島之内寄席(十月席)〔07-090〕
Y氏、H氏と約束していたが、ワッハホールに入場後にH氏からのメール「二日酔いで欠席します。夜の部は行きます」。
おいおい、もう午後2時やでってつっこみながら、まあ、夜の部にこれればいいかって返事。
おっつけY氏も登場。
「H氏、二日酔いで欠席ですわ。夜は来るそうです。」「そうですか。」
Y氏と少しの雑談、開幕。
まずは、林家染太さん。
「こういう仕事をしているとあちこちに旅行に行かせてもらいます。」ってフリから、カナダの話題(カナダでは、「漢字」がはやっていて、胸元に「外人」とプリントされたTシャツや、肩口に「自民党」って入れ墨をした人など、これはこれで面白かった。)、旅の話題へと流し、東の旅の軽業に。
まさか、(いわゆる)前座の場面で、軽業が聞けるとは思わなかった。
染太さんの喜六は(他の噺家さんが演じるより)かわいく、早竹の虎一の弟子の「呉竹の筆ペン」などのギャグを織り込みつつ、後で登場する染丸師匠も手伝っているであろうお囃子に励まされながら、なんとか、軽業を演じきった。
つづいて、桂 三弥さん。
以前にも聞いた、妹の結婚話をマクラに、延陽伯を。
名前を書いてもらった後、扇子を見ながら首を左右に振っていたけど、上下に振らないといけないんじゃない?
つぎに、桂わかばさん、実はもう20年選手だそう。
このころ、後ろの席のおっさんのいびきが最高潮で、舞台に集中できない。もおっ。
演目は、片棒。
いつも、滑舌は「いまいち」だけど、今日の片棒は非常に楽しかったです。
多分、「笑い」では、今日一番。
中トリに登場した、林家染丸さん。
NHKテレビ「ちりとてちん」では落語指導をされているそうで、近いうちに役者として登場もされるそう。
演目は、三十石。
三十石の船頭歌も大好きです。
かけあいには、染太さんの声もはいっていたはず。
仲入り後の、笑福亭純瓶さん、何を間違ったかさきほどまで天満天神繁昌亭で待機していたそうで、仲間に指摘されあわてて難波へやってきたそうだ。
演目は、神崎京一さんの創作落語、閻魔の極楽。
主人公は大工のトメさんと、医者(肛門科)の藪さん。
二人で閻魔様の前へ引き出されたが、閻魔様が「痔」を煩っていたことから、話は広がっていく。
トリ、桂 文也さん。
ワタシ、初めてです。
入門されたときには上方落語会で上から約50番目、20数年経って、現在、30数番目。
毎日毎日、落語会に行くたびに「打ち上げ」に行くので、家では「あんたは花火か。」ってマクラから、上方ではなかなか聞けない小言幸兵衛。
大阪弁での小言幸兵衛もなかなか楽しくって、オチの「大事やで。」って所も大阪弁ならでは。
では、これから、大阪市立図書館経由、城北市民学習センター向かいます。
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