NHK上方落語の会〔07-088〕
Y氏と同行。
まずは、桂都んぼさん。
NHKホールは大変広くて、舞台の上だけでも、都んぼさんもよく出ている雀のお宿全体より広い。
今日はかなり前の席だったので、マイクの声に違和感があった。
演目は、兵庫船で、船の帆を師匠に稽古してもらう話でくすぐりつつ、なぞかけを中心に。
船に乗っている描写が少なく(乗り込むところだけ)、揺れを感じない。
続いて、笑福亭銀瓶さん、何度か聞いた宿題。
くすぐりまで丁寧なしゃべりで、安心して聞いていられる。
続いて、桂ざこばさん、テレビでも見たことがある子は鎹。
鎹の大小を自ら持参しての解説付き。
ざこばさんのしゃべりは決して流暢なものではないけど、こうした噺にはぴったりでかえってリアリティがある。
中入り後、桂枝三郎さん、これまで大阪府の老人大学の講師をやっていたが、名前が悪いと「アクティブシニア講座」に変わったとのこと。
演目は、饅頭恐い。
好きなものを聞かれたある男、「きんぴらぼごー」には、吹き出しました。
炬燵の段落はなかったが、薯蕷(じょうよ)饅頭、羽二重饅頭、ふくさ饅頭などの食べ比べが楽しい。
オチは一言だけ、「お茶」ってさっぱりと。
トリに登場、林家染丸さん、自身が相撲好きだという話から、幸助餅へ。
長くはないし、いい噺なのにあまり聞かれないのは、大阪だからか?
今日は反省会なしで帰宅。
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