紅雀と阿か枝(20)〔07-062〕
いつもは「早春の」とか「晩秋の」など、季節を表す「紅雀と阿か枝」。今回は20回目という記念すべき回に「二十回目の紅雀と阿か枝」っていうタイトル。
いつも、桂 紅雀さん、二席、桂阿か枝さん、二席に、ゲスト(っていうか、後輩の前座)1名の5席で、1000円というお得な落語会。
受付には、何故か笑福亭たまさん、と阿か枝さん。
客層も、いつもどこかで見かける常連さんが多い。
って、ワタシたちも、Y氏、H氏、K氏と4人連れ。
まずは、プログラムを見て驚く。「会場をおさえるのを忘れてしまい、、、、次回は来年になってしまいました。今年も早いものであし183日になってしまいましたが、どうぞよいお年をお迎えください。」って。
お囃子もちゃんと笛が入って、落ち着く感じ。(もしかして、この間笛の練習をしていたたまさんだったりして。)
今回の前座は、桂吉の丞さん。
以前より、顔(表情)も柔らかくなって、声もよく出ているし、滑舌もいい。
演目の米揚げ笊は、旦那に気に入られ、調子に乗ってしくじる直前まで。
おしい、もっちょっとやのに、全部聞きたかった。
次に、桂 紅雀さん、ビリーズブートキャンプねたのマクラから、夏の医者へ。
ちょっととちったところもあったりして。
マクラで、「ガラガラ」(キャスター付きのバッグ)の話題で、「こんなん似合うの文我兄さんくらいにならないと、、、」で、場内爆笑。
続いて、桂阿か枝さん。
マクラで、今日はこんなに大勢(50人程度)のお客さんが来るとは思ってもみず、パンフレットも37部しか用意していなかったとのこと。(ちなみに、35部はお客さん用、2部は二人の思い出用。今日は二人の思い出も持って帰ってもらいますとのこと。)
演目は、以前、(たしか)ここで聞いたねずみ。
西大寺、あさひ川、祭りなど岡山の名物を織り込んだ、岡山バージョンのねずみ。
中入り。
続いて登場した阿か枝さん、軽業講釈。
綱の上の、傘をもった太夫の演技を描きつつ、場内のかけ声を腹話術で聞かせるという離れ業。
(反省会で4人で飲んだときも、こんなん、見たことも聞いたこともないとのこと。)
8時45分になってから、トリの紅雀さんの登場。
演目はいらちの愛宕詣り。
「朝が早いと朝の香りがすんねんなぁ。朝にも香りがあるねんなぁ。」とか、「あのかか、亭主に恥辱を与えよって。」、時分の頭をたたきつつ「ばかばかばか。」って表現、師匠桂枝雀さんを思い出させませんか。
いやいや、今年もうないってのは、非常に残念です。
日曜日の「三人寄ればなんとかなる会」で阿か枝さんを聞きに行こうか。
で、例によって王将で4人で反省会、、、の後、H氏と2人で飲み会。
お疲れ様でした。
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