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2006.11.02

太融寺本坊オープニング落語会 桂文我落語会

Y氏お勧めの桂 文我さん、太融寺落語会。

昨日は仕事の都合で深夜に帰宅したため、昼頃から眠たかった。
こんな日の落語会、特に椅子席はちょっと苦痛でもある。
Y氏に、「椅子席ですか?座布団ですか?」と聞いたところ、座布団らしいとのこと。椅子席なら居眠り必死の状態ではある。

また、予定していたH氏が急遽行けなくなり、代役に、太N氏。

新装(?)になった太融寺の本坊、初の落語会。
椅子席!
例によって、文我さんの落語会では、CDや色々なグッズ、書籍などが売られていて、新書版の新しい本が出ていた。「落語「通」入門」(集英社新書)
買おうとすると、会の終了まで待てば文我さんのサインがしてもらえるとのこと。
で、自分の名前を書いてサインをお願いしておく。

まずは、桂まん我さんの開口一番で、寿限無。
太N氏は全く落語会自体が初めてだったため、寿限無はよかった。

続いて、桂 文我さんで、千早ふる。
文我さんはじめての演目だそうだ。

オープニング落語会というめでたい席ということで、黒紋付きで登場。
なんでも、太融寺本坊は文我さんの師匠である枝雀さんが小米だった頃から落語会を開いていたところとのこと。
また、約240年前に上方落語中興の祖ともいうべき、桂派の祖、桂 文治が檀家だったということで特に「桂」の噺家さんには縁のあるお寺。
太融寺は正式には佳木山太融寺といって、佳の字の右半分「圭」と木の字をあわせて「桂」を名乗ったということ。
もしこのとき、桂 文治が綾小路文治と名乗っていたら、文我さんも綾小路文我となっていた、、、、のか、というお話。
桂 文治は多くの作品を残し、蛸芝居や千早ふる、崇徳院が有名だが、今日は文治にちなんで千早ふる、崇徳院、昆布巻芝居の三席の予定。
で、最初に、千早ふる。

次に、芸者ワルツのお囃子に乗って登場した、真っ赤な着物の桂 三象さん。
演目は、アメリカ人が家にやってきた。
短い話なので、たっぷりのマクラで。
今日のお客さんは、いいノリで、全体にうまく演者を乗せている。
特にY氏の左方向の女性は、楽しいノリで、「ぞくぞく」するような笑い声を聞かせてくれた。
(Yさん、これくらいの表現ならいいでしょう?)

続いて、文我さんの崇徳院だけど、不覚にも、すこし居眠りをしてしまった。いかん、いかん。

中入りの間に、太N氏と外まで出て煙草を吸い、目覚ましに。

トリは、文我さん演じる昆布巻芝居。

いつも、近所におかずをもらいに行く「やもめ」の男。昔食べ物にあたったことから、鼻がきき、臭いだけでおかずの中身や量までわかってしまう。
いつも、おかずをもらいに行く商家の今日のおかずは鮒の昆布巻き。
商家の主の好物で、主は今日だけはやもめにおかずをやりたくない。
やもめは、主の好きな芝居話、宮本武蔵、を使って昆布巻きをせしめようとするが、、、。

初めて聞いた話で、居眠りをする暇もなし。

ハメものともうまくマッチして、いい話に。

最後には、オープニング記念として、抽選会。
残念ながら、3人ともあたらなかった。

終了後、例によって、王将で餃子。
太N氏の落語会デビューの祝杯。




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