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2006.09.18

天満天神繁昌亭こけらおとし公演(四日目 第1回)

天満天神繁昌亭のこけらおとし公演ももう4日目、9月18日の第1回(午前11時半開演)公演。

今日の公演は、笑福亭仁鶴さんメインの会。
(笑福亭仁鶴一門会のような。)

表では、染二さんの鉦(かね)、たまさんの(小)太鼓などが開場を知らせている。

しょっぱなは、笑福亭智之介さんがあでやかなピンクの着物で、繁昌亭のピンクの座布団に着く。
ネタは元犬。
(例によって、持ち時間10分とのこと。)
マクラもそこそこに、噺にはいる。
仁智さんのお弟子さんで、というか、さすが、笑福亭の人々は笑わせてくれる。

つぎに、林家染二さん、「くるま屋」といっていたが、いらち俥。
ただ、車夫がえらいおじいさんで、15日に聞いた桂 文華さんのとは設定がちょっと違うような気がする。

続いて、笑福亭仁嬌さんで、替り目。
どうも、仁嬌さん、まじめな方のようで酔っぱらいのいい加減さ加減が伝わってこない。
そこで、噺に入っていけないところがある。
酔っぱらいって、もっと「ぐだぐだ」でしょ。

あまりお酒を飲まれないのか。
この間の笑福亭松枝さんのときも思ったけど、我々のまわりの酔っぱらいとは全然違うふうに描かれている。
(我々のまわりの酔っぱらいとは違うのか。)

続いて、笑福亭仁扇さん、青菜。
仁扇さん、初めてだったけど、面白かったです。
青菜も楽しく聞かせてもらいました。
こういう方の独演会へ行ってみたいですね。

ちなみに上方落語協会の仁扇さんのプロフィールのページには、自己PRで「ワリと面白いですよ!!」って。

次に、中トリ、笑福亭鶴瓶さん、私落語で「お母ちゃんの笑顔」。
ねたバレするので、内容はかけませんが、生意気盛りの学少年が青バナたらして立っている情景が浮かびそうです。
お母さんは、割烹着みたいな服だったんでしょうかねぇ。

中入り後、口上。

今日は、全出演者が登場し、それぞれ挨拶するもの。

左から、染二さん、仁嬌さん、鶴瓶さん、仁鶴さん、慎悟さん、仁扇さん、智之介さん。

続いて、露の慎悟さん、鰻屋。
鰻屋の女将さんが店にいるバージョン。
「ワシが鰻をさばくときは、薬を用意しとけって、、、」っていうのと、大将が鰻をさばこうと店の外に出てから帰ってくるパターンとありますね。
今日は前者。
演者さんによって違うだけなのか。ルーツが違うのか。

トリ、笑福亭仁鶴さんで、道具屋。

我々の世代には、「仁鶴」という名前に、何か妙な思いがあって、出てきただけで、何か楽しくなってしまう。
多分、今日のお客さんも世代としてはそんなに離れていないのだろう、ちょっとしたことで笑ってしまっている。
今日の道具屋は秀逸で、人間描写が素晴らしかった。
登場人物の台詞のあと、何を言っているのか、もにょもにょと仁鶴さんが唇を動かす。
それは、怒りであったり、恥じらいであったり。
何となく、現実と虚構とのすき間を楽しませてくれる。

時間の関係があるのか。道具のうち、短刀やスタンド、おひなさまにはふれない短いバージョン。

繁昌亭のこけらおとし公演は9月24日まで続くが、とりあえず私のこけらおとし「通い」は終了。
(「通い」って、2日だけやん。)

次の予定は、9月21日(木)島之内寄席の予定。

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