第14回大成閣寄席
今日は、大成閣寄席繁昌亭バージョン、いつもは心斎橋の中国料理大成閣で開かれる笑福亭三喬さんの落語会。
ですが、ワタシは欠席。
今日は、11月22日で、「いい夫婦」の日。
だからという訳でもないが、休暇を取り、嫁はんとベーカリーレストラン・サンマルクで、「ランチの女王」っていうコースを食べてきました。
その後、夕方まで寒い部屋にこもってパソコンばっかりいじっていたせいか、どうも寒気がして、繁昌亭へ足が向きませんでした。
で、今日の寄席風景を、特派員2号(勝手に2号にしました。多分「いい夫婦」の日は知らなかったはずの、いつものY氏)がメールでお知らせくださったので、掲載します。
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今日はN氏と二人で参加。招待客を含め200名強、補助席にも少し座った状況。
1,000円の食事券付で大成閣はとても太っ腹。年に一度はこういった企画もいいかなと思った。
オープニングの挨拶で、世話役が寄席の馴れ初め(そばで落語会があるが、中華ではできないのかと持ちかけ、小麦同士、できないことはないということでスタート。)
次に、大成閣の専務が席亭として挨拶され、【会社がつぶれる】、【客が来ない】、【三喬さんがやめる】のどれかにならないかぎり、寄席は続けると宣言。
長い挨拶で、喬介さんがまくらで、「10分の挨拶、昼席なら一人の話が終わっている」とのふり。
手水回しを1席、訛りが少なく、上品な田舎言葉になっていた。雀々のオーバーアクションの落語に比べると、笑いが少ない。
次に、喬若さんが、禁酒関所。
松阪の大リーグの契約金60億円で、これまでのギャグの年俸7桁差が真実味を増すとのコメント。
昨日の福笑さんの「60万もらったら8時間落語をシャベル」のほうが聞いててさらりとしていると思った。
酒を内弟子の喬介は飲めるが、師匠と兄弟子はさっぱりで、あんみつで一杯。
下戸の喬若さんの酔っ払いがくどくなく、笑いを誘った。
本命三喬さんの登場。まずは花筏。
早くも本場所が終わった。朝青龍が強すぎて、2敗ぐらいのハンディをつけてちょうどかもとのコメント。
木村と式守の軍配の持ち方の違いを説明(陰、陽)。
いろいろまくらに事欠かず、いつ話がはじまるのか。
しかし始まると笑いの渦。
中入り後、看板の一。
賭け事がないとつまらない。
三喬さんも年末の商店街のがらがら抽選が好きでよくいく。
東京である人が特等の出るのをずっと待っていたが出ないので、中を検めると確かにあった。
玉が大きいのかと思ったが、そうでない。
その原因を産大機械科卒の三喬さんが調べたら、はすれが重く、特等が軽いので、はずればかりが出て特等はなかなかでない。
係りの人が「ゆっくりと回して」というが、ゆっくりまわすとますますはずれが出やすい、早くまわすのがコツとのこと。
また、ボンクラは、丁半博打でこまがそろったかどうか早く計算できるのが盆に明るく、なかなか計算できず胴元の親に迷惑をかけるものが盆に暗いことから、親に迷惑をかける息子をボンクラというようになったとのこと。
それから花王(?)の毛髪剤の紫電改のいわれ、なぜ戦前の戦闘機名がついているのか問い合わせた。
その謂れは、神の国のとりでは、神(髪)の国を守る最後の砦である戦闘機の名前をつけたとのことでした。
話は軽快に進み、あっという間にお開き。
8時20分に終わり、それから楽屋見学、楽屋は思ったより狭く、昼席で関係者が全員揃うと若手は立っているのかなと思われる。
ねた帳が置いてあって今日の寄席が書いてあった。
その後舞台に上がり、三喬さんとツーショット、そして見台の前でハイポーズ。
楽しんで8時半にお開き。
今日は反省会もなく、まじめに落語だけの一日でした。
それではさようなら
年賀の写真ができて喜んでいるYより。
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ありがとうございました。
是非、その写真をおくってください。
ここに掲載しますので。
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