上新庄えきまえ寄席
〜桂文我プロデュース落語会〜と銘打たれた、第267回 上新庄えきまえ寄席は午後6時30分から上新庄春日神社集会所2階で。
たまたま、当日は東淀川区に仕事で出かけており、阪急京都線「上新庄」南出口から3分の会場には午後5時には到着していた。
集会所前には三重ナンバーの小豆色の自動車が。
開口一番、桂まん我さん、船弁慶。
誘いに来た清八が友達の名前を告げるのに、「うどん屋のたま」っていうのがあって、吹き出してしまいました。
世紀末亭の船弁慶は枝雀寄席(ABC)の桂 枝雀さんの1981年のものが掲載されていますが、ここでは「米屋のヨネ公に牛(ぎゅ〜)屋のウシ公、金物(かなもん)屋のテツに風呂屋のユゥ公、花屋のウメに酒屋のトラ、動物園のクマ公」なんですね。
オチも、歩いているとついてきた氷屋さんとの会話のなかで「弁慶」って言葉をうまく使ったもの。
続いて、桂 文我さん、歯抜き茶屋。
設定がわからないっていうか、なんでそんなことをするのかがよくわからないので、ちょっと引いてました。
ある程度噺が進むと、でオチも予想される。「へたな歯抜き師でございます。」
中入り
中入り後、桂 三象さん、桂 三枝さん作の神様のご臨終。
何度聞いても、弁天町のうどん屋のところはおもしろい。
20世紀の神様の話なので、いつまで使えるか。
三象さん、自分でおっしゃってましたが、非常に練習熱心だそうで、今日も朝から真剣な練習を何度もやってきたそう。(で、もう「へとへと」だそうです。)
30才になってから三枝さんに入門したことと、四国出身で大阪弁じゃないことをハンデだとおっしゃってました。
ところで、三象さん、誕生日がワタシと一緒です。がんばってください。
トリは、桂 文我さん、三井の大黒。
文我さんも三象さんの練習熱心さを言ってました。
時間をかけて練習して得られるのが「芸」だろうと。
練習、修行、修練を重ねて、、、、という話から名人左甚五郎へとつなぎ、三井の大黒へと進んでいく。
上方落語の三井の大黒は初めて聞いたけど、政五郎を大阪出身という設定にしているので大阪弁でそのまま行けるし、いい感じですね。
アンケート用紙が配られていて、さて、何を書こうかとおもったが、やはり今日の一言としては「狭い」「窮屈」とうこと。
早く行けたので、椅子席の1列目に座れたが、座布団だったら一人一枚分のスペースしかない。(余裕なし。)椅子でも身動きがとれず。
また、文我さんは人気あるしねぇ。
終了後、桂 三歩さんが、次回10月の三象さん会の告知をされてました。
※三象さんなら、少しすいているかも。(失礼!)
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