染左・由瓶 ふたり会
12月10日 TORII HALLでのふたり会。
実はこのブログを書いているのは、16日深夜というか、17日朝というか。
ここまで遅れたのは、ちょっと書きにくいことがあったためで、まあ、1週間経ったことだし、そんなに読まれているブログでもないしということで、書くこととしました。
まずは、笑福亭呂竹さんの犬の目から。
何か、呂竹さん、犬の目ばかり聞いているような気がする。
続いて、笑福亭由瓶さん、おごろもち盗人。
マクラで「今日は、いつものわたしの客層とちがい、上品。皆さん、染左さんファンでしょ。」
今日は、初めてのふたり会で、同年齢の二人が互いにリクエストによる演目を演じるという、一見お楽しみな落語会。
由瓶さん、ちょっと大阪弁とちがうのかなぁ、と思ってしまうと、ついついそれが気になって、「いやいや、そのアクセントはおかしいやろ。」とか考えてしまい、話に集中できなくなる。
兵庫県出身だが、ちょっと違いますね。
また、なれなれしい話し方もどうかと思う。
(この時点で、ワタシの由瓶さんのイメージはかなり下がってきている。)
次に、林家染左さん、崇徳院。
夏場の染左Five Daysで感じていた、「なんとなく、冷たそうな感じ」は今日も感じられ、由瓶さんのいう「シュー」っとした感じ。
そのためか、若旦那はいい感じに描けるが、手伝いの又はんはちょっと・・・・って感じでしょうか。
中入り後、林家染左さん、由瓶さんのリクエストによるお玉牛。
由瓶さんは、「シューっとした染左さんに、夜這いの役をやらせたかった」とのことだが、いじわるとしてはねらいが的中。
何でもできる器用な染左さんだが、夜這いはともかく、お玉は何か水商売の女性みたいだったし、、、、、。
トリは、笑福亭由瓶さん、瘤弁慶。
瘤からでてきた弁慶が名乗りを上げるところで全く台詞が出てこない。
大汗をかきかき、何度か言い直すが、パニックってしまって、どうにもならない。
アンケートにも書いたが、「最悪」
互いのリクエストで、普段やらない演目を、、新鮮な雰囲気が味わえるはず、、という目論見は最悪の結果を招き、正直「金、返せ!」って気分で帰ってきました。
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