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2007.07.21

二十一日寄席〜文鹿・三ノ助二人会〜〔07-068〕

久しぶりの二十一日寄席。久しぶりの一心寺シアター倶楽。

メールで予約して、1,000円の落語会。
まず、登場したのは、桂三ノ助さん
白い着物を着けての登場、だけど、ちょっと「しわ」がよっている。
最初に、「桂三枝の弟子になるつもりは無かったのに。」との大胆発言から。

落語家にあこがれ、最初に桂 米朝さんの門をたたくも、「顔が(噺家に)向いてない。」との理由で断られ、桂春團治、笑福亭松鶴、桂文枝、笑福亭仁鶴、桂枝雀、桂ざこば、笑福亭鶴瓶にも断られた。
その後、たまたま会った桂三枝に申し込んだところ、「いらっしゃ〜い。」で、入門したとの話。
(どれだけ信じていいか分かりませんが。)
最近、栃木県で落語会に招かれ、お客さんがたった一人だったという話をマクラに、四人癖。

「しわ」のよった着物では、仕立屋の「ひで」さんの振る舞いが美しくないですね。

続いて、桂 文鹿さん
何をやろうかと考えながら、酒の粕。
2階の控え室には、これまでのネタ帳がおいてあって、それを見ているといろんなことが分かってくるとのこと。
21日寄席は、「ワリ」の落語会で、売り上げに応じて席亭と演者で分配するシステム。普通の寄席は「売り」で、あらかじめ演者のギャラが決まっている。
ので、21日寄席の場合、それぞれの演者が自由に、大胆に、自分の好きなことができるようになっている。
(「売り」の場合、どうしてもお客さんを意識して、自信のあるネタ、確実なネタをかける傾向がある。)

21日寄席では、最初に「おごろもち盗人」続いて、「くっしゃみ講釈」など、普通では考えられないネタが並んでいるとのこと。

こうしたおもしろさを続けるには、お客さんが少ないことが重要。だそうです。

続いて、三之助さん袴姿で再登場。
ネタは憧れのカントリーライフ(桂三枝作)

最後に、文鹿さん、仔猫。
威厳のある旦那さん、ちょっとびびっている番頭。
人物描写がよかったです。

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コメント

私のまくらの件は全くの嘘です!

師匠を尊敬し憧れて弟子になりました。
そして師匠にしか弟子入り志願してませんし!
我々の世界の暗黙の良識でどこかで断られたらその方の紹介や許可がないと別のとこでは取ってもらえないんですよ…

また、噺家サイドからの意見を言います。
まくらや落語の内容は詳しくサイトに公開して頂きたくないんですが…
初めてそのネタを聞く方もいらっしゃるであろうし、その為にネタ帳などをチェックしてネタを変えて会に取り組んでいるんですから…

それとあのネタは言わば師匠を侮辱しているとも取れる内容になっております。
何らかの形で師匠の耳に入るとと限らないのでは・・・

ですからテレビやネット配信のある繁昌亭では決してあのねたをかける事はありません!

だからこそ、それ以外で見れるライブならではの臨場感があるのでは

もちろん面白くなかったとか、下手だったとか、演じきれてないとかはどんどん遠慮せずに書いて下さいm(__)m
すいません生意気な事を言いまして…
もっともっと舞台を大切にしたいものですから!

マクラ部分、まさか、本気にする人はいないだろうと思うんですが。

こんなモノでも見て、実際に落語会に行く人が増えたらええんかいなぁとも思ってまして。
ナマで聞くと、こんなに面白いんでっせって伝えるのに、どの辺までって考えながら書いてます。
特にネタの内容は「落語本」よりは短く短くしてるつもりです。(ただ、マクラについてはちょっと書きすぎ?)

これからもう少し、絞るようにしますんで、またまた、ご意見お願いします。

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