笑ろう亭あさひ寄席〔07-077〕
3回目の旭区民センターでの落語会、今回から笑ろう亭あさひ寄席とのネーミング。
旭区在住のH氏にチケットを買ってもらって、Y氏と一緒に参加。
そのH氏の来場を待たずして開演。
まずは、桂三四郎さん。
東京では女性を表現するのに、セレブやらマダムって言葉があるけど、大阪で3文字で表現すると、「おかん」と「おばん」の二つに別れるって話から、煮売屋へ。
何か「作ったもん、焼いたもん」で隣の荒物屋ってのは予想外。
煮売屋の注文で「口上」でなく「お品書き」ってのも初めて。
つづいて、林家花丸さんで千早振る。
最初に在原業平の「千早振る」の解説をしてから演目へ。
途中、歌劇になったり、恐山のいたこが登場したり。
「ちょっとは自分で考えたらどうやねん。」「え〜と〜。」「はい、時間切れ。」
次に桂 春若さん、米揚げ笊。
客席と一体になっていて、「2〜3町下がって、」とか「頭下げて謝ります。」のときに会場から「あ〜あ」の声。
中入り後、桂歌之助さん。
今日は比較的ゆっくりの口調で佐々木裁きを。
歌之助さんの演じる子供は何かずる賢く感じられて可愛くない。
また、今日はオーバーアクションが鼻に付く。
トリ、桂福団治さん。
よく「人情噺の福團治」などという表現があるが、簡単な人情噺ではないってことを「思い知らされる。」
ところどころにちりばめられた笑いの「たね」。
今日は、それがわかっていない客層だったみたいやけど。
「この坂を越えたら、幸せ〜が、待っている〜。」って。
願いがかなって、観音経を唱えている間に定次郎の目が開いていくって設定はドラマチックだし、映像的にも動きがあって面白い。
ラストシーン、観音様が登場して「ゆめゆめ疑う事なかれ。」のときに、会場で携帯電話がなる。
それも、2つも。最低の状況です。
最後は、オチにつなげず、「目の見えない人が見えるようになったという、ありがたい景清の一席でこざいます。」
終演後、Y氏、H氏とともに、関目の王将へ。
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