島の内寄席(11 月席)
ワッハに入ったのは6時30分ちょうど。不覚。
一番手には、林家染太さんで犬の目。
話の感想を動詞で表すと、「走る」。
何かに急かされるような早口。
続いて、露の吉次さん。
初めて聞いたが、いい間ですね。
残念ながら、声は出てへんけど。
マクラで師匠が五郎兵衛を継いだので、露の五郎が空いているって話。
演目は夢八。
夢八の登場の描写では、先程の犬の目の患者を引き合いに、「目も大丈夫そうやし、片足もあげへんし。」
次に桂枝女太さん、鮮やかな白い羽織で、「決して、散髪の途中で逃げてきた坊主ではありません。」
演目は、鹿政談。豆腐屋の六兵衛さんは、いつのまにか75才。
今ならせめてこれくらいでないと、「もうろく」できないですよね。
納得です。
中入り前に登場した、笑福亭福笑さん。
福笑さんの今日の高座を動詞でいうと、「飛ばす」。
いや、飛ばす飛ばす。
マクラから、松坂の60億円の話題に触れ、「ワシやったら60万円でも、これから8時間ぶっ通しで落語できるっちゅうねん。ホンマ。」
初めて聞いた「きょうの料理」は、中国人の料理人[ルーチョンキ]さんのお話。
「中国人、細かいこと言わない。」ってフレーズや、料理の名前、豚肉の和風中華炒めナボリターナ、蚊の目玉炒め、パンダの踊り食いなど大爆笑。
福笑さん、あいにく喉の調子がよくなかったみたいですが、さすがの一言です。
中入り後、笑福亭伯枝さんで、へっつい盗人。
マクラであった、フラワーショーさんのバラさんのお話、先月、なくなられたそうです。
「あの、どう見てもおばはんが、舞台に立つと、立派な、、、、、おっさんでした。」
さて、今日のトリ。
桂 小軽さん。
久々におみかけしました。「世間ではやめたんちゃうか、とか、刑務所に入ってるとか言われてるそうで。」
実は、何だったのかは聞けませんでしたが。
演目はちしゃ医者。
今日は、反省会には参加せず、一人帰途につきました。
さあ、明日は仕事を休むくせに、夜は繁昌亭、笑福亭三喬さんの大成閣寄席。
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