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2007.06.16

桂枝三郎の会 老人いこいの寄席〔07-054〕

老人いこいの寄席としては、今回が最終回とのこと。
いつも、入りが少ないので今日から椅子を並べるだけにしたところ、用意した椅子を上回る入場者に急遽椅子を追加したとのこと。

先ずは、枝三郎さん、宿屋町。

続いて、森乃石松さん、中風小便。
前半が、商売根問の「犬の糞つきうどん」の汚い話、後半が女性の小便の音で占いをするという、これまた汚い話。
たいして面白くもないし、ただ、「汚〜い。」って思わせるだけの話。
枝三郎さんも、「不思議な噺がありますねぇ〜。初代、森乃福郎さんもやってはりましたけど。」

また、枝三郎さんの登場。
次は、師匠、桂 三枝さん作、真心サービスおじんタクシー。
枝三郎さん、芸達者で何でもできる器用な人ですが、これなんかちょっと練習不足ですね。
アクセルとブレーキを間違えてるし。
運転手、桂文左衛門さんで文枝さんの物マネは面白かったです。

中入り後、林家竹丸さん
お囃子は植木等さんの「分かっちゃいるけどやめられない」(曲名は何でしたっけ。)
昨日の鹿政談とは打って変わって、こつこつ練習しているところがわかる丁寧なお噺。
角振町、松本肥後守、六兵衛さんは67才、鹿の守り役は昨日と同じ河内播磨。
竹丸さん、六兵衛さんも、その奥さんも、奉行も、、、どの人をとっても「はまって」いて、いい噺でした。

トリに、枝三郎さん、疝気の虫。


閉会後、エレベーターを待っていると、楽屋(カーテンの向こう)から枝三郎さんの話し声が。
「これも不思議なはなしやろ〜。東京では、疝気の虫はそばが好きで、わさびが嫌いなんや。大阪では何でもまんじゅうや。」

そんな感じですね。蛇含草は「餅」、東京のそば清(蕎麦の羽織、羽織のそば)は「そば」。
餅屋問答は「餅」、東京のこんにゃく問答は「こんにゃく」。

「うどん」と「そば」はともかく。  あと、かぼちゃとみかんも違ってるけど。

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