新撰落語もぎた亭〔07-024〕
まずは、昨日の答から。
もう、十分おわかりでしょうが、「立ち切れ」でした。
「もう、弾かしまへんわ。たちきりました。」
桂 米朝さんは「弾けしまへんわ。」って言ってましたね。
3月22日、Y氏は本町の南光亭へ。
ワタシは天満天神繁昌亭で初開催の「新撰落語もぎた亭」(これまではワッハ上方)へ。
今日は、SKY Aのテレビカメラが入っている。
開口一番には、今、上方落語で一番ハラハラさせてくれる桂まめださん。
自己紹介から、小咄をつなぎ、袖から桂文福師匠に「しっかりしゃべれ!」と注意されつつ、寿限無を。
お茶子さんは、初めて見る、ころころっとした女の子。(のちに、桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ-文福さんのお弟子さん)さんと判明)
続いて月光仮面のお囃子で登場したのは、その桂 文福さん。「(まめだには)ハラハラどきどきします。」と、例によってマイクもいらないくらいの声量。(ほんま、繁昌亭くらいのキャパやったらマイクなしでいけるんちゃう?)
小咄をつなぎ、相撲甚句から新作、温泉男(生駒芳弘・作)へ。
オチはともかく、体中が温泉成分という男の紹介に、「肩は片山津、胸は芦原(あばら)、その下が玉造と有馬温泉中の坊、後ろが草津、飲んだら別府(げっぷ)、飲み過ぎたら下呂温泉。」には場内爆笑。
次に登場したのが、森乃福郎さん。
トレーニング(神崎京一・作)。
体力のないやくざの話で、ジムに通い体力をつけるが、、、。というお話。
中入りに、いつものまめださんだけでなく、ぽんぽ娘さんも「んなあほな」を売りに歩いている。
「全部売らないと、楽屋に帰れませ〜ん。」の声に、何人か買っていたよう。
中入り後、まずは、露の団四郎さんで、ダイピンチコート(神崎京一・作)。
公民館裏の空き地にあるテニスコートがつぶされ、マンションが建つという噂、埴輪を埋めて遺跡があるかのように見せたり、バリケードで工事の妨害を企てたり、ニセ霊媒師をやとって工事の邪魔をしたりというドタバタ噺。
随所にネタが仕込まれてあり、これも、大爆笑。
トリに登場した、笑福亭純瓶さん。
ふるさとの千本桜という噺。
近所のどぶ川公園にある桜が、道路拡幅に伴い撤去される、地元の住民がどこかに移植しようとするが、、、。
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