第153回TORII寄席〜卯月吉例 林家一門会〜〔07-028〕
14:30 TORII HALL
昨日に引き続いてY氏と同行。まずは、林家笑丸さんの「開口一番」は松山鏡。
「あの短いの?」と仰った方、正解です。
ワタシは、この後に何か「普通の」落語があるもんだと思って、拍手するタイミングを失いました。
続いて、林家染左さんの登場だが、見たことがない坊主頭・着物姿が座布団を返し、名ビラをめくっている。
林家一門であんな子いたかな?後で、調べよっと思ってました。
染左さん、「噺家は正味実働20分で、時間があるものですからお酒をよく飲みます。また、バクチをする人も多いようで、、」ネタは看板の一。
「おやっさん」が凄むあたりの描写がよかったですね。
次に、林家花丸さん。
子供の頃、そろばんを習っていて、、、って話から、あくびの稽古へ。
「微笑流うりゃせん家」「寄席のあくび」「ガオー」って笑いどころをちりばめて。
染左さんも、花丸さんもマクラからネタにスムーズに入っていく。
中入り。
正直、曲芸なんて見たいとは思っていなかったけど。
で、豊来家一輝さん。
最初、傘の曲って、あの(透けている)傘でボールや枡を回すやつ。ん〜、大阪にもこんな人いたんやってくらいの思い。
続いて、一つ鞠の曲、鞠とバチのジャグリング、「おおっすげっ」て感じ。
最後は土瓶の曲。
いっぺん見てみてください。驚き、感動モン、両手が痛いくらいの拍手。
帰ってきて調べてみると、豊来家一輝さんのお師匠さんは、豊来家幸治さんという方で、、、、、
まあそんなことより、ホームページを見てみてください。
さてさて、林家染二さんの登場。
何か薄い紙袋を持っての登場。
色紙でもプレゼントかと思っていたが、何と、先ほどの坊主頭の子(島井君)は見習い弟子で、今日4月1日でもあり、正式に弟子にするとのこと。
その場で島井君を舞台に上げ伝える。島井君は全然予想もしていなかった様子で、ぽかんとしている。
先ほどの紙袋には、名前は林家央二とするとの林家染丸さんの認可状が。
すごいサプライズで、拍手喝采。
もう、今日は手が腫れそう。
染二さん「こういう場に居合わせたと言うことは、みなさん、央二の暖かく見守っていく責任があります。」
あわせて、「4月29日には林家央二の初舞台になるので、是非、ご来場を。終了後入り口付近で売っております。」(笑)
ちょっと感動してたので、エイプリルフールでしたってなことにはせんといてね。
ネタは質屋芝居。
最後に、林家染丸さんの猿後家。
昨日の桂 雀々さんとは全くちがう、オーソドックスなもの。
やはり落ち着いて聞けました。(雀々さんとは上下もだいぶ違ってたけど、流儀?)
今日はいろいろ感動感激したいい一日でした。
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