伝説三作石子詰之旧跡
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菩提院大御堂(通称、十三鐘)
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道路の反対側から。三条通、春日大社の鳥居のやや西側、猿沢池の東。
扉は閉じられていて、観光客の訪問を拒んでいるよう。
(後で、興福寺の方に聞くと、押せばすぐ開きますよとのこと。)
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「興福寺十三鐘伝説石子詰について」
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【上の写真の説明】
〔ある日、興福寺の小僧さん達が大勢この堂で習字の勉強をしていた処、一匹の鹿が庭へ入り小僧さん達の書いた紙をくわえたところ、その小僧の一人、三作が、習字中に使用していた、(けさん=文鎮)を鹿に向かって投げました。ところがこの一投の文鎮は鹿の急所に命中し、鹿はその場にて倒死しました。当時、春日大社の鹿は、神鹿とされ「鹿を殺した者には石詰の刑に処す」との掟があった為、鹿を殺した三作小僧は子供と云えども許されることなく、三作小僧の年、十三才にちなんだ一丈三尺の井戸を掘り、三作と死んだ鹿を抱かせて井戸の内に入れ、石と瓦で生埋になりました。三作は早く父親に死別し、母一人、子一人のあいだがら、この日より母「おみよ」さんは、三作の霊をとむらう為、明けの七つ(午前四時)、暮の六つ(午後六時)に鐘をついて供養に努めましたところ、四十九日目にお墓の上に観音様がお立ちになられました。その観音様は現在大御堂内に稚児観世音として安置されています。子を思う母の一念せめて私が生きているあいだは線香の一本も供える事が出来るが、私がこの世を去れば三作は鹿殺の罪人として誰一人香華を供えて下さる方はないと思い、おみよさんは紅葉の木を植えました。当世いづこの地に行っても「鹿に紅葉」の絵がありますのも石子詰の悲しくも美しい親子愛によって、この地より発せられたものであります。〕

本堂
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菩提院のすみに咲く、通称「なんじゃもんじゃ」の樹。
(和名ヒトツバタゴ
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三作の墓
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奈良キリスト教会に向かい、いよいよ落語会の始まりです。
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まずは、笑福亭由瓶さん
最近は落語ブームで、、、。
ブームというモノには(1)仕掛け人、(2)ブームに乗る人、(3)ブームに乗り遅れる人の3パターンがあって、たとえばこの落語ブーム、桂 三枝師匠などは繁昌亭の建設など、いわば落語ブームの仕掛け人、桂 吉弥さんなどはちりとてちんでブームに乗った人。私の師匠 笑福亭鶴瓶も東京の春風亭小朝師匠などとブームを作ってきた人。(ここで、彼はいらんことを言う、今日の出丸さんは、また、8番バッター。)
で、鶴瓶師匠、鶴瓶のらくだという落語会を各地で開催したが、なんと、入場料が8,400円、それが1時間で完売。
その点、私の落語会、前売り800円(師匠8,400円も取るんやったら自分で払いなはれ。)で、1割程度、それでもなかなか入らない。
カラビンカの落語会は7時開演だが、当日の6時58分まで前売り扱いします。
自分自身の携帯電話で、「チケット由瓶」と名乗るそう。
演目は、強情灸。
由瓶さんのキャラにあった噺かも。

続いて、笑福亭遊喬さん
先ほど、由瓶さんの高座の間に彼の携帯電話が鳴りました。残念ながらチケットは完売しましたと答えときました。
今日は朝からマラソンのスタートの司会(?)をやってきました。
まあ、落語家もいろいろなタイプがあって、米朝師匠の一門は「しゅっ」としたインテリタイプ、文枝師匠の一門はテレビに出ている人気者が多く、われわれ笑福亭は酒の話題ばかりの一門。どこの店の枝豆が大きいだの、、、、、。で、禁酒関所。

今日はトリの桂 出丸さん
いつもは、前座に後輩を頼んで、トリに先輩を頼んでとやっているが、今日は私がトリを。
で、落語会の方、「思ったより入りましたねぇ。」って、どうせ8番バッターやから。
マクラで高校時代に、友人が万馬券をとったって話題から高津の富に。
「当たった、あたあたあたあたあたあたあたあた、、、、。」で,笑わされました。
演目は、高津の富。

会場風景
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次回は11月の予定。


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2008.05.10

第3回笑いのエネルギーの会〔08ー031〕

第3回を迎えた笑いのエネルギーの会、一人ずつ座長を選んで開催する「座長シリーズ」も2回目で、今回は笑福亭仁嬌さん。

朝から雨の続く肌寒い日ながら、ほぼ満員の会場。
繁昌亭はしばらくぶりやけど、例の会場のアナウンスの大阪弁にはまだ何か違和感がある。
まずは、桂 三歩さんが緞帳の脇から登場してご挨拶。
今日も三角くじがついていたが、残念ながらはずれ。

赤い着物で、最初に登場したのは、桂阿か枝さん
マクラでは保育園に落語の仕事に行ったときの話を。
平均年齢4歳の会場では、話にならず、仕草だけで、、、うどんであったり、焼き芋だったり。
焼き芋のとき、「これは何にみえますか?」と聞くと、会場中から「バナナ」や「巻き寿司」との声。
「これが、もうすぐ焼き芋に見えるようになりますよ〜。」と、熱さを表現したり、へたをかじって捨てたり、、、、、、しても、会場からは「バナナ〜!」
おしまいには先生から「すいません、バナナにしてやってください。」
演目は、昨日笑福亭福笑さんで大爆笑した、千早ふる。
オリジナルの「いや〜、うちの娘がえらいもんに凝ってしもて、、、」から始まる。

さて、今日の座長、笑福亭仁嬌さん
今日は仁嬌さんのお嬢さんがお茶子を務めている。
演目は、牛ほめで、以前にも書いたが顔や仕草、声、師匠笑福亭仁鶴さんをイメージしてしまう。
(別にいい意味でも、悪い意味でもなく。)

続いて、桂 三歩さん
「ちりとてちんの放送は終わりましたが、ご覧になっていた方、ちょっと手を挙げてもらえますか?」
(半数近くのお客さんが挙手)
「そうですか、こうしてご覧になっていた方でも多分気づかなかったと思うんですが、実はあのドラマ、私も毎回、、、、、、、見てたんですよ。」
三歩さん、明日が入門の記念日、明日から落語家生活27年目に入るとのこと、師匠の桂三枝さんからも「もう、長いねんからもっと重たい名前を襲名したらどや?」と言われた。
「そんな三歩ってな名前つけて、、、、」(あんたがつけたんや!)
「もっと重たい、そやな、三万歩ってどや?」
演目は、天満の白狗。
奉公に行った先には「おもと」って名前女子衆がいてて、主がおもとを探している。
「お〜い、もとは居ぬか?」
そこでシロが「今朝人間になりました。」

中トリ、桂 文喬さん
やっぱり「顔が赤いので、お酒を飲んでると思われたくないので、」と、例のプレドニンの話題から。
「もう、なんべんも聞いた方は寝とってください。」
今日、山口県にいき、帰りの新幹線でカラオケを歌っていた客がいた、本人は気分よく歌っているつもりが、、、、。って話題から寝床へ。
全体に短めで、旦那がへそを曲げた後おだてる描写や、寝込んでしまった番頭を起こす時の話もなく、ちょっと寂しい。
そういえば文喬さんの噺、たっぷり聞いたのは「山田一郎」くらい?
座長の時には、たっぷり長めのをお願いしますね。

(中入り)
さてさて、桂つく枝さんの登場。
演目の宿替えは、引っ越しが済んだ後の釘のシーンから始まる。
隣家で「うちのかか」の話をすると衝撃的な事実が判明!
なんと、宿替えした男の嫁はんは「河内の狭山の治右衛門さんの孫」

トリ、笑福亭仁嬌さん。
水色っぽい銀色の着物に、縞の袴姿。リキはいってます。

演目は、愛宕山。
今の季節にいいですね。(今日はちょっと寒いけど)

祇園町を出ます。
芸者、舞妓、お茶屋の女将さんから仲居さん、それに一八、繁八の両名もお供をいたしまして、西へ西へと。
鴨川を渡ります。堀川も超えまして二条のお城も尻目にころして、どんどんどんどん西へ出てまいりますと野辺へかかって参ります。何しろ春先、空にはヒバリがチューチューとさえずっていようか、野には陽炎が燃えていようかというね。
遠山には霞がたなびいてレンゲ、タンポポの花盛り、麦が青々とのびたなかを菜種の花がいろどっていようという本陽気、その中をやかましゅうゆうてやってくる、その道中の陽気なこと〜。
(これ、桂吉朝さんのバージョンです。)

仁嬌さん、気分よかったです。ありがとうございました。

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2008.05.09

第276回NHK上方落語の会〔08ー030〕

Y氏が当選した上方落語の会に同行。
やっと、今年30回目の落語会。
タイトルの〔08ー030〕って3桁にしたいみがあるんやろか。

まずは桂 三若さん
昨年度、1年間かけて47都道府県をまわり、471ヶ所で落語会をこなしてきたって話から。

ある時は公民館、またある時は個人のお宅や畑に張られたテントなど。
泊めてもらうのも、ある時はお寺の「新仏」を祭っておく部屋だったり。
ある会で、一人の子供がいいタイミングで笑ってくれていた。
が、母親が恥ずかしがり、「笑いな、笑いなって。」止めようとする。
とは言うものの相手は子供、笑いはおさまらない。
ついに怒ってしまった母親、三若さんの真ん前で大声で「ええ加減にしなさいっ。何がそんなにおもしろいのっ。」
演目は、カルシウム不足夫婦。
夫婦の、よくある(?)口喧嘩から、「ある、ある〜。」って思わせるディティールに光を当て、一つの落語に作り上げる。
夫が妻をぼろくそにけなす場面では、むしろ女性客に受け、逆の場面では男性客に受けていることから、三若さんのねらいがはまっていたのがわかる。
もうちょっと洗練される余地はあるとおもうけど、男性、女性どちらが聞いても楽しめる噺です。

続いて、桂こごろうさん。茶の着物に袴姿。
(演目、いらち俥はわかっていたので、裾の乱れを気にしないようにとの配慮か。)
裾を気にするような派手な俥屋ではなかったけど、客のもたれ具合をネタに織りこんで色々工夫を凝らしていたのがわかる力作。
(でも、高座から下りるとき足が痺れたのかよろめいたのはどうなん?)

中トリ、桂 米二さん
以前にも聞いた色紙の話から。
若草色の手ぬぐいが鮮やかで、青きな粉の袋に化けるとは。
やや短めの茶の湯。
NHKホールの大きさでは、茶碗をまわす仕草や表情が伝わらず、残念。
もっと早く行って、前の方の席をキープすればよかった。

中入り後、林家うさぎさん
お囃子はうさぎのダンス。(たらったらったらった〜うさぎのダンス〜。)
奥さんがカナダ人で、息子さんの名前をショーンにしようとしたとき、さてさて、どんな漢字を当てようか。師匠 林家染丸さんに聞くと、「勝運」がいいという。(字画が悪く不採用)
桂 文珍さんに聞くと「消音」!
結局、史恩にしたとのこと。
演目、悋気の独楽には多くの登場人物が現れるが、誰一人として物まねっぽい演じ方をせず、淡々と。

トリ、笑福亭福笑さん
以前にも聞いた千早ふるだけど、さてさて。
マクラでは、知ったかぶりの話、角座の話から、グルメの話。
養殖の魚をとやかくいう人がいるが、牛も豚も、米も野菜もぜ〜んぶ、言わば養殖やんけ。
グルメに関わる時事ネタもあったけど、多分放送できないのでは?

「ひゃくにんひとくび」に凝っているという人が登場、「おのこちょう」や「きよししょうのげん」、「き かんの」の歌が飛び交い、「にしゆき」から「ざいはらぎょうへい」の千早ぶるへ。
浪曲で説明したり、講釈で説明したり、果ては河内音頭、仏の道、天神さんの教え、、。
(「天神さんって金儲けに走ってるやんけ。」「こら、ここではええけど、繁昌亭で言うたら出入り禁止やぞ。」)

大爆笑につぐ、大爆笑、さてさて放送ではどうなるのでしょう。

2008.05.08

第7回城北にぎわい亭〔08ー029〕

多分、色んな事情があってY氏、H氏とも当選していながら欠席の第7回城北にぎわい亭。

今日は館長のあいさつもなく、さらっと始まる。
例によって例のごとく、桂 雀太さん注意事項から始まる。
マクラで軽く兄弟子雀五郎さんをいじる。
雀五郎さんは非常に寡黙な人で、私(雀太)は芸暦7年ですが、この間、雀五郎さんとは40分しか話していないと師匠にいうと、「ええがな、俺なんか25分や。」
世の中にはこんな寡黙な人もいればとんでもない無茶モンもおりまして、、、、、と、天災へ。
(最初尋ねて行ったのは、中川の御隠居さん。そういえば、誰も米朝さんの骨折話題をしなかった、、、、、。)

続いて、桂雀五郎さん
演題はくやみ。
大勢の登場人物がいる割に、噺がちょっと平板。

次に、桂雀三郎さん
トリに控える雀喜さんへのプレッシャーで、「宿屋仇は大ネタで、米朝師匠でも「うまいこといったことない。」と言っていた。私も何度か演りましたが、うまいこといったことありません。」
「噺家という仕事は楽なもので、体力もいらなければ責任もない、その点医者という仕事は大変な責任があるもので、、、、、」と、ちしゃ医者へ。
軽く20分程度で、それでも笑いをたっぷりとってトリ雀喜さんへつなぐ。

トリに登場、やや力の入った桂 雀喜さん
水色の紋付に袴姿。
伊勢参りを終えた兵庫の三人連れが何で日本橋に泊まるのか、って疑問をもっていたKさん!三人は前夜、奈良泊りでした。
後半、やや乱れがみられたものの、何せ大ネタ、喜六、清八、原兵衛三人の旅人と紀州屋の番頭 伊八、旅の侍 万事世話九郎の描き分けもしっかりしていて、十分楽しませてもらいました。

この後、一人いつものコースに行ったことは書かないでおこう。

Music繁昌亭らいぶシリーズ4桂米二「けんげしゃ茶屋」「寝床」

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2008.05.06

第45回あがき~一、余力を残すこと。〔08ー028〕

昨日のウォーキングも中止になったし、連休も終わりやし、さて、どっか落語でもいこか?って感じで、昨日の夜メールで予約した「第45回あがき~一、余力を残すこと。」

まずは、笑福亭鉄瓶さん
ひどい花粉症だそうで、花粉症同士は知らない人でも仲良くなれる。
また、鉄瓶さん、今年のテーマは「知らない人とお話をする。」で、電車の中で見かけたひどい花粉症のお父さんと話が弾み、、、、、と話が佳境に入ってきたところで、今頃入場してくる客がいる。
もう、気分台無しや。
なんやもあいつ、中年のくせに半ズボンはいて。

演目は田楽喰い。
(別名、"「ん」廻し"ともいうネタで、田楽を食べるのに、"味噌をつける"といって縁起が悪いので、「ん」のつく言葉を言えば、その数だけ食べられるって話)
仲間の一人が、「俺は歌でええか?」「おお、ええがなぁ」「海は広いな大きいな〜。」(「ん」は出てきません。)
「俺かて歌でええか?」「やってみいな」「で〜む〜しむし〜かた〜たつむり〜(自慢そうな顔)おまえのあたまはどこにある〜。つのだせ、槍だせあたまだせ〜。」(最初の二つだけ。)

続いて、桂歌之助さん、新作落語。
しばらく「あがき」を欠席していたので事情がわからなかったけど、これまでアンケートで主役やテーマを決めてきたという新作落語。
総理大臣が急遽孫の面倒をみなければならなくなった。で、視察に行く保育園に孫を預けて、、という噺。

中入り休憩、この間にさっきの新作の演題を会場からアンケートをとる。
アンケートをとっていたり、お茶子をしていた若い男の子、多分、新入門の落語家さんだろうけど、、、、誰?

中入り後、桂歌之助さん。
祝いのし。
「ほんに、甲斐(貝)があったわ。」
こういうネタは、誰につけてもらうんやろうって、ずっと考えてました。(あんまり演るひといないやんか。)

続いて、桂しん吉さん
師匠、桂 吉朝さんに入門するときの話。(以前聞いたことがあって、たしか、ここにも書いたので書きません。)
演目は遊山船。
「あれは、大屋形。」「おまえが金借りにいくとこ。」「あれは親方や、いらんとこで恥辱をあたえるな。」とか、「舞子か、芸しゅうの芽生え。」とか古い表現がいっぱいあって、楽しい。
恥辱なんて言葉を使ってたりすると、あとの「1本!ラムネが。」で、つい笑ってしまう。
(玉子の巻き焼きは川に流して鯉なんかの餌にして、魚が集まってきて餌を啄むのを楽しむって趣向なんだそうです。)

トリ、歌之助さん、へっつい幽霊。
発音は正しく「っつい」だけど、幽霊(からっけつの八蔵)と勘当された若旦那(作次郎)の違いがわからなくなってきた。

エレベーターがいっぱいになったので、H氏とは7階で別れました。
(H氏が登場したん、わかりましたか?)

2008.05.03

もんぼう寄席〔08ー027〕

ゴールデンウィーク後半初日のお天気は、朝からお出かけ。

大阪市の天王寺図書館、中央図書館に行き落語関係をあさる。
難波から西長堀、西長堀から大阪駅前ビルへと歩き、駅前第2ビルでJRの昼トク切符(320円)を買い、京都へ向かう。こうすると、自宅から近鉄で京都へ行くよりやすくあがる。
(参考 鉄っちゃんY氏のアドバイス)

※ちなみに、「あがる」は安い場合、高い場合には「高くつく。」といいます。
「安くつく。」っていうのは日本語の間違いですんで、ご注意を。

で、京都駅からまたまた徒歩で聞法会館へ。

P5030147

聞法会館は西本願寺の宿泊施設(宿坊?)で、半ば公共的なお安い施設。
で、落語会自身も前売り(予約)1000円。

ネタ出しなしの落語会で、チラシには桂雀五郎、桂 米二、桂 小米、中入り桂 米二とだけ書かれてある。

P5030145

会場は三百数十人収容のホールで、ほぼ満席。
客層は、世代的にはやや高いか。地元京都の方中心(であろう)の会。

P5030151

まずは、桂雀五郎さん
青緑の鮮やかな着物で登場。
話し出したところで手水廻しだと気づき、「ああ、またか。」って思ったものの、そのあきらめ感は覆される。
ゆっくりとした「間」で、ズク念寺の和尚も登場させず、和尚に絵を描かせるなど噺自体も大胆にブラッシュアップ。
今までの平板さがなく、メリハリのある手水廻しに仕上がっていて、ちょっとした驚き。
お客さんのノリにも助けられているのかもしれないが、雀五郎さん、なかなかやるやん!

続いて、桂 米二さん
米朝師匠が昔から、55才で死ぬって言っていたので、これまでも、よく米朝が死ぬ夢を見たが、もう今年83才になる。ってなマクラから天狗裁き。

次に、桂 小米さん
たしか以前にも聞いた病気のマクラから、噺も以前と同じ夏の医者。

トリに登場、米二さん。
マクラで、浄瑠璃を練習していたって話があり、寝床かとも思ったが猫の忠信へ。
今日のお客さんは初めて聞く人が多いだろうし、また、それ以上に受ける。

次回のもんぼう寄席は11月1日(土)だそうです。

2008.05.02

ナイトミュージアム〔08ー番外〕

大阪市立住まいのミュージアム 大阪今昔館での春のイベント、ナイトミュージアム。
「浪曲・講談・落語の夕べ」~上方話芸へのいざない~は大阪市と大阪商工会議所、(財)大阪コンベンション協会の共催で、事前申し込み、抽選制。

浪曲、講談、落語の三夜があり、会場内の「風呂屋」で行われる。
今日、5月2日は、浪曲の部。

ワタシ、浪曲は初めてです。

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時間も限られているので、演者は二人。
まずは、春野恵子さんの登場、「出世太閤記~長短槍試合」
(あらすじ)
信長が短い槍と長い槍、どちらの方がよいかと家臣達に尋ねた。
槍の指南番上島主水は短い方が取り回しが容易でいいといい、何につけても先輩達に逆らってばかりいる秀吉は長い方がいいと逆らう。
そこで信長は二人にそれぞれ五十人の足軽を預け3日間訓練するように命じる。
で、四日後、試合をして勝ったほうの槍を採用するということになった。
世間や、足軽達は槍の指南番をしている上島の方が有利だと、当然考える。
上島は厳しい槍の訓練をし、秀吉は3日間宴会ばかり。さてさて。

続いて、幸いってんさん
「左甚五郎より名工上方腕比べ四天王寺の眠り猫」
(あらすじ)
大阪へやってきた左甚五郎、昔、腕を競い合った名人の棟梁を訪ねてきたが、すでに亡くなっておりその息子が後を継いでいる。
息子は棟梁とは名ばかり、朝から酒ばかり飲んでいる。
父親の名声で四天王寺の門の仕事を請け負ったが、岡山からやってきた名人に仕事を取られそうになる。
そこで、立ち上がった名人甚五郎、、、、(ちょうど時間となりました〜。)

終了後、町家の見学ツアーがありましたが、ちょっと中途半端。
今度、真剣に半日くらい見に行こうかと考えています。


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おみやげにいただいた絵はがき
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