笑ろう亭あさひ寄席〔08ー014〕
まずは笑福亭松五さん、手水廻し。
何度か聞いたはずのネタ。
前座らしく、マクラも少なめに基本に忠実な高座。
「ゲップ」のタイミングがよく、つい、一緒に言ってしまいそうな。
続いて、桂こごろうさん。
地域寄席を踏まえた自己紹介やちょっとオーバーめのアクション。
最近は不景気で、、、節約が、、、○○したつもりの貯金、、、。
で、「つもり」「つもり」って言葉をうまく客の耳に馴染ませておいて、書割盗人。
そら笑うわ。
次に桂 春若さん。
お茶子役の松五さんが見台、膝隠しとお茶を持ってくる。
(例の)落語家は(ホンマは)儲かる。なぜなら一高座で出演料が(仮に)1万円として、時間給は3万円、日給なら20万円程度、それを月給にすると500万円。年収なら、ゆうに6000万円になるというマクラによく似た話がNHK「ちりとてちん」に使われていたというマクラ。
演目は鴻池の犬。
クロが体を冷やさないよう温めてもらう「ホットドッグ」や、う巻きが船場吉兆からの仕出しだったとか。
落語の部のトリは、笑福亭伯枝さん。
大阪のおばちゃんはよく笑うというマクラで、千林商店街では胸にヒョウやトラの顔が書かれた服を着たおばさんが多く、まるで動物園のよう。
でも、ヒョウの顔の模様の服を着ているおばちゃんの顔はイノシシだったりする。
演目はへっつい幽霊で、へっついの説明をしている間のアクセントはへっついだったけど、ネタにはいるとへっついになっていて(これがただしい大阪弁らしい)聞かせる噺になっている。
幽霊との博打のシーンでは「ファイナルアンサー」などくすぐりつつ、たっぷり楽しませてもらいました。
中入り後には、舞台設営を変更して海原はるか・かなたのご両人による漫才。
テレビとは違う面も見られたり、おトク感たっぷりの800円、2時間半でした。
あさひ寄席はおすすめです。(ワタシ的には電車賃がけっこうかかる。)
で、Y氏と王将へ。
☆この間、おいしかった餃子の大根おろし和えポン酢風味がなくなっていた!
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